世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

絞りに絞って

2019年01月27日 | 出版
乾いたスポンジから水を出すような作業が続く。


やっと27000字落とした。

目が腫れるくらい打ち込んだ。

まるで泣き明かしたかのようだ。


結局削除したほうのボリュームのほうが多くなってしまった。

これでも一冊の本ができそうだ。


ここまで絞って、

いったいどんな本が出来上がるのか

皆目見当がつかない。

だが、楽しみだ。


それを確かめるためにも

明日から東京へ行く。


それまで入稿しなきゃ。



冷え込んだ日、

友が訪ねてきてくれた。



暖炉の前で、

つかの間の息抜き。


苦中に楽はないけれど、

苦しみの中に楽しみを見出すことはできる。


その先にある達成感がわかるから。



【余談】


浪人時代、

寝てるとき以外は常に本を手放さなかった。

教科書であり、辞書であり、参考書を。

食事中はもちろん、

お風呂もトイレも。


寝ているときもカセットをかけていたなあ。


で、目が腫れた。

結膜炎になって

お岩さんのようになった。

それでも、辞書は手放さなかった。


それくらい打ち込んでいた。

それも青春の一ページ。


そして、

今、

『老春』を謳歌する。