日曜日は『NHK杯将棋トーナメント』『平清盛』『イ・サン』とスポーツ中継があり、いっぱいいっぱいの上、『MONSTERS』そして『TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~』が加わり、困った状態です。(しかも、『MONSTERS』と『TOKYOエアポート』が同枠)
★第1話「空を操る航空管制官 空中衝突を回避せよ」の感想
何にも前知識がなく「保安部」という文字だけ印象に残っていたので、昔やっていた『大空港』(鶴田浩二主演だったと思う)のような、テロや密輸と言った犯罪防止や鎮圧といったものかと思っていたら違った(笑)。
「管制」の方でした。こういう仕事は、ちょっとしたミスで大惨事になってしまうので、ハラハラする。ヒロインの香織(深田恭子)は管制官としては新米なので、ことさら心臓に悪い。グランドスタッフとしては優れていたようなので、そんなに大きなヘマはしないと思っていたが。
さて、初回で目に付いたのは、特別出演の瀬戸朝香。
まず、なぜ特別出演なのだろう?偏見かもしれないが、特別出演と銘を打つ女優なのか疑問。相変わらずカツゼツが悪く、出来る女性でツンツンした演技はワンパターン。
これは彼女の個性かもしれず、キャスティングする方もそういう役風を彼女に求めるのかもしれない。ただ、その演技がワンパターンで、そのキャラにも魅力をあまり感じない。
そういうイメージがあるせいか、彼女が演じる竹内裕美には疑問を多く感じた。これは演技というより、設定や脚本に起因するものであろうが、もしかしたら、彼女の演技によるものかもしれないと思ってしまう。
その疑問とは、主任という立場であるにもかかわらず、新人相手になぜこうも冷たい態度なのか?である。相手を話すのは、裕美のキャラか、彼女の演技なのか?
たくさんの命にかかわる仕事なのだから、もちろん厳しさは必要である。しかし、直接の仕事以外の場面でも、こうもツンツンしなければならないのだろうか?厳しさと冷たさを混同しているように思う。
主幹管制官の結城昇(時任三郎)は「人間は必ずミスを犯す。でも大事なのは、チームワークでカバーしあえる管制をどう築いていくかだ」と良い事を言っていたが、これは香織にではなく、裕美と近藤(要潤)に向けていう言葉であろう。
それに、旅客機から目を離したのは香織だけでなく、スタッフ全員も責任があると思った。
細かな突っ込みとしては、低空を飛ぶ鳥の様子から悪天候を予測した香織に対し、ただ驚くだけの山下(瀬戸康史)だが、レーダーぐらいは見るべきだろう。
★第2話「空港緊急閉鎖!迫りくる不審者の影…」の感想
第1話で、相手の感情や経費までを考えた香織に対し、安全が第一でそれ以外の配慮は不必要という裕美の考え方の違いが現れた。
今回は、息子の重大手術を聞きどうしても会いたいと不法入国しようとした父親の気持ちを思い、粋な計らい(空港建物屋上にいる息子の顔が見える位置で旅客機を停止させ、それをキャビンアテンダントに伝えた)を行った。
ただ、裕美の息子が高熱を出したことにより、子を思う気持ちが不法入国者の親心に共鳴したようだが、もし、子どもの発熱がなかったら、裕美はこの計らいを行ったのだろうか?
香織の行為や信念に感化されてということなら納得できるが、子どもの発熱による裕美の変化だとしたら、ドラマとしてはおかしい。
ストーリーとしては、密告者が敷地内に潜伏したことによる、空港の対処や大変さ、機内の病人の命と大勢の命の危険性の選択を迫られた主幹管制官の結城の決断が見どころであった。
細かな突っ込みとしては、不審者を見つけた時の対応の遅さ、特に整備の女性スタッフの対応は稚拙そのものだった。
それと、警備駐隊の隊長なら空港の建物構造などを把握しておかないとダメなのでは?
裕美の母親も、おろおろし過ぎ。
現実問題として、病院同士でアレルギーなどの連絡を取り合うという態勢を確立して欲しいものだ。
このドラマを見て、空港は大変なんだなと感じた。格安航空料金というのも考えもので、こういう旅客機のせいで空港管制に負担が大きくなるというのはよくないと思った。
あと、空港の夕焼けのシーンは綺麗だった。
『MONSTERS』より1週早く始まったドラマで、様子見のブロガーさんたちも多く、第2回目は『MONSTERS』に行く方も多かったよう。
今のところ、私はこっちかなあ。でも、『MONSTERS』も次回以降面白くなる可能性も感じたので、次週も両方視聴だなあ。
【第1話 ストーリー】番組サイトより
新任管制官の篠田香織(深田恭子)は、初出勤を翌日に控え、挨拶と下見を兼ねて羽田空港へ向かっていた。途中のモノレールで、スマイルサポートの札を付けた少年・渡辺健太(土師野隆之介)を見かけた香織は、グランドスタッフだった頃の知識と行動力を生かして手際よく健太を搭乗口まで送り届けた。
管制塔にやってきた香織が、忙しく働く先輩管制官たちの様子を眺めつつ主幹管制官の結城昇(時任三郎)と話していると、にわかに室内が騒がしくなった。離陸したばかりの飛行機のエンジン内に鳥が巻き込まれた可能性があるという。いち早くそれに気づいた主任管制官の竹内裕美(瀬戸朝香)は、素早くパイロットをはじめ関係各所に連絡を入れ、万が一引き返しても大丈夫なように準備を整え始める。同時に、羽田上空で旋回中の数機の飛行機に指示を出して次々に着陸させていく竹内。やがて、引き返してきた飛行機は無事に羽田に着陸。管制官たちがホッと胸をなでおろしていた頃、香織の心配していた通り、到着ゲートではグランドスタッフが乗客の対応に追われていた。
