世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

満月の夜

2019年01月22日 | 100の力
満月の昨夜、

一つの作品が完成の暁を見た。


その瞬間、

静まり返った森に一涼の風が吹き

木々を揺らした。




いよいよ手放す時が来たのだ。

変革の幕が開く。

人生の新しい節が始まる。

ボクの血が滾(たぎ)り、

胸が躍動した。




想いの丈を宇宙へ向けて放り投げ、

そこに自らのアイデンティを見出す。


いつもと違う自分を感じた満月の夜空だった。


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太陽が男なら、女は月。。

太陽の日で月は輝く。

月は太陽なしでは漆黒の闇に身を潜める。

ならば地球は何なのか。

星に問うてみた。

地球は子であると、

流れ星が教えてくれた。


地球はやや傾き、自ら回りながら、

父なる太陽を一年かけて回る。

母なる月は、常に子の周りを見守るように回り続ける。

時に身を隠し(新月)

時に煌々と照らし(満月)、道標(みちしるべ)となる。


何と神秘的なことよ。


人はみな宇宙を持つ。

いや、

人そのものが宇宙なのだ。


自らの体内に小さな宇宙を抱き、

且つ、母の胎内にいたころの安らぎを感じつつ

掌を翳(かざ)し月光浴に浸る。