世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ゲイになりまして!?

2016年12月09日 | 
旅はまさに未知との遭遇、未知の体験。


ハバナでの二日目の夜、

ダニエルに踊りに行こうと誘われた。

何時から?と聞くと。

10時だという。

夜の10時から、ダンシングナイト。

金曜の夜。

フライデーナイト・フィーバー、か?


ダニエルは何やらめかし込んでいる。

気合い張ってるなー。


そして、タクシーで会場(?)へ。

ところが、あれ1? Closed.

二軒目もClosed.

そしてやっと3軒目に辿り着いた。


そこは、ディスコクラブ。

チョッとサルサとはイメージ違うけど、

マ、いっかー。

ということで、

黒装束のブラックガイに入場料$3(一人)を払って中へ。


Dancing in Havana


熱気ムンムン。

音はガンガン。

光はチカチカ。

どこも変わらぬダンシング・オールナイト。

さっそく金髪のカワイ子ちゃんをゲット。




ダニエルはめかしこんでいるだけに、浮きまくり。


続いて、腰をくねらせセクシーダンスを披露しているスレンダーな黒人の子と密着ダンス。



ところが、突然ダニエルが怒りだして、ボクを外に連れ出した。


そして、怒鳴った。

Are you gay?

(continuing)











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12月8日(木)のつぶやき

2016年12月09日 | ライフスタイル
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ハバナビエハ(旧市街)の休日

2016年12月08日 | 
今回キューバへ行ってやりたいことは、はっきりしていた。

もちろん、学生時代からの思いを果たすことが第一の目的に変わりはなかったが。


キューバに行くならこれだけはやりたいリスト。
 
① モヒートをしこたま飲む



② キューバンリズムに浸り、サルサを踊る
 
        バンドと一緒になって演奏、ダンスをする筆者


        店の外で陽気にサルサを踊る80歳のおじいさん

キューバはお年寄りが元気だ(日本も見習いたい)


③ 葉巻を吸う (ゲバラと同じ銘柄)

④ ゲバラ ヘミングウェイの面影に浸る

⑤ カリブ海で泳ぐ


そしてこれまで海外に行ってチャンスがあれば必ずやってきたことに乗馬がある。

(これまで約20か国で馬に乗ってきた経験がある)


だが、最初キューバで馬に乗ることは想定していなかった。

キューバで乗馬というイメージがわかなかったのだ。

まさかキューバで乗れるとは。

嬉しい誤算だった。


ハバナには馬車がいたが、それはあくまで観光用だった。

それは高いだけで、ボクにとっては興味の対象ではない。


ニューヨークをはじめ、世界の多くの街では観光用の馬車が走っている。

ある意味見慣れた光景だ。


なぜ日本ではそうしないのか、不思議だ。

(湯布院の辻馬車はあるが)

熊本の街おこしで馬車の運航を提案したことがあるが、けんもほろろに却下された。

今一度、提案してみよう。(あきらめてはいない)


実は、もう一つ期待していなくて思いがけず実現できたことがある。

それは野球だ。

キューバは、中南米の中で唯一サッカーより野球が人気がある国である。

乗馬と野球に関しては、また別の機会に書くことにしよう。


ここでは、ハバナビエハ(旧市街)について述べよう。(前置きが長くなったが)


遅い朝食が済み、ハバナビエハ(旧市街)を散策してくるというと、

CASAの末っ子であるダニエルが案内を買って出た。

彼は、昨夜ここのママと一緒にボクを迎えてくれた男性だ。

ガタイが大きく、強面だが笑うと優しい顔になる。

どう見ても30代には見えるが、本人は22歳だというが信じがたい。


       モヒートでカンパイ!


