世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

虚脱感

2019年03月04日 | 100の力
幸せな日々を過ごした後は、

決まって空虚な気持ちに襲われる。




これも試練だ。

そう言い聞かせる。


耐えることを知らなければ。

待つことを知らなければ。


虚しさが愛を増幅させる。


苦しいときは苦しめばいい。

避けたり逃げたりしてはいけない。

むしろ真正面から向き合うのだ。


そして、

「苦しさを楽しむ」術を知る。



なぜ苦しみ悩むのか。

それが次へのステップの踏み絵となるから。


これを乗り越えた先に

光明が見える。


抗うことなく

受け入れる。



そもそも、人生というのは、

この世に生を受けた時から苦の連続なのです。


苦があるからして、

楽しみや幸せが感じられる。


つまり、

苦と楽(幸せ)は表裏一体なのです。


苦しみの中に喜びや楽しみ、幸せ見出せ(感じれ)ば、

むしろ苦しみそのものが喜びに変わる。


必ずしも「苦あれば楽あり」とはならないが、

「苦中楽あり」とは言える。


幸せや楽しみをいくら外に求めても

それは一時のもので、

本来内にあるもの。


そして、探したり、作ったりするものでもなく、

感じるもの。




寂しさを感じれば感じるほど、

空しさを覚えれば覚えるほど、

次の喜びもひとしお増すのです。



【補足】


苦は生きるために必要なものです。


苦は永遠であり、

満たされるのは、一時。


常に満腹状態であれば、

食べ物のありがたみは分からない。


常に満たされていれば、

幸せさえ当たり前になるでしょう。


何かに不満を覚え、

それを埋めようとするところに

動きが現れる。


それが生きている証となるのです。