カンボジア経済

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カンボジア初の製油所 起工式

2017年05月10日 | 経済
 5月4日、カンボジアと中国合弁企業によるカンボジア初の製油所の起工式が開催されました。カンボジアン・ペトロケミカル(CPC)と神州長城国際工程の合弁会社は、カンボジア南部の海岸に500万トン/年の精製能力を有するプラントを建設します。プロジェクトは、神州長城国際工程が主導し、中国石油工程建設が設計、中国石油集団東北煉化工程が建設・設備搬入、蘭州蘭石重型装備が設備供給を請け負うとしています。
 投資総額は16億2000万ドル(約1820億円)、敷地面積390ヘクタールで、第一期は年間処理能力200万トン(投資額6億2000万ドル)、第二期は300万トン(10億ドル)のプラントを建設する計画です。第一期を2019年半ばまでに完成させ、2022年に第二期に着工したいとしています。中東からの輸入原油及びシアヌークビル沖で開発中の海上油田の原油を精製して、欧州の排ガス規制「ユーロ5」に適合する品質のガソリンや軽油などを生産し、カンボジア国内向けに供給する計画です。
 2011年ごろから、この製油所の建設計画が持ち上がっていましたが、様々な要因で遅れていた模様です。カンボジアの石油製品の需要規模は2015年で180万トン程度であり、第一期だけでも200万トンを精製するという本事業は、かなり野心的なものと言えます。今後の推移を見守りたいと思います。


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