・本当に都会の人は冷たいのか?
都会であれば、自分以外にもたくさんの人がいるわけで、その中の誰かが助けるだろうから、自分が援助することもないだろうと思ってしまうのです。これを”責任の拡散現象“といいます。
・私たちは、自分がやっていることはよく覚えています。何しろ、自分自身がやっていることなのですから。逆に他人がやっていることは、あまりよく覚えていません。
私たちは、自分がたくさんやらされていると感じやすいのです。
・「割れ窓理論」
オフィスも、トイレも、きれいに使ってほしいのであれば、とにかくこまめに掃除を繰り返して、ひとつでもゴミを残さないことを心がける必要があります。
・武器なようなものを見ていると、自然に攻撃性が高まってしまい、イライラしてしまうからです。これを心理学では「ウェポン効果」と呼んでいます。
(不快な感情を抱えている人は、武器など攻撃を連想させる刺激と出合うと攻撃行動に走りやすくなる )
・子どもが学校で楽しく過ごせて、人気者になってほしいのだと思うのなら、親も子どもに対して、やさしく接してあげることが重要だといえるでしょう。
・人生を楽しく生きるコツは、自分をだましてしまうことなのです。「私はとても魅力的」だと自分に言い聞かせ、本気でそのように思い込んでしまったほうが、楽しい人生を送れるのだということを覚えておきましょう。
・同じ集団の中にいじめる対象を作るのは、「いじめられる人以外の人たちの一体感」を強める働きをするというのがエイデルマンの分析です。いじめの対象がいると、それ以外の人たちは、かえってひとつにまとまるわけです。心理学的には、これを“黒い羊効果(ブラック・シープ効果)”と呼んでいます。
・「贅沢な経験」がいじめのきっかけになる
他人に羨ましがられるような経験をしたときには、できるだけ黙っていましょう。
・人間というのはバカなことを一緒にやっていると、ものすごく仲良くなれるのです。
・愛想よく振るまう必要がなくなればなくなるほど人は日常生活の中で笑わなくなり、表情が乏しくなっていきます。偉い人になるほど仏頂面になってしまうのです。
・どんな形であれ、「楽しいなあ」「幸せだな」という気持ちにさせることができれば、生産性は12%ほど高くなる。
・「どうも、みんな私の言うことを聞いてくれない」という人は、アイコンタクトをすればよいのです。
・フィードバックを、たくさん受けたほうが上達が早いことが研究から明らかになりました。
・質問をたくさんすると初対面の人に好かれる
質問するときのコツは、できるだけ「はい」「いいえ」では答えられない、回答の自由度が高い聞き方をすることです。
・「敵の敵は友」という言葉があります。お互いに共通の人を嫌っていると、なぜか親近感が湧いて、その人との仲がより深くなるようです。
・私たちは、自分と真逆のタイプに心惹かれることがあります。これを“相補性の原理”といいます。
・私たちは、自分と似た名前のものを好きになる。
・交渉は「笑い」があるとうまくいく
冗談で相手を笑わせれば相手からの譲歩を引き出せる。
・人は自分と違う意見に耳を貸さない。
・仕事でお客さんや取引先に迷惑をかけてしまったときには、できるだけすぐに相手先にお詫びの訪問をするのが正解です。
・人の怒りを抑制するためには、自分の姿を見せるとよいという原理を覚えておくと、いろいろな場面で応用ができるでしょう。
・私たちは、友人に比べると、自分のほうがつまらない人生を歩んでいると思い込みやすく、これを心理学では“悲観バイアス”と呼んでいます。
・相手の目を見つめていると、なぜか自分の心の中に、「好き」という気持ちがどんどん大きくなってきてしまいます。相手がどんな人であっても、目を見つめていると、その人を好きになってしまうのです。
感想;
知らない内に人間関係を悪くすることを行っているかもしれないと思いました。
人間関係が良好な人は、ひょっとすると自然に人間関係を良好にする行動を取っているのかもしれません。
それは自然と周りの人を見て学んだのでしょう。
それを学ぶ機会がなかったら、やはり本など読んで学ぶことが良いのかもしれません。
最近気に入った言葉は下記です。
「多くの人の悩みは、先人たちが悩んで来たことで、先人たちは言葉や本を残している。先ずはそれから学ぶことである」
先人たちはどう悩み、どう解釈し、そしてどうしたかを参考にして、自分がどうしていくかなのでしょう。
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