強い日差しの中をブラブラと歩いて

10分ほどで目指すオビスポ(Calle de Obispo)通りにやって来た。

この通りがいわばメインストリートだ。



車が入れない遊歩道になっているので、

お土産屋やライブをやっているレストランなどを眺めながらのんびりと散策できる。


とりあえず通りの入り口にあるフロリディータ(Floridita)に立ち寄る。

ここはヘミングウェイが足しげく通った店で有名。

カウンターの端に実物大のヘミングウェイの像が設置されている。


      オジサンが居座って入る余地なし

いつもお客さんでごった返していて、とても近づけず、ダイキリにもありつけなかった。

(次回の楽しみに取っておこう)


ヘミングウェイはボクの大好きな作家。

実は、アメリカのフロリダ州キーウェストでも彼のお気に入りの「スロッピー・ジョーズ・バー」や

今は猫屋敷となっている彼の邸宅も訪れたことがある。


書店という書店に入り、彼の「老人と海」を探したがどこにも置いてなかった。

だが、古い彼の  を格安(2冊$10)で入手することができたのは実にラッキーだった。


      表紙が黄ばんだ2巻になっている小説集(お値打ち品)

そのあとは、数件のレストランバーをはしごし、

モヒートを飲みながら日が暮れるまでキューバンミュージックに酔いしれたことは言うまでもない。


      女性のバンドは珍しい




      オヤジバンドが多いな



いたるところでこうしたバンドが演奏し、歌っている。
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12月7日(水)のつぶやき

2016年12月08日 | ライフスタイル
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CASAの食事

2016年12月07日 | 
初めての土地へ行ってまず何をするかというと

宿の周辺の様子を知ることから始める。


周囲はどんな環境なのか、

近くにレストランやマーケットなどの店はあるのかなどなど。

つまり危険度(安全性)と利便性のチェックだ。


夜に着くと、まったくと言っていいほどそうした様子がつかめない。

深夜の12時を回ってタクシーから見る光景は

すべての家が寝静まっていて、

お店らしきところもあるのかないのか分からない。

外灯は角々に薄暗く灯っていて、

たまに人が歩いている。

緊迫した危険性はあまり感じない。

「夜道も歩けそうだな」という印象を持った。


ただ、ベトナムのように

深夜まで開いてる店や、

飲んだり食べたりしているような光景は全くない。

みんな夜はどうしているのだろうか、

という不安にも似た疑問が頭をよぎった。


さて、一夜明けて10時ごろ遅い朝食を宿のお母さん(CASAの主)に作ってもらう。



CASAは夕食と朝食を頼むことができる。

てか、向うから、作るよって言ってくれる。


     初日の朝食

卵料理とパン、コーヒーにジュースそしてフルーツ。


     初日の夕食

この日のメインは、チキン。

ちょっと甘めのソース。

定番の黒豆のスープはご飯にかけて食べる。

そして、トストネス(tostones)と呼ばれる

青バナナを揚げた付け合わせ。

これも定番。


夕食$10、朝食$5.


一見高そうだが、観光客向けのレストランで同等のメニューを食べるより断然安い。

量があるのでおなか一杯になる。

第一、毎日外に出て、今日はどこで何を食べようかなどと悩まないで済むし、

家庭料理が食べれて、ボリュウムもある。

質素だが、いわゆるチョットしたコース料理といえる。


というわけで、まだ時差ボケ眼でシャワーを浴び、

遅めの朝食をとると、

すかさず、ダニエル(CASAの息子)が街を案内するよって言ってきた。


さて、最初のお目当て、

街が世界遺産になっているハバナビエハ(旧市街)へ繰り出そう。


今回、20日間、4都市、全行程CASAに泊まり、
(バス車中泊2泊)

朝夕食をそこで頂いた。

だいたいでどこでもメニューのパターンは似たり寄ったりだ。


       サンチャゴデクーバの初日の夕食にメインは魚料理


       ママさんが作ってくれた



       2泊目は豪華にロブスター(盛り付けも立派)



       カマグエイでの食卓(at home な感じがいい)



       トリニダでは優雅にパティオで


       メイドのカルメン(陽気で世話好きだ)


最終的には、

キューバの家庭料理がどこでもおいしすぎて

太ってしまった。(3k増)

一日朝夕2食だけにかかわらず。


それに、外で食事することは一切なかった。

モヒートとビール、それにコーヒーはしこたま飲んだけど。









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12月6日(火)のつぶやき

2016年12月07日 | ライフスタイル
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CASA (カサ)

