英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

一年経ちました

2012-10-11 18:29:23 | いちご
 いちごに出会ったのが、ちょうど一年前でした。
 市場のガレージ店舗の裏(真裏ではなく隣の店舗の裏)で小さな声で鳴いていました。これは、今日の写真ですが

 コンクリートの壁が崩れていて、雨露をしのげる小さな穴があります。分かりにくいので拡大します。

 詳しくはリンクの記事に書いてありますが、やせていて、前足が不自由で左足はほとんど動かない状態でした。生後1カ月ぐらいです(推定)。


 ついでに、その1週間後



 で、現在(1歳1か月)はというと………立派に育って………
 

「なにか?」
「い、いえ、別に…」




 体(4600g)と態度はでかくなりましたが、まだまだ子供です。紐やおもちゃが好きです。
 ただ、夏前に散歩を覚えてしまって、太ももに飛びついてきたり、すね辺りにガリガリと爪を立てたりして「外に連れて行け」とせがみます。ストーカー廊下で待ち伏せはしょっちゅうです。(パソコンの部屋の外や風呂の脱衣所などでも)
 

「はよ、連れてけ!」

 1日4、5回の散歩が日課です。
 普段は探索モードなのですが、5回に1回ほど急に逃走モードに切り替わるので油断ができません。
 だいたい3日に1回ぐらいは逃げられます。先日も車の下に逃げられ、その日は忙しかったので、「短期決戦」とほうきで追い出し、競争です。
 家の周りを2周ほどして御用。トップスピードは互角。小回り・俊敏度は完敗、持久力(トップスピードの維持)は何とか互角と感じました。ただ、回復力は雲泥の差があり、その日はずっと胸が悪かったです(ゼエゼエでした)。


 ついこの間のことだと思っていましたが、1年ですか……楽しい気持ちをありがとう。
コメント (4)
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宮部みゆきミステリー『パーフェクトブルー』 第1話

2012-10-11 17:13:47 | ドラマ・映画
残念感が大き過ぎる初回。
 事件と共謀者の兄弟と恋人の人情話を、ヒロインが後を追っていくだけのグダグダな話だった。

 そもそも、キャストを見て、個人的に嫌なイメージが。
 ヒロインが、あの瀧本美織。そう『てっぱん』の独りよがりで中途半端で周囲を振りまわしているのに気がつかないご都合主義のヒロインを見事に演じていた瀧本美織です。(こう感じたのは脚本に原因があると思うが、もしかしたら演技力のせいかもしれない)
 探偵事務所の同僚に平山あや。サイトの紹介文には「蓮見探偵事務所調査員。通称・ナナさん。冷静で物静かな女性。語学に長け状況分析力に優れている」そうだが、クイズ番組でのあのおバカキャラ(演じていただけなのかもしれないが)のイメージが強過ぎる。ただ、初回はほとんど顔見せだけだったからかもしれないが、違和感は感じなかった。
 犯人の恋人・藤実咲子役の星野真里は、『トッカン』の豹変女を演じていて、私はこの豹変女はドラマの本筋とはまったく関係なく、邪魔なだけの存在だったので、よい印象を持っていない。
 そういった先入観は持ってはいけないと思い、ドラマを観たのだが、非常に残念な出来だった。
 冒頭にも書いたが、ストーリーを追っていくだけの主人公。事件の妙な点に気づいていくのだが、それが遅過ぎ。ジョギングコースになるような都内で圏外というのは不自然過ぎる。それに、ジョギング中にだけストーカーの気配を感じるって、ジョギングをストーキング?するのって大変じゃないのかな?えらく健康的なストーカーだなあ。


 主人公は事件に疑問を感じただけで、実際に調査したのは探偵事務所の調査員たちとバーのマスターだった。しかも、事件の核心に迫る部分はマスターがあっという間に調べてきてしまった。肝心の部分をマスターが究明してしまうのは変。

 そして、ストーリー展開自体が疑問だらけで、まったく同調できなかった。
 まず、死体を装ってアリバイ工作をし、強盗をするくらいなら、もっと、他の手があったのではないか?留学するほどのピアノの演奏者にはリスクが大き過ぎる。
 そして、決定的に受け入れられなかったのは、クライマックスシーンでふたり(犯人)を追い詰め、自暴自棄になった咲子が犯人を刺すのを阻止できず、救急車も呼ばない。さらに、咲子の自傷行為も止められず傍観しているだけ(咲子が殺されるのは阻止できたが)。元警察犬のマサを使っての追跡中に探偵社の報告するべきだし。
 犯人が留学することを知らなかった様子に気づかず、クライマックスで犠牲者を増やしただけ
の役立たずと思ったら、二人は助かったとは!
 主人公は倒れている咲子を抱きかかえて泣いているだけだった。早く通報しろ!


 最終シーンの父の墓前で

杏子「今回のような事は、いつだって起こりうるわ。私たちの仕事はそういう仕事なの。真実は人を悲しませることが多いから。
 いつだってやめていいのよ、この仕事」
主人公「ううん、まさか。真実に隠された思いが、人を幸せに出来るかもしれないから」

というカッコつけの台詞の応酬で綺麗にまとめているが、しらけてしまった。

 マサ(声・船越英一郎)の語り(ナレーション)も要らないと思う。
 

【ストーリー】番組サイトより
湾岸地区の倉庫に響く絶叫。瞳に写る炎、転がっている靴、風、そして響き渡る炎の音。その炎を見つめるのは、蓮見加代子(瀧本美織)と、ジャーマンシェパードのマサ(声・船越英一郎)。この1人と1匹に後に降りかかる、心切り裂くような事件のプロローグ―――。


加代子の母・杏子(財前直見)が経営する“蓮見探偵事務所”に、藤実咲子がストーカーの調査と警護の依頼で訪れた。対応した加代子は、咲子が視線を感じるという毎朝のジョギングにマサを伴って同行することに。同行中、大通りから裏通りに差し掛かったとき、視線の先に血まみれの“死体”を発見した。
加代子がその男性の脈を確認すると“無い”。警察に通報しようと携帯を取り出すと何故か圏外だ。現場にマサを残し、警察に通報するため、怖がる咲子と公衆電話を探しに行った加代子。二人が戻ってみると死体は忽然と消え、マサが倒れていた。
死体は何処へ消えたのか? 死体を運び出したにしても、元警察犬のマサを気絶させることは容易なことではない。 .

のちに加代子と咲子は警察から呼び出しを受ける。事情聴取を受ける“死体”の男・井波孝の“面通し”を依頼されたのだ。摩訶不思議な状況に、訳が分からなくなる加代子だが、孝は「暴力団から追われ行方不明となっている兄・洋を救うため、兄が死んだように偽装した」と言う。
腑に落ちない加代子だが、蓮見探偵事務所の面々が通う「BARラ・シーナ」のマスター・椎名悠介(寺脇康文)から、資金運用を託された洋が、ある組織の幹部の金を焦げ付かせたことが発端では? との情報を聞きつける。加代子はマサを気絶させた男の本当の姿を暴くため、本格的な捜査へと乗り出し、嘘の裏にある大きな嘘の謎に迫る。
そして、この事件を皮切りに加代子は自殺とされた亡き父・浩一郎の死の真相に関わっていくこととなる。事件の陰に渦巻く人間の業と欲が、加代子の瞳に炎となって映し出される…。 .



ゲスト 藤実咲子(星野真里)井波孝(窪田正孝)井波洋(大沢健)
脚本 山崎淳也
コメント (2)
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