3月22日、中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)は、銀行等の金融機関の最低資本金規制を大幅に強化する省令を公布し、即日発効させました。最低資本金規制は、2010年末を期限として強化されて以来の改訂となります。今回の規制強化に伴い、各金融機関は、発効日から2年以内に資本金を規制金額以上に引き上げなければなりません。
商業銀行については、これまでの1500億リエル(3750万ドル:約41億円)から倍増の3000億リエル(約7500万ドル:約81億円)に引き上げられます。なお、外国銀行の支店については、親会社が投資適格な場合は、これまでの500億リエル(約1250万ドル:約14億円)から2000億リエル(約5000万ドル:約54億円)となります。特殊銀行は、これまでの300億リエル(約750万ドル:約8億円)から600億リエル(約1500万ドル:約16億円)に引き上げとなります。
マイクロファイナンス機関についても、預金認可機関は、100億リエル(約250万ドル:約3億円)から1200億リエル(約3000万ドル:約32億円)に大幅に引き上げられました。それ以外の機関は、これまでの25億リエル(約62万5000ドル:約7000万円)から60億リエル(約150万ドル:約1億6000万円)に引き上げられました。
カンボジアの金融セクターは、貸付が急速に拡大していることもあって、国際通貨基金(IMF)等から懸念が示され、銀行監督の強化が求められていました。今回の規制強化によって、各金融機関の安定性が増強されることとなります。
NBCのサイト(英文です)
http://www.nbc.org.kh/download_files/legislation/prakas_eng/7848B7-016-117-Pro.Kor_ENG.pdf
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商業銀行については、これまでの1500億リエル(3750万ドル:約41億円)から倍増の3000億リエル(約7500万ドル:約81億円)に引き上げられます。なお、外国銀行の支店については、親会社が投資適格な場合は、これまでの500億リエル(約1250万ドル:約14億円)から2000億リエル(約5000万ドル:約54億円)となります。特殊銀行は、これまでの300億リエル(約750万ドル:約8億円)から600億リエル(約1500万ドル:約16億円)に引き上げとなります。
マイクロファイナンス機関についても、預金認可機関は、100億リエル(約250万ドル:約3億円)から1200億リエル(約3000万ドル:約32億円)に大幅に引き上げられました。それ以外の機関は、これまでの25億リエル(約62万5000ドル:約7000万円)から60億リエル(約150万ドル:約1億6000万円)に引き上げられました。
カンボジアの金融セクターは、貸付が急速に拡大していることもあって、国際通貨基金(IMF)等から懸念が示され、銀行監督の強化が求められていました。今回の規制強化によって、各金融機関の安定性が増強されることとなります。
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