2016年12月06日 | 
スペイン語でCASAとは「家」という意味である。

個人の家の一部を旅行者に提供するもので、

正式にはCasa Particular(カサ パルチクラル)という。

そして玄関先には必ず青色のイカリのマークがしるしてある。



最近、日本でも流行(?)のエアビ(airBnB)の先駆けみたいなものだろうか。


深夜、空港から向かった先は「ミルタさんの家」だった。

タクシーのドライバーも住所を頼りに、

途中2人の人に道を聞きながら、

30分ほどかかってやっと一軒だけ明りの灯った家に辿り着いた。

それは住宅地の一角にあった。


      昼間は人通りも多いが…


夜中の12時を回っているとはいえ、

小柄で人のよさそうなお母さんと、

対照的に体格のいい息子が満面の笑みで迎え入れてくれた。


初めて入るキューバの民家。

頑丈な鉄格子とパネルの2重ドアを入るとすぐにリビングルームになっている。



パスポートを預け、洗濯物の干してある中庭的な通路の中ほどの部屋に案内された。




殺風景な部屋に冷蔵庫はあるが、エアコンも洗面所もない。


     長旅で疲れ果て、ベッドに腰掛け放心状態で歯磨きする筆者

シャワーとトイレは家族と共同だ。


     便座は割れ(あるだけましなのだが)、必ずしもきれいとはいいがたい

えー!もう、バス付と言ったのにィー((#^ω^)

と思いつつ、疲れてその日はバタンキュー。


ところが、

右隣がお母さんの部屋、

左が息子の部屋。

そしてやがて雷のようないびきが両方から聞こえてきだした。

まるでステレオサウンド。

たまらず耳栓を取り出した。



世界中の安宿に泊まると、

けっこう階下や隣がカラオケ屋やディスコだったりして、

夜通しガンガン音が聞こえてくることがよくある。

こんな時は耳栓は欠かせない。
(旅の必需品)


とりあえず、無事に目的地のハバナにつき、

初日の宿はゲットできた。

贅沢は言わない。感謝


旅の初めはこれでいいのだ。




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12月5日(月)のつぶやき

2016年12月06日 | ライフスタイル
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宿泊先の選び方

2016年12月05日 | 
キューバは非常に特異な国である。

何が違うかというと、入国するのにいろいろと手続きが面倒なのだ。


まず、事前にツーリストカードを入手しなければならない。

(30日以内であればVIZAは不要だが)

これはキューバ大使館に申請する。


次に、海外旅行保険に加入しなければならない。

しかもAIUなどのアメリカ系の保険会社ではダメ。

この辺はまだアメリカとの壁を感じる。

海外旅行保険加入を義務付けられている国は初めてだ。

実際日本の空港でのチェックインカウンターで、その保険証書の提示を求められた。


そして、宿泊先を決めておかなければならない。

これはアメリカなどもイミグレ(入国審査)で厳しく聞かれることがよくある。

ただ、実際決めていなくても適当に答えればいい。

(ヒルトンでもシェラトンでも。

バウチャーの提示までは求められないから)


しかし、現実問題として

やはり宿泊先を決めずに海外、しかも初めての国(特に途上国)に行くことは非常に不安であり、

実際危険でもある。

さらに深夜着ともなればなおさらだ。

(そのタブーを敢えて犯してしまった)


今回、

ツーリストカードを取得し、海外旅行保険には加入した。

だが、宿泊先は決めなかった。

まあ、何とかなるだろうと。

(旅慣れしていない方は真似しないほうがいい。

過去に、インドやモルジブでいかがわしいところに連れ込まれたり、

野宿を余儀なくされそうになったことがあるから)


だが、ハバナに着く予定時間が夜の10時半と夜遅いことも不安材料ではあった。

実際、30分遅れの11時にハバナに着いた。

イミグレを通過し(問題なく)、荷物を受け取り(税関もパス)、

両替を済ますころには既に夜の11時半を過ぎていた。


外は思ったより暑くない。

むしろ涼しささえ感じる。


       空港の外にある両替所で並ぶ


        両替所のことをCADECA(カデカ)という       


日本円で直接両替する。(日本人であることを幸せに思う)

今回は、事前に米ドルにもユーロにも両替はしなかった。

CITYBANKのキャッシュカードも使えないので、

すべて日本円の現金で持っていった。

(20万円。

3週間で15万円以内には押さえるつもりだった)


