今日は、中央銀行を訪問する機会がありました。
http://www.nbc.org.kh/index.asp
カンボジアの中央銀行であるNational Bank of Cambodiaは、1954年、独立直後に創立しました。しかし、1975年、クメールルージュによって閉鎖、さらに銀行ビル自体も破壊されてしまいました。1979年にカンボジア人民銀行の名前で業務を再開し、1992年以降National Bank of Cambodiaとなって中央銀行としての業務を実施しています。
今の銀行の建物は、かなり派手なピンク色(写真)ですが、以前から中央銀行の通称は、「Red Bank」「Banque Rouge」といわれているようです。
中央銀行では、現地通貨リエルを発行しています。しかし、内戦後に大量に入ってきた米ドルが主に流通していて、私たちがリエルを見るのは、1ドル以下の小額のおつりをもらうときぐらいというのが実情です。その中で中央銀行では、地道に脱ドル化の動きを進めており、その進展が期待されます。下の写真は、一番良く見かける500リエル札です。中央銀行では、紙幣の質の維持にも努力しているとのことで、プノンペンで見かけるお札はきれいなものが多い感じがします。
http://www.nbc.org.kh/index.asp
カンボジアの中央銀行であるNational Bank of Cambodiaは、1954年、独立直後に創立しました。しかし、1975年、クメールルージュによって閉鎖、さらに銀行ビル自体も破壊されてしまいました。1979年にカンボジア人民銀行の名前で業務を再開し、1992年以降National Bank of Cambodiaとなって中央銀行としての業務を実施しています。
今の銀行の建物は、かなり派手なピンク色(写真)ですが、以前から中央銀行の通称は、「Red Bank」「Banque Rouge」といわれているようです。
中央銀行では、現地通貨リエルを発行しています。しかし、内戦後に大量に入ってきた米ドルが主に流通していて、私たちがリエルを見るのは、1ドル以下の小額のおつりをもらうときぐらいというのが実情です。その中で中央銀行では、地道に脱ドル化の動きを進めており、その進展が期待されます。下の写真は、一番良く見かける500リエル札です。中央銀行では、紙幣の質の維持にも努力しているとのことで、プノンペンで見かけるお札はきれいなものが多い感じがします。