毎回、いびり倒される千春
・千春(菅野美穂)は、家族から「行かず後家状態」のことをチクチク言われ、居づらくなり春子(天海祐希)のマンションに転がり込む。
いびられるが、なぜか春子には図々しい。
・35歳という年齢は、それだけで結婚するには価値が下がっていると実感させられ40歳初婚相手にも妥協されてしまう。
千春の母(市毛良枝)も、千春のことを「条件を緩められた」見合い相手の価値と言い放つ。
男性も40歳で初婚というのは、大いに問題ありである
千春も「結婚の条件」を考える
・後輩の真里子(福田彩乃)から誘われ合コンに参加するが、世代のギャップを感じるだけだった。
普段、無神経な真理子にも思い切り気を使わせるほどの千春の痛々しさ。
これを予想して誘ったとしたら、真理子の腹は真黒だが、今回はいい奴に見えた。
小島圭介(中村俊介)に再会し、男女の仲が復活と思わせて、実は千春で気を紛らせていただけ。
こいつ、初回も過去の傷をチクッと刺すようなこと(結婚することを幸せそうに告げる)
をしておきながら、ダメ押しに来たのか。
当分、こういうパターンなのだろうか?
まあ、徐々に純平(玉木宏)と接近していくのだろうけれど。
それと、天海さん(春子)の千春に告げる予言(忠告)、当たり過ぎ。この予言は要らないと思う。
今のところ、預言者とアッシー君(古っ)状態の春子にも、心の変化が。
花をガーデンや施設をデザインする材料としか考えていなかった春子だが、花には人の心を動かす力がある事を知る
★春子にとっての結婚の条件
・生活が変化しない事
・人を傷つけない事 らしい。
相手の気持ちや状態は変化するので、今の状況が結婚の条件を満たしていても、当てにならない。どんな条件(状態)になっても、それをふたりで乗り越えていこうという気持ちになれるかが、大切であるらしい
ふたりのヒロイン、同居して、お互いの気持などを語るがそこまでで、悩みなどを解決してステップを一段上るのには影響していないように感じる。
特に、千春から春子に与える好影響は皆無に近い。経済的(居候)にも、世話的(アッシー君)にも、精神的にも…。
これでは強力な女優二人の同居物語の意味はない。
まったく、ストーリーと関係ないが、気になる言い回しがあった。
花屋のバイト女子学生が春子に
「普通に結婚しているのかと思った」
というような言い回しだったと思う。
この「普通に」というのに引っかかりを感じてしまった。「普通に○○する」いろいろな意味があるように思う。
①あれだけひどい事をしたのに、普通に食事をしていた。
②あれだけひどい目に遭ったのに、普通に食事をしていた。
③普通に球を返す。普通に画を書く。
④普通においしい。
・①~④すべてに、「常と変らず」という意味が底流にあるが、微妙に意味合いが違う。
・①②は大変な時(はず)なのに、通常と変わらずという意味で、①には非難、②には感心の意味が込められている。
・③普通より上(面白いとか良い)を期待していたが、平凡だったという、「がっかり」の評価
・④は最近の若い世代が良く使う。ある程度の出来を期待するというか、良い事が当然と思っていて、その予想と違わない出来だったときに「普通に~だ」と評価する。「とても良い」というのではなく「まあまあだ」ぐらいの褒め言葉。
それを知らないと、誉められたのに腹を立ててしまう事もありそう。
このドラマの場合、女子学生は④の意味で、「素敵な春子さんは当然結婚しているであろう」という思いで発したが、春子は③の意味で「平凡に(人生のレールに乗って)結婚しているのではないか」と評価されていたと思った。
ドラマではスッと流してそれっきりだったが、ドラマ作りとしてはどうなのか……
実はドラマタイトルの『結婚しない』というのも、引っかかりを強く感じている。
結婚しない○○なのか?○○には理由、自由、時代などいろいろ含みを持たせているのか?