さて、それからタクシーの運ちゃんに掛け合うことになる。

国によっては、客引きが寄ってきて無理やりバッグを持っていくことだってある。

その点、想像していたよりハバナは比較的おとなしかった。(時間が遅いせいもあるのかな)

タクシー乗り場には黒いスーツを着た配車係と思われるいかついオジサンがいた。



まずは、そのオジサンに宿を決めていないことを話す。


キューバの宿泊先には大きく分けて3つの形態がある。

一つは一般のホテル($25~上限なし、いわゆる3つ星~5つ星)であり、

二つ目は、ドミトリーなどの安宿($20以下1つ星~2つ星)。

そしてもう一つが、キューバ独特のCASA(カサ、家という意味)だ。

いわゆる民宿のようなもの。(だいたい$30~40とそう安くはない)

これは認可制になっている。

つまり営業許可が必要なのだ。


ボクは、ちょっと割高かもしれないが、

とりあえず2~3泊CASAに泊まってみようと思っていた。

興味本位からと、安全上の面を考慮した。

(安宿に泊まると、荷物の管理に不安がある)


その旨を、タクシーの配車係のオジサンに伝える。

まずは、値段の交渉から始まる。

ボクの腹積もりは$20。

オジサンは$40といきなりいう。

ボクは首を横に振り、max$30だと告げる。

しかもバス付で。


彼は一瞬戸惑った表情を浮かべたが、

OKといって、すぐに携帯をかけた。


しばらく交渉している様子だったが、

電話を切ると今度はタクシーのドライバーに行き先を告げた。

彼はすぐにタクシーに乗り込むようにボクに言う。

だが、まだ確認しなければならないことがある。

その部屋はバス付であることと、

タクシー料金だ。

$30だという。


ちょっと高いなと思ったが、ここは仕方がないと判断。

時計の針はもうすでに12時を回ろうとしていた。

まあ、とりあえず今夜のねぐらは確保できそうだ。

荷物がトランクに入ったのを確認し、

助手席に乗り込んだ。(後部座席には乗らないこと)

窓を開けると乾いた風が入ってきた。

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12月4日(日)のつぶやき

2016年12月05日 | ライフスタイル
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長距離バスの旅 第二弾

2016年12月04日 | 
長距離バスでもう一つ気になるのは食事。

今回も、真夜中発、夕方到着で、15時間のバス移動。

(実際は18時間かかったけど)


だいたい、午前8時前後に朝食&トイレ休憩、

お昼12時過ぎに同じく昼食&トイレ休憩となる。


     美人姉妹で有名(?)なレストラン(昼食場所)


ところが今回のドライバーは全く無言。

何分休憩とか言わないし。

乗客は置いて行かれないかと心配になる。

発車する時も全員いるかどうかの人数確認すらしない。

だからみんなドライバーの動きを注視してピリピリ行動している。


今まで経験した海外の長距離バスは

アメリカのグレイハウンド以外に、

ハノイ(ベトナム)- ビエンチャン(ラオス)22時間

ホーチミン(ベトナム) - プノンペン(カンボジア)6時間

プノンペン - バンコク(タイ)12時間

と乗ってきたけど、大概はそれなりにアナウンスがあった。

人数確認も。


キューバの長距離バスはVIAZULというバス会社が一手に引き受けている。


        ここにもゲバラが

意外なのは、ドライバーにパイロットみたいなユニフォームがあること。


      カメラを向けるとおどけて見せた

アメリカのグレイハウンドもだけど、

結構ドライバーがプライドと威厳をもっている。


飛行機と同じで、命預けて乗るからね。

オールナイトで運転するから、居眠りされたら一巻の終わり。

(日本のスキーバス同様)

1000Kを走りぬくドライバーもエライ!

