国際貿易投資研究所は、「投資先としてのASEANの検証~投資環境とリスク~」と題する報告書を発表しました。この報告書はASEANについての専門家の参加を得て、投資先としてのASEANの現状、問題点、リスク、将来展望をマクロ経済、貿易、投資、投資環境、地域統合などの多角的な観点から分析考察したものです。
内容は、第1章では、日本企業の海外投資の撤退状況とその理由を分析するとともに、海外投資におけるリスクを分類し、ASEAN でのリスクを検証しています。第2章では、ASEANのマクロ経済を各指標から分析し、その外部状況と今後のリスクを明らかにしました。第3章では、ASEANでFTAが数多く発効した21世紀以降の貿易動向の変化を分析、FTAによる輸入増への日本、韓国、タイの対策を調査しています。第4章では、AECと日本との関係について、日本企業が圧倒的な優位を有する自動車産業を例にとり、AECの実現とその影響を考察しています。第5章では日系企業から見た進出先としてのASEAN先行加盟国の位置づけ、及びビジネス上のリスク要因を分析しました。第6章では後発加盟国のCLMV(カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)諸国について、投資環境の評価とリスクを挙げています。
(写真は、カンボジアとタイを繋ぐ鉄道のための、ポイペトの国境に架け替えられた鉄橋)
国際貿易投資研究所のサイト
http://www.iti.or.jp/report_23.pdf
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内容は、第1章では、日本企業の海外投資の撤退状況とその理由を分析するとともに、海外投資におけるリスクを分類し、ASEAN でのリスクを検証しています。第2章では、ASEANのマクロ経済を各指標から分析し、その外部状況と今後のリスクを明らかにしました。第3章では、ASEANでFTAが数多く発効した21世紀以降の貿易動向の変化を分析、FTAによる輸入増への日本、韓国、タイの対策を調査しています。第4章では、AECと日本との関係について、日本企業が圧倒的な優位を有する自動車産業を例にとり、AECの実現とその影響を考察しています。第5章では日系企業から見た進出先としてのASEAN先行加盟国の位置づけ、及びビジネス上のリスク要因を分析しました。第6章では後発加盟国のCLMV(カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)諸国について、投資環境の評価とリスクを挙げています。
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