https://news.yahoo.co.jp/articles/139e7af6b7f85ddc6d0899cea0b5baf079854dac 11/30(水) 5:03 読売新聞オンライン
東京五輪・パラリンピックのテスト大会事業を巡る入札談合事件で、大手広告会社「電通」側が他の落札企業側に対し、受注を希望する競技会場以外は入札に参加しないよう事前に要請していた疑いのあることが関係者の話でわかった。東京地検特捜部は、電通側が落札企業側に入札回避を求めたことを示唆するメールを入手。電通が大会組織委員会側とともに受注調整を主導したことを示す証拠の一つとみている。
特捜部と公正取引委員会は25日の電通、28日の「博報堂」に続き、29日に「ADKマーケティング・ソリューションズ」(東京都港区)を独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で捜索。広告トップ3社が全て強制捜査を受ける事態となった。
談合の疑いがあるのは、組織委が2018年に実施した各競技のテスト大会を計画立案する業務の入札。1~2競技会場ごとに26件が行われ、電通など9社と一つの共同事業体が総額約5億3700万円で落札したが、組織委側と電通は入札前に応札が見込める企業の受注意向を一覧表で共有し、実際の受注もほぼ表の通りだったとされる。
関係者によると、26件の大半は「1社応札」となったが、入札の経緯について、一部の落札企業側が特捜部に対し、電通側から入札前に「受注希望会場以外は入札参加しないでほしい」と要請されたと説明。特捜部は、こうした要請を示唆するメールを入手したという。
「トレス」が入るビルから段ボールを運び出す係官ら(29日午後4時14分、東京都中央区で)
電通幹部らは特捜部の任意の事情聴取に対し、談合の認識を否定したという。
特捜部と公取委は29日、ADKのほか、電通のグループ会社で広告制作会社の「電通ライブ」(千代田区)、イベント会社「シミズオクト」(新宿区)、同「トレス」(中央区)、同「ジエブ」(港区)の4社も捜索した。
電通ライブは業務の一つを落札。また、同社とシミズオクトは業務を落札した番組制作会社「フジクリエイティブコーポレーション」の再委託先だった。ジエブも電通から再委託されていたという。特捜部は、これらの企業が再委託に回る代わりに、入札への参加を見送る受注調整があったとみている。
ADKと電通ライブ、シミズオクト、ジエブは29日、「捜査に協力する」などとするコメントを出した。
感想;
検察がどこまで本気で追究するかですね。
それがないと検察の存在意義が問われます。
プライドを持って仕事をしていただきたいです。
それにしても電通の社員、甘いですね。
メールは残るので、残らない方法で行うことです。
電話も相手が録音している可能性があります。
東京五輪・パラリンピックのテスト大会事業を巡る入札談合事件で、大手広告会社「電通」側が他の落札企業側に対し、受注を希望する競技会場以外は入札に参加しないよう事前に要請していた疑いのあることが関係者の話でわかった。東京地検特捜部は、電通側が落札企業側に入札回避を求めたことを示唆するメールを入手。電通が大会組織委員会側とともに受注調整を主導したことを示す証拠の一つとみている。
特捜部と公正取引委員会は25日の電通、28日の「博報堂」に続き、29日に「ADKマーケティング・ソリューションズ」(東京都港区)を独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で捜索。広告トップ3社が全て強制捜査を受ける事態となった。
談合の疑いがあるのは、組織委が2018年に実施した各競技のテスト大会を計画立案する業務の入札。1~2競技会場ごとに26件が行われ、電通など9社と一つの共同事業体が総額約5億3700万円で落札したが、組織委側と電通は入札前に応札が見込める企業の受注意向を一覧表で共有し、実際の受注もほぼ表の通りだったとされる。
関係者によると、26件の大半は「1社応札」となったが、入札の経緯について、一部の落札企業側が特捜部に対し、電通側から入札前に「受注希望会場以外は入札参加しないでほしい」と要請されたと説明。特捜部は、こうした要請を示唆するメールを入手したという。
「トレス」が入るビルから段ボールを運び出す係官ら(29日午後4時14分、東京都中央区で)
電通幹部らは特捜部の任意の事情聴取に対し、談合の認識を否定したという。
特捜部と公取委は29日、ADKのほか、電通のグループ会社で広告制作会社の「電通ライブ」(千代田区)、イベント会社「シミズオクト」(新宿区)、同「トレス」(中央区)、同「ジエブ」(港区)の4社も捜索した。
電通ライブは業務の一つを落札。また、同社とシミズオクトは業務を落札した番組制作会社「フジクリエイティブコーポレーション」の再委託先だった。ジエブも電通から再委託されていたという。特捜部は、これらの企業が再委託に回る代わりに、入札への参加を見送る受注調整があったとみている。
ADKと電通ライブ、シミズオクト、ジエブは29日、「捜査に協力する」などとするコメントを出した。
感想;
検察がどこまで本気で追究するかですね。
それがないと検察の存在意義が問われます。
プライドを持って仕事をしていただきたいです。
それにしても電通の社員、甘いですね。
メールは残るので、残らない方法で行うことです。
電話も相手が録音している可能性があります。
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