カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

シアヌークビル空港滑走路延長へ プノンペンは新空港に向けて委員会設立

2019年03月18日 | 経済
 カンボジアの3つの主要国際空港(プノンペン、シェムリアップ、シアヌークビル)を管理するカンボジア・エアポーツ社は、シアヌークビル空港の整備を続けていますが、今般、滑走路延長工事に着工しました。これまでの2500メートルから3300メートルに延長するもので、総コストは2100万ドル(約23億円)となっています。2020年前半の完工を見込み、完成後は3空港の中でも最長の滑走路となり、大型航空機の発着が可能となるとしています。2018年のシアヌークビル空港利用者数は、対前年比92%増加し約65万人となっています。
 2月18日、カンボジア政府は、プノンペン近郊での新たな国際空港の建設計画を進める目的で、特別委員会を設立しました。建設予定地であるカンダル州の知事など23人で構成し、会長にはチア・ソパラ建設相が就任しました。特別委員会は、建設用地の最終決定や土地価格の算定、土地収用問題の解決支援、関係省庁との調整などを担当するとしています。特別委員会は、早速2月28日、建設予定地のあるカンダル州と隣接するタケオ州、土地登記当局に対し、開発予定地の土地所有者を特定するとともに、対象地区での土地売買など全ての土地取引を一時停止させることを決定したとのことです。
 カンボジアでは、航空需要は順調に増加しています。主要3空港(プノンペン、シェムリアップ、シアヌークビル)は、それぞれターミナルの拡張工事を完了し、当面の需要増には対応可能となっていますが、引き続き、地道なインフラの整備・拡充が必要なものと見られます。


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プノンペン経済特区で レストラン東京 東京ホテル支店

2019年03月17日 | 生活環境
 プノンペン経済特区の東京ホテルにレストラン東京の支店ができています。ホテルの1階ですが、明るい雰囲気です。メニューは、経済特区入り口にある本店とは異なっていて、ラーメン餃子のセットや中華丼、カレーセット等、サラリーマンにはちょっと嬉しい感じです。今回は、醤油ラーメンと餃子のセット(7ドル)をお願いしましたが、しっかりした感じでした。お客さんは、ホテルにお泊りの出張者の方がメインの様です。プノンペン経済特区で、お仕事の際にちょっと寄るのに最適です。

レストラン東京
http://www.restauranttokyo.com.kh/index.php?language=ja

醤油ラーメンと餃子のセット。いい感じです。



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人気のメキシコ料理 Mexicano

2019年03月16日 | 生活環境
 プノンペン中心部バンケンコンにある人気のメキシコ料理店「Mexicano」です。場所は、288通りで、マックスバリュの斜め向かいくらいです。店内は明るい雰囲気で、テラス席もあります。メニューはシンプルです。あまりメキシコ料理に詳しくないので、ポークのタコス(7ドル)とチキンのファジータ(12ドル)を頼んでみましたが、3人でちょうどいいくらいのボリューム満点でした。飲み物もあまり種類は多くないのですが、マルガリータが名物の様です。グラスのふちに塩を付けたスノースタイルです。お客さんは、西洋系の方ばかりでした。すぐに満員になってしまって入れずに帰るお客さんもいたので、予約したほうがいいかもしれません。お試しください。

Mexicano
https://mexicano-restaurant.negocio.site/?utm_source=googlemybusiness&utm_medium=referral
https://web.facebook.com/MexicanoCambodia/
(FBの地図は間違った場所を示しているのでご注意ください)

ジュウジュウと音を立てるファジータ(奥)とタコス。これだけでお腹いっぱいです~


マルガリータ・スノースタイル。テキーラが効きます。



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道路舗装・土木事業の愛亀カンボジア進出

2019年03月15日 | 経済
 松山市に本社を置く道路舗装・土木事業の愛亀は、カンボジアで工場を新設し、道路補修材などの生産・販売を始めるほか、幹線道路の改修・拡幅事業も実施するとしています。カンボジアの現地子会社、アイキ・ペイビング・システムズがプノンペン市に工場を新設し、4月ごろから本格操業を始める予定です。敷地面積は約8000平方メートル、投資額は約1億円とのことです。道路の改良工事に使う補修材のほか、道路舗装に用いるアスファルト乳剤を生産する計画です。
 また、愛亀は本年1月に、日本の円借款で整備が進む国道5号線の工事を鉄建建設と共同事業体で受注しています。受注したのは、国道 5 号線改修事業(スレアマアム~バッタンバン間)パッケージ 3です。国道5号線は、プノンペンとタイ国境を結ぶ南部経済回廊の基幹インフラであり、日本からの円借款で4車線化と主要都市のバイパス新設が進められています。受注総額は99億円で、2022年の完工を目指すとしています。


