12月5日、プノンペンのソフィテルホテルで、カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)主催の第4回カンボジア国立銀行マクロ経済年次会議が「金融包摂の促進と負担可能なサービスに向けた技術の役割:カンボジアにおける実証研究」をテーマに開催されました。会場には、政府や金融業界等から関係者300名以上が参加しました
会議では、「携帯電話の使用と金融包摂」、「技術進歩とその金融アクセスへのインパクト」、金融包摂促進における技術の役割:インドの経験」等について報告がありました。最後に、関係者によるパネルディスカッションも行われました。
実証研究によりますと、カンボジアでは、携帯電話の普及が、特に地方・農村部での金融アクセス改善に大きな役割を果たしているとしています。カンボジアでは、既に携帯電話を通じた送金システムが全土に普及しており、電子マネーも人気が出ています。今後は、モバイルバンキングにも期待が集まります。他方、地方部では、金融知識が必ずしも十分でないため、携帯電話を通じた金融知識の普及の取組や多重債務を避けるための取組が必要との提言もなされました。
カンボジアのような後発国では、最新の技術を取り込むことによって、一気に先進国に追いつき、追い抜く「技術ジャンプ」がみられることがあります。カンボジアにおける携帯電話やインターネットを活用した金融システムは、この「技術ジャンプ」の好例になるものと期待されます。
カンボジア国立銀行のサイト(プレゼン資料をダウンロード可能です。英文です)
https://www.nbc.org.kh/english/news_and_events/news_info.php?id=338
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会議では、「携帯電話の使用と金融包摂」、「技術進歩とその金融アクセスへのインパクト」、金融包摂促進における技術の役割:インドの経験」等について報告がありました。最後に、関係者によるパネルディスカッションも行われました。
実証研究によりますと、カンボジアでは、携帯電話の普及が、特に地方・農村部での金融アクセス改善に大きな役割を果たしているとしています。カンボジアでは、既に携帯電話を通じた送金システムが全土に普及しており、電子マネーも人気が出ています。今後は、モバイルバンキングにも期待が集まります。他方、地方部では、金融知識が必ずしも十分でないため、携帯電話を通じた金融知識の普及の取組や多重債務を避けるための取組が必要との提言もなされました。
カンボジアのような後発国では、最新の技術を取り込むことによって、一気に先進国に追いつき、追い抜く「技術ジャンプ」がみられることがあります。カンボジアにおける携帯電話やインターネットを活用した金融システムは、この「技術ジャンプ」の好例になるものと期待されます。
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