カンボジア経済

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医療用チャットサービス「メディライン」 カンボジアのサンライズジャパンホスピタルで正式採用

2017年12月26日 | 経済
 12月14日、日本で医療系ICT事業等を行うシェアメディカル社は、医療用チャットサービス「メディライン」がカンボジアのサンライズジャパンホスピタルで正式採用され、12月より150人の医師・看護師で利用を開始したと発表しました。同病院は2016年10月に北原国際病院グループ、日揮、産業革新機構などの合弁で設立されたカンボジア初の日本式病院で、日本政府の成長戦略の一つである「病院輸出」の第一号と位置付けられています。
 「メディライン」は、機微な医療情報を医療者がオンラインで安全にやりとりするためのメディカルメッセージングサービスです。日本国内ですでに80施設の導入実績があり、医療者用の「連絡帳」として、医師、看護師、薬剤師、など多職種間で患者さんの情報を迅速に共有するサービスとして活用されています。
 サンライズジャパン病院では、夜間、入院している患者さんに異変があった場合など、関係するスタッフへの連絡や状況の共有が効率的に行える点で役に立っており、また、オンコール待機や非番の医師への確認や呼出しにも利用しているとのことです。固定のネット回線やパソコンより先にスマートフォンが普及したカンボジアでは、メール連絡より手軽なメディラインの方が現地スタッフにも馴染みやすいとしています。今後は、カンボジア人当直医師から送られた検査データをもとに待機中の日本人医師が相談を受けるなど、活用シーンを広げていく計画です。

シェアメディカルの新聞発表
https://www.sharemedical.jp/mediline-officially-adopted-at-sunrise-japan-hospital-in-cambodia/


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