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2018年の外国人訪問客数620万人

2019年03月14日 | 経済
 カンボジア観光統計報告書2018年12月によりますと、2018年のカンボジアへの訪問客数は、2017年の560万2157人から10.7%増の620万1077人となりました。2016年に訪問客数は初めて500万人を突破し、501万1712人となっていました。国別にみると、1位中国202万4443人(67.2%増)、2位ベトナム80万128人(4.2%減)、3位ラオス42万6180人(15.1%減)、4位タイ38万2317人(3.2%減)、5位韓国30万1770人(12.6%減)、6位米国25万813人(2.2%減)、7位日本21万471人(3.5%増)、8位マレーシア20万1116人(12.2%増)、9位フランス17万844人(2.7%増)、10位イギリス16万2395人(5.1%減)となっています。日本は若干増加しているものの、多くの国で減少となっています。中国からの訪問客の大幅増加に頼ったものとなっています。
 なお、カンボジア人の海外旅行も順調に伸びており、13.9%増の199万5499人が海外に出ています。
 観光業は、カンボジア経済にとって重要なエンジンの一つであり、今後も観光客誘致のための努力継続が望まれます。


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カンボジアの電力事情好転 課題は料金

2019年03月13日 | 経済
 カンボジア電力庁(Electricity Authority of Cambodia: EAC)は、2018年年次報告書「カンボジア電力開発の概要」を発表しています。
 2018年末の設備容量は、前年末の2322MWから14.1%増の2650MWに増加しました。年間発電量は、前年の8073GWhから15.3%増加して9307GWhに達しました。過去15年間で、設備容量は12.5倍に、発電量は11.4倍に急増しています。2019年の発電量の予測は、前年比16.1%増の1万808GWhに達する見込みです。
 2018年は、国内での発電量が85.4%、ベトナム、タイ、ラオスからの輸入電力が14.6%となっています。国内の内訳は、水力48.5%、石炭火力34.5%、石油火力1.9%、再生可能エネルギー0.5%等となっています。輸入電力の比率が一時は60%にも達していましたが、国内での発電所整備が進み、輸入電力の比率は大幅に低下しました。
 送電線も整備が進み、115KVと230KVの基幹送電線は総延長2141kmに達しています。建設中・計画中の送電線は、1639kmとなっており、一部は超高圧の500KVとなる予定です。
 全国送電網と接続している村落数は、1万2305村で、全体の86.9%となっています。電化率は、世帯ベースでは72.2%となっています。
 このように電力は量的には充足されつつありますが、電力の安定供給、電力の質、電力料金がカンボジアの電力セクターの課題となっています。電力料金については、カンボジア政府も引下げを公約しており、産業向けは2020年までには14.60セント/KWhまで引き下げられる予定ですが、補助金を導入しての引下げとなる可能性もあり、今後の動向が注目されます。

カンボジア電力庁のサイト(英文です)
https://eac.gov.kh/site/index?lang=en


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東アジア地域包括的経済連携(RCEP)閣僚会合 カンボジアで開催

