2014年1月～2月の貿易赤字 3億9000万ドル

　2014年1月～2月の貿易赤字額は、3億9000万ドル（約394億円）となりました。輸出は対前年同期比13％増の12億8000万ドル（約1290億円）、輸入は対前年同期比6％増の16億7000万ドル（約1690億円）でした。主要輸出品は、縫製品で、全体の8割を占めています。この他、靴、ゴム、米、キャッサバ等も輸出しています。主要輸入品は、縫製原材料、石油製品、自動車、バイク、食料品、薬品等です。
　カンボジア政府は、貿易統合戦略を策定し、競争力強化と産業多様化によって、輸出の拡大を図っています。なお、貿易赤字は当面続くものとみられますが、海外からの直接投資、観光収入、政府開発援助等による外貨獲得で埋め合わされて、総合収支は黒字となっており、外貨準備も十分積み上がっていますので、マクロ的には問題ない状況が続くものとみられます。


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