カンボジア観光省は2020年9月の観光統計を発表しました。統計によりますと、2020年1~9月のカンボジアへの訪問客数は、124万7680人で、対前年同期比74.1%減となりました。月別で見ると、新型コロナの影響で、今年4月には訪問客数が4841人にまで減少しましたが、その後、少し回復し、7月2万689人、8月2万3028人、9月2万1137人となっています。
9月単月で見ると、前年同月の45万3909人から95.3%減の2万1137人に大幅な減少となりました。空路で入国した訪問客数は95.2%減で、プノンペン空港は1万1028人(95.2%減)、シェムリアップ空港2人(100.0%減)、シアヌークビル空港2965人(95.1%減)となっています。
9月の訪問客を国別にみると、第1位中国1万523人、2位タイ6941人、3位ベトナム666人、4位韓国658人、5位米国497人、6位台湾356人、7位日本287人、8位フランス245人、9位インドネシア110人、10位マレーシア103人となっています。観光ビザはまだ発行を停止中なので、ビジネス関係の訪問客と見られますが、中国からの入国者の多さが注目されます。
アンコール遺跡を運営するアンコール・エンタープライズによりますと、2020年10月のアンコールワットへの外国人入場者数は、前年同月比98.4%減の2244人となりました。入場料収入は、98.5%減の9万3598ドルに急減しています。しかし、今年の水祭り期間中(10月30日~11月1日)、シェムリアップには14万7071人が訪れて活況だったとのことです。このうち外国人は、1071人のみで、ほとんどがカンボジア人の国内旅行だったとのことです(カンボジア人のアンコール遺跡への入場料は無料となっています。)。
カンボジアの主要産業の一つである観光業は、新型コロナの影響を最も深刻に受けています。政府は観光業への免税等の対策を取っていますが、先の見えない状況が当面は続くものと懸念されます。国内需要を刺激しつつ、厳しい時期を乗り越えて、コロナ後の回復まで繋いでいくことが必要なものと見られます。
(写真は、AKPより。水祭り中に賑わうシェムリアップのバーストリート)
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村
9月単月で見ると、前年同月の45万3909人から95.3%減の2万1137人に大幅な減少となりました。空路で入国した訪問客数は95.2%減で、プノンペン空港は1万1028人(95.2%減)、シェムリアップ空港2人(100.0%減)、シアヌークビル空港2965人(95.1%減)となっています。
9月の訪問客を国別にみると、第1位中国1万523人、2位タイ6941人、3位ベトナム666人、4位韓国658人、5位米国497人、6位台湾356人、7位日本287人、8位フランス245人、9位インドネシア110人、10位マレーシア103人となっています。観光ビザはまだ発行を停止中なので、ビジネス関係の訪問客と見られますが、中国からの入国者の多さが注目されます。
アンコール遺跡を運営するアンコール・エンタープライズによりますと、2020年10月のアンコールワットへの外国人入場者数は、前年同月比98.4%減の2244人となりました。入場料収入は、98.5%減の9万3598ドルに急減しています。しかし、今年の水祭り期間中(10月30日~11月1日)、シェムリアップには14万7071人が訪れて活況だったとのことです。このうち外国人は、1071人のみで、ほとんどがカンボジア人の国内旅行だったとのことです(カンボジア人のアンコール遺跡への入場料は無料となっています。)。
カンボジアの主要産業の一つである観光業は、新型コロナの影響を最も深刻に受けています。政府は観光業への免税等の対策を取っていますが、先の見えない状況が当面は続くものと懸念されます。国内需要を刺激しつつ、厳しい時期を乗り越えて、コロナ後の回復まで繋いでいくことが必要なものと見られます。
(写真は、AKPより。水祭り中に賑わうシェムリアップのバーストリート)
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村