2019年03月12日 | 経済
 3月2日、シェムリアップで第7回東アジア地域包括的経済連携(RCEP)中間閣僚会合が開催され、関係16カ国(ASEAN10か国、日本、中国、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランド)が参加しました。カンボジアは、フン・セン首相他が参加し、日本からは世耕弘成経済産業大臣が参加しました。
 昨年11月の首脳声明に盛り込んだ2019年中の妥結に向け再始動し、関税撤廃や投資の自由化などの議論を進めました。RCEPは昨年11月の首脳会合で2018年中の実質妥結を断念し、首脳声明に「2019年中に妥結する決意」を盛り込んでいました。今回の会議の共同声明には、「現代的で、包括的な、質の高い、かつ互恵的なRCEPを2019年に妥結するという首脳の決意を想起し、この目標を達成するために最大限努力することを決心した。」との文言が盛り込まれました。
 RCEPは実現すれば世界の人口の約半分、貿易額の3割ほどを占め、環太平洋経済連携協定(TPP)に参加していない中国やインドを含むアジア最大級の自由貿易圏となります。しかし、これまでに合意できたのは全18分野のうち、税関手続きや中小企業支援など7分野にとどまっています。最大の焦点は、関税の引き下げと電子商取引などのルール作りと言われます。インド等が輸入急増を懸念して、関税引き下げ交渉はハードルが高いものと見られます。
 RCEPは、国際的サプライチェーンが複雑に絡み合うアジア地域において、大きな効果を発揮するものと見られます。カンボジアは、国際的サプライチェーンに組み込まれつつある段階にあるため、RCEPの恩恵は思ったよりも大きなものになることが期待されます。

経済産業省の新聞発表
http://www.meti.go.jp/press/2018/03/20190303001/20190303001.html


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2019年03月11日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
 配信御希望の方は、下記のアドレス、または右側のブックマークから、まぐまぐのページで皆様のメールアドレスのご登録をお願いします。

 メールマガジン「週刊カンボジア経済ニュース」
http://archive.mag2.com/0001154670/index.html


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東京と福岡でカンボジア投資フォーラム ソク・チェンダ大臣が投資誘致

2019年03月11日 | 経済
 3月5日に東京・プリンスパークタワー、3月6日に福岡・ホテルニューオータニ博多にて、「カンボジア投資フォーラム」が開催されました。カンボジアからは、ソク・チェンダ・ソピア首相府付大臣兼カンボジア開発評議会事務局長が参加されました。大臣からは、「カンボジアの投資環境と投資機会」について説明がありました。更に、質疑応答でも大臣自ら丁寧な回答をされていました。また、JETROカンボジア事務所の宮尾正浩所長より「日系進出企業の動向」、亀田製菓がカンボジアで出資しているLYLY KAMEDA社の堀部宏幸CEOより「進出企業体験談」について、説明がありました。東京では約200名、福岡でも約200名の参加があったとのことです。
 ソク・チェンダ大臣は、「ベトナムやタイ、中国での生産の一部を補完するシナジー効果のある国としてカンボジア進出を検討してほしい」、「在タイ日系企業の国際分業「タイ・プラスワン」では、タイ国境の経済特区(SEZ)への進出が望ましい。」等と述べました。
 カンボジアへの日系企業の投資は、製造業は踊り場にありますが、サービス産業の投資も期待されます。また、良好な通信インフラを背景として、IT産業の進出も可能性が高まりつつあるものと見られます。
(写真は、発展を続けるプノンペン市内)

アセアンセンターのサイト
https://www.asean.or.jp/ja/invest-info/eventinfo-2018-55/


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シェフが変わって大人気 Le deli bistro gourmet

2019年03月10日 | 生活環境
 シソワット高校北側にある昔からのカジュアルフレンチレストランです。オーナーもシェフもフランス人で、ランチタイムはフランス人の常連さんたちが地元の様にフランス語とフランス風のジェスチャで盛り上がったりしています。最近シェフが変わったそうで、大人気になっています。今回は、今シーズン最後の入荷というトリュフをお目当てに伺いました。スモークドビーフタルタルのフレッシュトリュフ添えや、ビーフリブステーキにたっぷりトリュフをかけたもの(写真上)等を頼んでみました。プレゼンも素敵で、最高に美味しかったです。今回は、お客さんは日本の方も多くいらっしゃいました。昔ながらに黒板に書かれたメニューから、色々選ぶのも良いものです。デザートもロマンチックな感じになっていました。ワインも各種揃っています。昔は、いつ行ってもガラガラだったのですが、最近は混んでいるようなので必ず予約してからお出かけください。お勧めです。お試しください。

Le deli bistro gourmet
No.13, St. 178
https://web.facebook.com/ledelibistrogourmet/

