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処理水に海水混ぜて放出、初回分は7800トンを17日間かけ…1か月間は濃度を毎日測定 ”海水で1,200倍に希釈”/「理解なく放出しない約束」は?

2023-08-23 02:53:53 | 社会

 岸田首相は22日、東京電力福島第一原子力発電所(福島県)の処理水を巡る関係閣僚会議で、海洋放出を24日に開始すると表明したが、東電はこの日、海洋放出の詳細な手順を公表した。
 計画では、放出前に処理水に大量の海水を混ぜて、トリチウム濃度を国の基準の40分の1未満(1リットル当たり1500ベクレル未満)にする。放出開始にあたり約1トンの処理水を1200トンの海水で薄めてトリチウム濃度を測定。想定通りに濃度が下がったことを確認できれば、初回分として計7800トンを17日間かけて放出する。今年度は約3万1200トンの放出を予定。トリチウムの量は5兆ベクレルで、東電が計画する年間上限(22兆ベクレル)の約2割となる。
 放出開始後1か月間は、沖合約1キロの放出口付近で採取した海水のトリチウム濃度を毎日測定、公表する。測定値に異常があればすぐに放出を停止する。

2023-08-22 01:44:22 | 社会

感想
 希釈倍率は100倍以上、計画では500倍と説明されていました。
今回1トン×1,200倍で希釈
3万1200トン×1,200倍=3,744万トンの海水が必要です。
1m×1m×1m=100×100×100g=1000㎏=1トン(海水の比重1.0)
思った以上に汚染水は汚染されているのでしょうか?

3,744万トン=3,744万m3
深さを100mとすると
100m×100m×100m=100万トン
608m×608×100m(3,700万トン)の水で希釈するのです。

137万トン汚染水が保管されています。
137万/3.12万(年)=43.91年かけて行うことになります。
4,03km×4,3km×100mの海水が必要になります。

なんとなく、1km先で放出しないと濃度が濃くなるのが分かるように思います。

福島沖は北からの親潮(千島海流)と南からの黒潮(日本海流)がぶつかるところです。
まさにぶつかるところに処理水が放出されます。
そして親潮と黒潮は処理水と一緒に太平洋側に押し流されるようです。

モニタリングしても、処理水はどんどん太平洋側に流されるので、モニタリングの数値は上がらない可能性があります。
そのために1km先の放出、つまり親潮と黒潮の流れで太平洋側に押し流されることを考えて1km先なのでしょう。
それが思惑通りになるかどうかですね。

星新一さんのショートショートにこんな話がありました。

ある山に大きな穴が開いていました。
そこに小さな石を投げると、コロンコロンと落ちていきました。
もう少し大きな石を投げてもコロンコロンと落ちていきます。
これはよいやとそこにゴミを捨てます。
いくらでも入っていきます。
これを産廃業者が聞きつけて、その土地を購入しました。
産廃業者は産業廃棄物を処理せずにそこにどんどん投げ棄てました。
いくらでも入っていきます。
数十年後、別の山のところに大きな穴を発見しました。
その穴から小さな石が飛び出してきました。
そしてしばらくすると大きな石も飛び出してきました。

環境は汚染させたときは何の変化もないように見えますが、変化が始まっているのでしょう。
人が変化、環境の汚染に気付いたときは、もう遅く取り返しのつかないことが起きているのかもしれません。
地球は住まい、住まいを汚して人は良い生活を送れるのでしょうか。
インディアンの格言に下記がありました。
「自然(環境)は子孫からの預かりもの」
子孫の預かりものをダメにしているのかもしれません。

2023/07/12 09:28 福島民報
⇒理解は得られたとするのでしょうか?

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