幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

『「仕事ができる」とはどういうことか』楠本健/山口周共著 ”成果をだせるか”

2022-03-16 16:58:28 | 本の紹介
・「成果を出せる」。これが「仕事ができる」ということです。
広い意味でのお客の立場で、「頼りになる」「安心して任せられる」「この人ならなんとかしてくれる」、もっと言えば、「この人じゃないとダメだ」、そう思わせる人が僕の言う、「仕事ができる人」です。

・『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』山口周著

・「役に立つ」はスキル/「意味がある」はセンス

・「論理」は常に「直観」を必要とする
・『直観を磨くもの』小林秀雄著

・ある繊維工場でなかなか製品の品質が安定しないとい問題があって、どこかのラインに問題があるのか、どこかの工程に問題があるのかと分析してみたけれども、これといった原因がはっきりしなかった。このとき、不良品の出ている日とその日の天気の関係を調べたエンジニアがいて、不良品は必ず大雨の日に出ていることを把握したんですね。この工場は繊維を洗うための水を川から取水していたんですが、大雨のときは川の水分中のミネラルが増えることで問題を起こしていたんです。この分析は、「繊維の品質は天気に関係しているんじゃないか」という直観が先に立たなければ、やりようがありませんよね。

・マクドナルド立て直し
2004年原田泳幸さんがマクドナルドに来たとき、初めはとにかく
QSC(Quality ,Service,Clealiness)以外はやらなかった。QSCだけを徹底的にやった。
次に作り置きを廃止(オーダーが入ってから商品をつくることにした)
次に「100円マック」(美味しくなったのを実感してもらう)。
次にヘビーなメニューを追加(軽食から主食も)
次に不採算店を整理
この順番が重要だった。

・センスの怖さはフィードバッグがかからない点

・センスメイキングとは「人間洞察」

・センスとは「具体と抽象の往復運動」

・仕事ができる人は自分の「意志」が先にくる

・堀場製作所の創業者 堀場雅夫著『イヤならやめろ! 社員と会社の新しい関係』

・ユニクロ 柳井正氏
「ひょっとしたら、これはすごく儲かるかもしれない・・・」が起点にある。
「絶対にうまくいくのか」ということを求めないんですよ。

感想
プロキシ(代理)との言葉がありました。
ある仕事で成果を出さないといけない。
そこには英語が必要。
英語を修得することが目的になり、仕事の成果を出すという本来の目的をわすれていることがあるとのことでした。

早稲田大学の内田和成先生の退官の最終講義で、
「きちんとデータ解析とか調査を行うが、最後は直観で決めることがある」
とお話しされていました。
内田和成先生の早稲田大学での最終講義「プロとして生きる」

本を読む楽しみの一つに、その本に紹介してある本を知り、読むことです。
自分では出会うことのない本との出会いがあります。

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