スモークドビーフタルタルのフレッシュトリュフ添え。大きなワイングラスのなかの霧の中から現れます・


デザートは、ジュエリーボックスとタルトタタン。ジュエリーボックスはその名の通り、箱の中にいろいろ詰まってます。



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雰囲気の良い居酒屋さん JAPAS

2019年03月09日 | 生活環境
 プノンペン中心部バンケンコンにある隠れ家的な居酒屋さん「JAPAS」です。店名は、Japanese Tapasを短くしたものの様です。場所は、288通りでスターバックスの東100メートルほどのところです。店内は昭和な雰囲気で、カウンター10席ほどです。メニューはおつまみが3~4ドル、焼き鳥は1本1ドルからとリーズナブルです。今回は。カンポット黒コショウメンマ(3ドル)、ゴーヤのポン酢和え(3ドル)、チーズのみそ漬け(5ドル)をまず頼んでみました。一人だけではちょっと多く感じるボリューム感です。焼き鳥は、せせり、つくね、軟骨、いかだを頼みました。つくねは、卵の黄身も付いて2ドル、他は1ドルです。おつまみも焼き鳥も一工夫してあって、楽しめます。L字型のカウンター席の隅っこは、おじさん一人で飲むには最適の場所でした。ちょっとしっとりした感じのお店です。お客さんは全員日本の若い方々でした。お勧めです。お試しください。

JAPAS Japanese Tapas

チーズのみそ漬けとカンポット黒コショウメンマ。ビールに最適です。


つくねといかだ。黄身が付いてくるのが嬉しいです。


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日本サッカー協会 カンボジアへの指導者派遣 4名体制に

2019年03月08日 | 経済
 2月25日、日本サッカー協会は、カンボジアへの日本人派遣指導者が4名に増強されたと発表しました。日本サッカー協会はアジアにおけるサッカー発展を目的として、アジア各地に指導者を派遣しています。新たに行德浩二・井上和徳の両氏がカンボジアに着任しました。これまで長年カンボジアで審判ダイレクターを務めている唐木田徹氏、技術委員長の小原一典氏と合わせて、アジアで最多の4名の派遣となります。
 行德浩二氏は、カンボジアフットボールアカデミーU-18兼U-18代表監督に就任しました。これまで、ネパール、ブータンの代表監督の経験をお持ちです。井上和徳氏は、フットボールアカデミーU-15兼U-15代表監督に就任しました。カンボジアのアカデミーヘッドコーチのご経験もあります。
 行德浩二氏は、「アカデミーU-18はカンボジアリーグへの参戦が決まり、カップ戦を含め多くの公式戦があります。また、U-18代表チームもAFC U-19選手権予選とAFF U-19選手権が予定されています。カンボジアサッカーの将来の為、精一杯力を注ぎたいと思います。」と、井上和徳氏は、「日本人指導者を中心に、指導を継続してきたアカデミーは創設6シーズン目をむかえます。初期のOBは国内トップリーグの各チームでプレーし、数名は代表チームに招集されるようになりました。カンボジアサッカーの着実な進歩に日本人指導者が良い影響を与えてきたことを実感するとともに、更なる発展のため、より多くの若い世代の選手を育成し貢献できるように頑張ります。」と述べられています。
 日本とカンボジアが、サッカーでも繋がり、両国間の友好親善関係が更に深化していくことが期待されます。
(写真は、ワールドカップ予選での日本代表とカンボジア代表の試合)