結婚しないという決意なのか?
なにか、文意を切られている感覚がして、モヤモヤするのは私だけ?
【第2話ストーリー】番組サイトより
妹の結婚もあって実家に居づらくなった田中千春(菅野美穂)は、1週間だけでいいからと頼みこんで桐島春子(天海祐希)のマンションに転がり込む。
遅刻しそうだった千春をバイクで送り届けた春子は、生花店『メゾン・フローラル』に向う。春子は、アルバイト店員の工藤純平(玉木宏)と佐倉麻衣(三吉彩花)に、この店の店長になったことを報告した。その際、春子は、純平が画家を目指していたことを知る。
一方、千春は、昼休みに訪ねてきた母・紀子(市毛良枝)からお見合い写真を渡される。相手は、食品メーカーの研究職に就いている浅井隆史(池内万作)という40歳初婚の男性で、年収は700万円だという。紀子によれば、浅井は若い女性とも会ったが話がまとまらなかったため、自身の年齢も踏まえて条件を緩めたらしい。あまり乗り気ではない千春に、紀子は、35歳の女性でもいいという男性は少ないのだから前向きに考えるよう告げた。
帰宅した千春は、自分が考える『結婚相手に求める条件』を思いつくまま紙に書き出す。そこに春子が帰ってきた。千春は、春子にお見合いの件を打ち明けると、結婚しようと思ったことはなかったのか、と尋ねた。すると春子は、結婚したいと思う相手がいなかったし、いたとしても生活を変えたくなかったから結婚という選択肢はなかった、と答えた。
一歩踏み出すことを自らに課していた千春は、お見合いをしてみようと思い始めていた。そんな折、『メゾン・フローラル』を訪れた千春は、先日、ガーベラの花をプレゼントしてくれた純平がこの店で働いていることを知る。千春は、その時のお礼のつもりでアスターの花を買い求めた。
それから数日後、千春は浅井とお見合いをする。千春は、浅井の真面目で誠実そうな人柄に好感を抱くが…。
【第3話ストーリー】番組サイトより
田中千春(菅野美穂)は、後輩の鈴村真里子(福田彩乃)から半ば強引に誘われて、合コンに参加する。だが、20代ばかりの参加メンバーの中で完全アウェー状態だった千春は、二次会に行く気にもなれず、帰ってしまう。
一方、桐島春子(天海祐希)は、グランドヒルズ庭園の完成披露パーティー用としてオーダーされたスタンド花を届けに行く。そこは、春子が生花店『メゾン・フローラル』への異動を命じられる前にデザインを手がけていた庭園だ。そこで、デザイン部部長の樋口亨(石橋凌)やかつての同僚たちと再会する春子。樋口は、必ず本社に戻れるようにする、と改めて春子に約束する。しかし春子は、会社に辞表を提出するつもりでいた。
合コンの帰り、千春は、立ち飲みの店に寄った。するとその店に、千春の元恋人で、結婚を間近に控えている小島圭介(中村俊介)がいた。そこで圭介は、結婚がダメになった、と千春に打ち明ける。婚約者から一方的に振られたらしい。
帰宅した千春は、圭介の件を春子に話す。春子は、圭介の力になりたいという千春の気持ちに理解を示しながらも、寂しさは連鎖するから気をつけろと忠告した。
工藤純平(玉木宏)は、美大の後輩・河野瑞希(伊藤歩)の初個展が開かれている画廊まで花を届けに行く。後輩の結婚祝いを買いに行った千春も、春子からチケットをもらったことを思い出し、画廊を訪れていた。千春は、純平の姿に気づくが、瑞希が一緒にいることに気づき、声をかけられなかった。そこで純平は、画廊のオーナー・沢井秀雄(山中聡)から、スタッフにならないかと誘われる。沢井いわく、瑞希が純平のことを心配しているという。その会話を聞いてしまった千春は、純平の寂しそうな表情が気にかかり、画廊を後にした彼を追いかける。
・千春(菅野美穂)は、家族から「行かず後家状態」のことをチクチク言われ、居づらくなり春子(天海祐希)のマンションに転がり込む。
