幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

『部下を持ったら必ず読む「任せ方」の教科書 「デキる先輩」は必ずうまい任せ方をしている』出口治明著 ”自分が任せて欲しかったので、組織長になったら任した”

2024-12-02 01:52:52 | 本の紹介
・多様な人材に任せることでしか、会社は成長しない

・上司の管理能力は、せいぜい、部下2~3人分
 細かく首を突っ込まなければ、10~15人の部下を管理できる
 モンゴル軍は、10人を一つの単位と考えて組織作りをした

・稟議制のデメリット
 ・意志決定に時間がかかりすぎる
 ・責任の所在があいまいになる

・職責が下位の社員に権限の一部を委譲し、業務を分担する
 仕事を任せるときは、「権限の範囲」を社員に周知する
 協議と同意は違う。「話し合いはするが、決定は一人で行う」のが、協議のルール

・部下に権限を与えた以上、「部下の決定」に口出しをしない

・女性の消費者が、多くいる以上、企業側にも女性が必要
 性別、年齢、国籍を超え、多様な人材に任せることで、会社は強くなる
 同質性の高いちーむを構成すると変化に対応できない

・部下に権限を与えたうえで、的確な指示を出す
 「的確な指示」とは双方向のコミュニケーション
 人を介するほど不確実性が増すようでは、権限を委譲できない

・ビジネスの世界は結果が悪ければ責任を取る必要がある
 上司は結果責任を負う見返りに高給をもらう
 故意や過失があろうとなかろうと上司は責任を取る

・「人間の能力や使える時間は有限である」ことを理解する
 部下の仕事が「60点」なら、合格点とする
 迅速に判断し、部下を信頼して、仕事を任せる

・部下を動かすには、部下に愛される上司になる
 部下を動かすには、圧倒的な力の差を見せつける
 部下を動かすには、必死に働いている姿を見せる

・集団は、「2割:6割:2割」で、3つのグループに分化される
 「下位2割」のグループを排除する必要はない
 部下に力を発揮させるには、時間と段階が必要

・適材適所をかなえるには、「部下の適性」を深く知る
 いまがどんな局面なのか、「周囲の状況」を把握する
 経験やインプットを蓄積し、「洞察力」を高める

・「長時間働く人は偉い」というのは間違った認識
 上司のマネジメント能力が低いと、長時間労働になる
 「評価基準」を変えなければ「労働生産性」は上がらない

・「リーダーの条件」を身につけるには、
 「人」から学ぶ、
 「本」から学ぶ、
 「旅」から学ぶ。

・仕事を任せれれば、部下のモチベーションが上がる
 一段高いところに登らされると、部下は自然と成長していく
 仕事を任されたら、部下は責任を負い、やがて責任感もついていく

・人材の採用はCEOやCCOではなく現場に任せる
 「自分と正反対」
 「社内にいない」
 「異質な人」
 を採用する

・現代の企業は業務の一部を他企業に任せることも必要
 アウトソーシングの判断基準は「コスト」と「コア・コンピタンス」
 アウトソーシング先は理念を共有できる相手を選ぶ。



感想
 会社に勤めて、多くの上司の下で働きました。
仕事がやりにくい上司がいました。
そこで上司になった時には、それを反面教師としました。
①突然、「午前中にこれこれをやってくれ」と言われる。
 仕事の予定が狂ってしまう。
②よく会議の日程変更をする。
③枝葉末節に拘る。
④会議で私が発言したことを否定する(だったら自分で全ての会議に出よ)
⑤学びの機会を与えない。
⑥会議にPCを持ち込みメールを確認することを禁じる
 (会議は自分が関係するのは2~3割、後は聞いていればよいだけ)

 この本を読み、やはり出来る上司は違うなと思いました。

「旅から学ぶ」
これはこれまであまりしてこなかったかと思います。
ただ、出張で出かけたときは、ちょっと足を延ばして、周辺を探索したら、その地域の観光地を出来る範囲で回っていました。部下にもそれを勧めていました。

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