日本サッカー協会の新聞発表
http://www.jfa.jp/news/00020590/


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カンボジア鉄道 プノンペン空港線 ついに新車登場

2019年03月07日 | 経済
 昨年4月10日、プノンペン駅とプノンペン空港を結ぶ鉄道空港線が開通しました。これまでは、既存の客車をディーゼル機関車で牽引する形でしたが、ようやく1月にメキシコ製のディーゼル車3両が到着し、2月から運用を開始しています。これまでは、ディーゼル機関車が客車を後ろから押す形となる部分もありましたが、新型ディーゼル車は、両運転台なので安全性も向上するとともに、スピードアップも期待されます。新車のデザインは、新幹線を意識したのか、前面は流線形で、白の車体にブルーと黄色のラインです。車輛の床面が高くて、乗り降りは車体から出てくる階段を使う必要があります。なお、現在の運賃は、空港からプノンペン駅まで片道2.5ドルとなっています。
 プノンペン駅から、鉄道は西に延びており、約9キロの地点でシアヌークビルに向かう南線と、タイ国境のポイペトに向かう北線に分岐します。空港線はその手前で、プノンペン駅から約7キロのポーチェントン駅付近から分岐する新線約1.5キロを建設して、プノンペン空港まで連結しています。分岐した後の新線は、105K通りを、道路と鉄道の併用軌道(路面電車のような感じ)で進み、国道4号線を平面交差して空港に到着します。 
 既存の鉄道の活用等、道路以外の交通インフラの整備は、プノンペンの渋滞対策に重要な役割を果たすものと期待されます。

空港から約1.5キロは併用軌道です。写真は空港前の国道4号線との平面交差です。


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カンボジアにもスマートシティ 日本とプラットフォーム

2019年03月06日 | 経済
 日本の国土交通省では、ASEAN地域を中心に、都市開発・不動産開発に関する諸課題を抱えた国との間で解決策を検討し実施する「官民参加の二国間プラットフォーム」を設立し、パイロット地区の選定等を通じて民間企業の参入及び交流促進を目指しています。
 この取組の第1弾として、カンボジア国土整備・都市化・建設省との間で、「日カンボジア都市開発・不動産開発プラットフォーム」の設立に関する覚書を2月26日に締結 し、第1回会合を2月27日にプノンペンにて開催しました。両国の政府や民間企業約185社が参加しました。スマートシティや住宅開発、下水処理など都市開発に関する幅広い分野で事業機会の可能性を議論しました。日本側は、国交省、都市再生機構、日本下水道事業団、総合商社や大手銀行、ゼネコンなど65社が参加しました。今後は、海外交通・都市開発事業支援機構なども加わり、スマートシティの設計や基礎的なインフラ整備などの分野でノウハウを提供する計画としています。
 国交省としては、都市インフラが途上・未整備の地区を選び、下水施設などに日本の技術を投入する機会を増やしたいとしています。現地企業向けに技術セミナーなどを実施し、ビジネスマッチングの場も提供する計画です。また、受入国との関係づくりを主導することでビジネス環境整備につなげたいとしています。
 日本では当たり前となっている都市インフラ整備も、カンボジアでは、下水道等まだ全く手つかずの分野もあり、日本の技術的、資金的支援が期待されます。また、優れた技術を持つ日本企業の活躍の場が続々と出てくることも期待されます。

国土交通省の新聞発表
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo07_hh_000518.html


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マイクロファイナンスのLOLC 社債発行へ

2019年03月05日 | 経済
 マイクロファイナンス機関大手のLOLCカンボジアは、社債発行に向けてカンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)から2月25日に認可を得ました。社債発行額は800億リエル(約2000万ドル:約22億円)の予定で、3月末~4月上旬にも発行して、カンボジア証券取引所に上場したいとしています。主幹事は、台湾系のユアンタ証券です。
 発行条件は、期間は3年で、クーポンレートは今後決定されます。なお、今回の発行では、クーポンレート固定型に加え、外国為替指数連動変動型も発行される予定としています。カンボジアでは、経済が高度にドル化している中で、中央銀行が現地通貨リエルの使用促進を図っているため、株式や債券はリエル建てとなっています。他方、海外からの投資家は、ドル建てを選好するため、ドル・リエルの為替変動リスクをヘッジすることが可能な外国為替指数連動変動型も発行するものです。
 カンボジアでは、昨年、マイクロファイナンスのハッタ・カクセカー(HKL)が、初の社債発行・上場を成功させています。債券発行は、株式公開・上場よりもハードルが低いと言われていることに加え、マイクロファイナンス機関では預金等の他の調達手段よりも低い金利で資金を調達可能という利点があります。リエル建ての金融市場を育成していく観点からも、リエル建ての社債発行は、重要な役割を持っています。今後の社債市場の活性化が期待されます。

LOLCのサイト(英文です)
https://www.lolc.com.kh/eng/index.aspx


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