いびられるが、なぜか春子には図々しい。
・35歳という年齢は、それだけで結婚するには価値が下がっていると実感させられ40歳初婚相手にも妥協されてしまう。
千春の母(市毛良枝)も、千春のことを「条件を緩められた」見合い相手の価値と言い放つ。
男性も40歳で初婚というのは、大いに問題ありである
千春も「結婚の条件」を考える
・後輩の真里子(福田彩乃)から誘われ合コンに参加するが、世代のギャップを感じるだけだった。
普段、無神経な真理子にも思い切り気を使わせるほどの千春の痛々しさ。
これを予想して誘ったとしたら、真理子の腹は真黒だが、今回はいい奴に見えた。
小島圭介(中村俊介)に再会し、男女の仲が復活と思わせて、実は千春で気を紛らせていただけ。
こいつ、初回も過去の傷をチクッと刺すようなこと(結婚することを幸せそうに告げる)
をしておきながら、ダメ押しに来たのか。
当分、こういうパターンなのだろうか?
まあ、徐々に純平(玉木宏)と接近していくのだろうけれど。
それと、天海さん(春子)の千春に告げる予言(忠告)、当たり過ぎ。この予言は要らないと思う。
今のところ、預言者とアッシー君(古っ)状態の春子にも、心の変化が。
花をガーデンや施設をデザインする材料としか考えていなかった春子だが、花には人の心を動かす力がある事を知る
★春子にとっての結婚の条件
・生活が変化しない事
・人を傷つけない事 らしい。
相手の気持ちや状態は変化するので、今の状況が結婚の条件を満たしていても、当てにならない。どんな条件(状態)になっても、それをふたりで乗り越えていこうという気持ちになれるかが、大切であるらしい
ふたりのヒロイン、同居して、お互いの気持などを語るがそこまでで、悩みなどを解決してステップを一段上るのには影響していないように感じる。
特に、千春から春子に与える好影響は皆無に近い。経済的(居候)にも、世話的(アッシー君)にも、精神的にも…。
これでは強力な女優二人の同居物語の意味はない。
まったく、ストーリーと関係ないが、気になる言い回しがあった。
花屋のバイト女子学生が春子に
「普通に結婚しているのかと思った」
というような言い回しだったと思う。
この「普通に」というのに引っかかりを感じてしまった。「普通に○○する」いろいろな意味があるように思う。
①あれだけひどい事をしたのに、普通に食事をしていた。
②あれだけひどい目に遭ったのに、普通に食事をしていた。
③普通に球を返す。普通に画を書く。
④普通においしい。
・①~④すべてに、「常と変らず」という意味が底流にあるが、微妙に意味合いが違う。
・①②は大変な時(はず)なのに、通常と変わらずという意味で、①には非難、②には感心の意味が込められている。
・③普通より上(面白いとか良い)を期待していたが、平凡だったという、「がっかり」の評価
・④は最近の若い世代が良く使う。ある程度の出来を期待するというか、良い事が当然と思っていて、その予想と違わない出来だったときに「普通に~だ」と評価する。「とても良い」というのではなく「まあまあだ」ぐらいの褒め言葉。
それを知らないと、誉められたのに腹を立ててしまう事もありそう。
このドラマの場合、女子学生は④の意味で、「素敵な春子さんは当然結婚しているであろう」という思いで発したが、春子は③の意味で「平凡に(人生のレールに乗って)結婚しているのではないか」と評価されていたと思った。
ドラマではスッと流してそれっきりだったが、ドラマ作りとしてはどうなのか……
実はドラマタイトルの『結婚しない』というのも、引っかかりを強く感じている。
結婚しない○○なのか?○○には理由、自由、時代などいろいろ含みを持たせているのか?
結婚しないという決意なのか?
