2月20日、みずほ銀行主催の見学会に参加して、カンボジアにおいて初の牛乳工場である「Kirisu Farm」の工場・牧場を見学する機会がありました。プノンペンの南約40キロメートルの高台に広がる約300ヘクタールの敷地に工場は建設されています。敷地のほとんどは、乳牛の飼料となる牧草やトウモロコシの栽培に充てられています。牛舎では、オーストラリアから輸入した種牛を基に乳牛(ホルスタイン)を飼育・繁殖しており、現在720頭にまで増えているとのことです。今後、2000頭まで拡大したいとしています。イスラエルの先進技術を導入して、搾乳は自動で行われます。搾乳した原乳はすぐ近くの工場で、牛乳、ヨーグルト、バターに加工され、主にプノンペンに出荷されます。従業員は、100名ほどを雇用しているとのことです。フレッシュな牛乳の供給に重要なのは、ロジスティクスとのことであり、主要需要地であるプノンペンまで車で約1時間というこの場所は、最適地だったとしています。
飼料生産から、乳牛の飼育・繁殖、搾乳、製品への加工と一貫した牛乳工場は、初めて見たので驚きました。飼料生産には、灌漑用のセンターピボットが使用されています。アメリカの乾燥地等で使用されるもので、この工場には、半径480メートルのものが2基あるとのことで、その規模は、想像を超えています。
カンボジアの牛乳需要は、急速に拡大しているものと見られます。これまでは、タイやベトナムから輸入した加工乳に頼っていましたが、Kirisu Farmではフレッシュな牛乳を生産・供給可能であり、今後の生産拡大が大いに期待されます。
Kirisu Farm
http://kirisufarm.com/
牛舎の子牛。
灌漑用のセンターピボット。本物は想像以上の大きさで圧倒されます。
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飼料生産から、乳牛の飼育・繁殖、搾乳、製品への加工と一貫した牛乳工場は、初めて見たので驚きました。飼料生産には、灌漑用のセンターピボットが使用されています。アメリカの乾燥地等で使用されるもので、この工場には、半径480メートルのものが2基あるとのことで、その規模は、想像を超えています。
カンボジアの牛乳需要は、急速に拡大しているものと見られます。これまでは、タイやベトナムから輸入した加工乳に頼っていましたが、Kirisu Farmではフレッシュな牛乳を生産・供給可能であり、今後の生産拡大が大いに期待されます。
Kirisu Farm
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牛舎の子牛。
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