カンボジア経済

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2017年05月01日 | 一般
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マイクロファイナンス機関 今年の利益減少の予測

2017年05月01日 | 経済
 カンボジア中央銀行が4月1日からマイクロファイナンス機関の貸付上限金利(18%)を定めたことにより、多くの機関が減益に直面するとの懸念が広がっています。カンボジアのマイクロファイナンスは、2016年末で貸付残高が約30億ドル(約3270億円)、借入人(社)数が190万に達ししています。
 マイクロファイナンス機関大手のAMKは、今年の利益が前年の660万ドル(約7億2000万円)から半減すると見ています。過去2年間、20%程度と好調だった自己資本利益率(ROE)も大幅な減少は避けられないと見ています。ビジョンファンドも、今年の純利益は2016年の340万ドルから60%程度減少、ROEも11.7%から大幅低下するとしています。一方、アムレットは、上限金利の影響は限定的だとしています。アムレットの昨年の純利益は前年比8%増の2540万ドルでした。
 大口の貸付も多い大手のマイクロファイナンス機関に対し、1000ドル以下の小口貸付を中心としている小規模なマイクロファイナンス機関への影響が大きいものと懸念されています。各機関は、コスト削減、雇用抑制、デジタル化等により、この状況に対応する必要があると指摘されています。
 これまで、好調な成績を上げてきたマイクロファイナンスですが、今年は厳しい状況となるものと見られます。


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