なにか、文意を切られている感覚がして、モヤモヤするのは私だけ?
【第2話ストーリー】番組サイトより
妹の結婚もあって実家に居づらくなった田中千春(菅野美穂)は、1週間だけでいいからと頼みこんで桐島春子(天海祐希)のマンションに転がり込む。
遅刻しそうだった千春をバイクで送り届けた春子は、生花店『メゾン・フローラル』に向う。春子は、アルバイト店員の工藤純平(玉木宏)と佐倉麻衣(三吉彩花)に、この店の店長になったことを報告した。その際、春子は、純平が画家を目指していたことを知る。
一方、千春は、昼休みに訪ねてきた母・紀子(市毛良枝)からお見合い写真を渡される。相手は、食品メーカーの研究職に就いている浅井隆史(池内万作)という40歳初婚の男性で、年収は700万円だという。紀子によれば、浅井は若い女性とも会ったが話がまとまらなかったため、自身の年齢も踏まえて条件を緩めたらしい。あまり乗り気ではない千春に、紀子は、35歳の女性でもいいという男性は少ないのだから前向きに考えるよう告げた。
帰宅した千春は、自分が考える『結婚相手に求める条件』を思いつくまま紙に書き出す。そこに春子が帰ってきた。千春は、春子にお見合いの件を打ち明けると、結婚しようと思ったことはなかったのか、と尋ねた。すると春子は、結婚したいと思う相手がいなかったし、いたとしても生活を変えたくなかったから結婚という選択肢はなかった、と答えた。
一歩踏み出すことを自らに課していた千春は、お見合いをしてみようと思い始めていた。そんな折、『メゾン・フローラル』を訪れた千春は、先日、ガーベラの花をプレゼントしてくれた純平がこの店で働いていることを知る。千春は、その時のお礼のつもりでアスターの花を買い求めた。
それから数日後、千春は浅井とお見合いをする。千春は、浅井の真面目で誠実そうな人柄に好感を抱くが…。
【第3話ストーリー】番組サイトより
田中千春(菅野美穂)は、後輩の鈴村真里子(福田彩乃)から半ば強引に誘われて、合コンに参加する。だが、20代ばかりの参加メンバーの中で完全アウェー状態だった千春は、二次会に行く気にもなれず、帰ってしまう。
一方、桐島春子(天海祐希)は、グランドヒルズ庭園の完成披露パーティー用としてオーダーされたスタンド花を届けに行く。そこは、春子が生花店『メゾン・フローラル』への異動を命じられる前にデザインを手がけていた庭園だ。そこで、デザイン部部長の樋口亨(石橋凌)やかつての同僚たちと再会する春子。樋口は、必ず本社に戻れるようにする、と改めて春子に約束する。しかし春子は、会社に辞表を提出するつもりでいた。
合コンの帰り、千春は、立ち飲みの店に寄った。するとその店に、千春の元恋人で、結婚を間近に控えている小島圭介(中村俊介)がいた。そこで圭介は、結婚がダメになった、と千春に打ち明ける。婚約者から一方的に振られたらしい。
帰宅した千春は、圭介の件を春子に話す。春子は、圭介の力になりたいという千春の気持ちに理解を示しながらも、寂しさは連鎖するから気をつけろと忠告した。
工藤純平(玉木宏)は、美大の後輩・河野瑞希(伊藤歩)の初個展が開かれている画廊まで花を届けに行く。後輩の結婚祝いを買いに行った千春も、春子からチケットをもらったことを思い出し、画廊を訪れていた。千春は、純平の姿に気づくが、瑞希が一緒にいることに気づき、声をかけられなかった。そこで純平は、画廊のオーナー・沢井秀雄(山中聡)から、スタッフにならないかと誘われる。沢井いわく、瑞希が純平のことを心配しているという。その会話を聞いてしまった千春は、純平の寂しそうな表情が気にかかり、画廊を後にした彼を追いかける。