(日本では法律上あり得ないけど)


バスは中国製で、見かけはいいけど中はガタガタ。



途中エンコしないか心配。(一度止まったけど)


ちなみにガソリンの価格はリッター60~80円ほど。




結局3時間遅れで、

夜の7時、なんとかサンチャゴデクバに無事到着した。

疲れた。


       夕闇も迫り、ぐったりとシートで眠る筆者
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12月3日(土)のつぶやき

2016年12月04日 | ライフスタイル
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1000K 長距離バスの旅 ハバナからサンチャゴデクバへ

2016年12月03日 | 
最近は、一所に逗留する旅が好きだ。

今回も、3週間というやや長い旅をハバナでのんびり暮らそうと思っていた。


ところが、お世話になったCASAの家族の強い勧めで

思いがけず長距離バスを利用することになってしまった。


そこではハプニングの連続。

最初は、ハバナから東部のサンチャゴデクバまで一気に1000キロの旅を余儀なくされた。




いきなり夜中の12時50分出発。


     乗った瞬間からみんな眠りに入る

長距離バスの旅の場合、

最も問題なのはトイレである。

念のため水分を控えるのが常だ。


オッ! トイレ(バニョ)があった。



これなら安心。

水分をとってトイレが近くなっても我慢せずにすぐに行ける。


そして事件(?)は起こった。

大概長距離バスの場合、

2~3時間に一度はトイレ休憩がある。


2時間くらいたって尿意を催した。

それでなくてもバス内は冷房が効きすぎて冷えるのだ。

深夜3時。

みんな寝静まっている。

ボクは息を殺してトイレへ。


ところがトイレのドアが開かない。

施錠してある。


運転手のところへ行き、トイレのカギをくれといった。

ところが彼はいきなり無言でバスを減速させだした。

そして路肩でバスが止まると、シューッとコンプレッサーの音がしてドアが開いた。


なるほど、外でやれとの意味だなと悟ったボクは

タラップを降りて、暗がりの草むらに向けて用を足した。


ちょうどスーパームーンの日で、

やけに月が明るく大きく見えた。

ボクは大きく息をすると、さっぱりした気分でバスに戻った。


そのあと、キューバの世にも恐ろしい(?)トイレ事情を知ることになる。

(Cntinuing)
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12月2日(金)のつぶやき

2016年12月03日 | ライフスタイル
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教育と医療

2016年12月02日 | 
日本は本当に豊かなのだろうか。

時々疑問に思う。

たしかに、モノはあり余るほどあるし、

食べるものも、捨てるくらいある。

(実際捨ててるし)


教育と医療はどうだろう。

とにかく高くつく。


子供のいる世帯の教育費の割合が収入の4割という。

(エンジェル係数としては3割くらい)


医療費や介護費もどんどん高くなっている。

特に高齢者の負担額が上がり続けている。

だんだんと暮らしにくい世の中になっていく。


もし教育費と医療費がただだったら、

どれだけ家計が楽になるだろうか。

だけど、そんなの無理。

むしろ、負担は増える一方。


ところが、教育費と医療費が無料の国がある。

それが、キューバだ。


国のリーダーの評価はいつも2分されるが、

先日亡くなったフィデル・カストロの最大の功績は

教育も医療も無料の国を作ったことだろう。

医療技術も優れているという。


そして、2重貨幣制度(兌換ペソと人民ペソ)を取ることで、

国民の負担を極力減らしている。

(人民ペソは兌換ペソの25分の一)


逆に見れば、外国人観光客には割高だ。

例えば、ビールやモヒートは4~500円するが

地元は100円前後で飲める。

(そのため思っていたより出費がかさんだ)


      モヒート片手にサルサを踊る筆者


タクシーも交渉制だが、チョッと乗りでも500~1000円はかかる。


      陽気なタクシー運転手

市バス代はどこまでいっても10円だ。


       市バスの中
これは共通。

てか、観光客は乗っていない


ただ、医療費が無料といっても診察と手術だけで、

薬代はかかる。

病院から処方箋をもらって、薬局で買わなければならない。


宿の女主人から、風邪薬もってないかと聞かれた。

病院行けばただだろうと言ったら、

薬は高いという返事。



キューバの学校は楽しそう。

あけすけだ。

勝手に入っていける。

こっちがセキュリティの心配をするくらいだ。

で、授業中でもこの通り。



先生が率先して生徒たちににハイチーズと言ってくれた。


     (廊下にはゲバラの写真が)

どの子もなつっこくて明るい。




どこの国だって、いい面もあれば悪い面もある。

要は自分の肌に合うかどうか。

住所未定の身としては、渡り鳥のように良いとこどりして暮らしていける。


【追記】

キューバに行ってる間はしばらく忘れていたが、

今朝は揺れた。

熊本はまだ余震が続いている。
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