10月3日、日本の外務省は、プノンペンにおいて堀之内秀久駐カンボジア大使とプラック・ソコン上級大臣兼外務国際協力大臣との間で、39億4200万円を限度とする無償資金協力「洪水多発地域における緊急橋梁架け替え計画」に関する交換公文の署名が行われたと発表しました。
この計画は、洪水影響地域の重要道路である国道11号線及び73号線において仮設橋梁の架け替え及びアプローチ道路の整備を行うものです。この協力により、洪水影響地域における安全・円滑で安定的な交通・物流の確保と共に対象地域の自然災害に対する脆弱性の軽減を図り、もってカンボジアの産業振興に寄与することが期待されるとしています。
国道11号線は、国道1号線のつばさ橋が架かるネアックルンから、スヴァイリエン州の州都を通り、国道7号線までを結ぶ道路です。平坦な低地を走っているため、雨期には周辺の田畑はほとんど水没します。国道73号線は、国道7号線で国道11号線の合流地点のすぐ近くから北に向かい、クラチエ州の州都までをショートカットする路線です。こちらもメコン川に近い平坦地をはしているため、雨期には周辺は水没するところが多くなっています。
カンボジアでは、一桁国道の整備が進んでいますが、次の段階として二桁国道の整備も重要となりつつあり、国際的な支援を活用したカンボジア側の継続的な努力が期待されます。
(写真は、2008年当時の国道11号線。いまだに仮設の木橋でした)
外務省の新聞発表
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press3_000328.html
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この計画は、洪水影響地域の重要道路である国道11号線及び73号線において仮設橋梁の架け替え及びアプローチ道路の整備を行うものです。この協力により、洪水影響地域における安全・円滑で安定的な交通・物流の確保と共に対象地域の自然災害に対する脆弱性の軽減を図り、もってカンボジアの産業振興に寄与することが期待されるとしています。
国道11号線は、国道1号線のつばさ橋が架かるネアックルンから、スヴァイリエン州の州都を通り、国道7号線までを結ぶ道路です。平坦な低地を走っているため、雨期には周辺の田畑はほとんど水没します。国道73号線は、国道7号線で国道11号線の合流地点のすぐ近くから北に向かい、クラチエ州の州都までをショートカットする路線です。こちらもメコン川に近い平坦地をはしているため、雨期には周辺は水没するところが多くなっています。
カンボジアでは、一桁国道の整備が進んでいますが、次の段階として二桁国道の整備も重要となりつつあり、国際的な支援を活用したカンボジア側の継続的な努力が期待されます。
(写真は、2008年当時の国道11号線。いまだに仮設の木橋でした)
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