その夜、空港の展望デッキで一人、次々と離着陸する飛行機をどこか悲しげな表情で見つめていた香織だが、やがて大きく息を吸い込むと帰って行く。
初出勤の日、香織はブリーフィング中に新人としてメンバーたちに紹介された。指導係となった竹内は、香織を連れて部屋を出ると管制塔とは逆の方へ歩き出す。戸惑う香織が連れてこられたのはシミュレーター室だった。シミュレートで、コストも考えつつ的確な指示を出していく香織だが、竹内はコストを考えるのは管制官の仕事ではないと言い切り、再度同じパターンでのシチュエーションをやるように指示を出す。
数日にわたる厳しいシミュレーションが続いたある日、苛立ちを募らせていた香織に竹内から当日の天気資料が渡された。いよいよ実践に移れると喜んだ香織は、管制塔に入ると竹内と共に席に座り飛行機へ指示を出していくが…。
【第2話 ストーリー】番組サイトより
篠田香織(深田恭子)は、竹内裕美(瀬戸朝香)の開いていたロッカーの内側に息子・空(タイト ホールドウェイ)の写真をみつける。直後、電話で体調を崩している空の様子を心配そうに聞いている竹内を目撃するが、あえて何も知らないふりをする。
この日は急な欠員で竹内がターミナルレーダー室のサポートに回ることになり、香織も一緒に行くことになった。そんな中、バードパトロールから滑走路付近で人影を見かけたという情報が入り、空港の全滑走路が一時閉鎖になる。離着陸準備中の飛行機の管制で一気に忙しくなる管制塔内。竹内はそれを見越して香織に管制塔へ戻るように指示を出す。
滑走路付近で再び人影が目撃された。近くの桟橋に不審船侵入の報告も入り、テロの可能性を疑い警備中隊も動き出した。
侵入者がつかまらないまま時間が過ぎるが、そこへ羽田上空を旋回している飛行機から、心筋梗塞で乗客が倒れたとメディカルエマージェンシーが入る。合図を受け、竹内はどうにか羽田に着陸させたいと訴えるが、管制部の田辺部長(螢雪次朗)らは安全が確保できない以上は無理だと拒否する。病人の状況を考え、たまらず飛行機を着陸させるべきだと声を張り上げた香織を一喝した結城昇(時任三郎)だが、そのまま着陸の段取りを始めた。そんな中、ターミナルレーダー室の統括席にある電話に竹内あてに電話がかかってきた。それは空を預けている母親からで…。
★第1話「空を操る航空管制官 空中衝突を回避せよ」の感想
何にも前知識がなく「保安部」という文字だけ印象に残っていたので、昔やっていた『大空港』(鶴田浩二主演だったと思う)のような、テロや密輸と言った犯罪防止や鎮圧といったものかと思っていたら違った(笑)。
「管制」の方でした。こういう仕事は、ちょっとしたミスで大惨事になってしまうので、ハラハラする。ヒロインの香織(深田恭子)は管制官としては新米なので、ことさら心臓に悪い。グランドスタッフとしては優れていたようなので、そんなに大きなヘマはしないと思っていたが。
さて、初回で目に付いたのは、特別出演の瀬戸朝香。
まず、なぜ特別出演なのだろう?偏見かもしれないが、特別出演と銘を打つ女優なのか疑問。相変わらずカツゼツが悪く、出来る女性でツンツンした演技はワンパターン。
これは彼女の個性かもしれず、キャスティングする方もそういう役風を彼女に求めるのかもしれない。ただ、その演技がワンパターンで、そのキャラにも魅力をあまり感じない。
そういうイメージがあるせいか、彼女が演じる竹内裕美には疑問を多く感じた。これは演技というより、設定や脚本に起因するものであろうが、もしかしたら、彼女の演技によるものかもしれないと思ってしまう。
その疑問とは、主任という立場であるにもかかわらず、新人相手になぜこうも冷たい態度なのか?である。相手を話すのは、裕美のキャラか、彼女の演技なのか?
たくさんの命にかかわる仕事なのだから、もちろん厳しさは必要である。しかし、直接の仕事以外の場面でも、こうもツンツンしなければならないのだろうか?厳しさと冷たさを混同しているように思う。
主幹管制官の結城昇(時任三郎)は「人間は必ずミスを犯す。でも大事なのは、チームワークでカバーしあえる管制をどう築いていくかだ」と良い事を言っていたが、これは香織にではなく、裕美と近藤(要潤)に向けていう言葉であろう。
それに、旅客機から目を離したのは香織だけでなく、スタッフ全員も責任があると思った。
細かな突っ込みとしては、低空を飛ぶ鳥の様子から悪天候を予測した香織に対し、ただ驚くだけの山下(瀬戸康史)だが、レーダーぐらいは見るべきだろう。
★第2話「空港緊急閉鎖!迫りくる不審者の影…」の感想
第1話で、相手の感情や経費までを考えた香織に対し、安全が第一でそれ以外の配慮は不必要という裕美の考え方の違いが現れた。
今回は、息子の重大手術を聞きどうしても会いたいと不法入国しようとした父親の気持ちを思い、粋な計らい(空港建物屋上にいる息子の顔が見える位置で旅客機を停止させ、それをキャビンアテンダントに伝えた)を行った。
ただ、裕美の息子が高熱を出したことにより、子を思う気持ちが不法入国者の親心に共鳴したようだが、もし、子どもの発熱がなかったら、裕美はこの計らいを行ったのだろうか?
香織の行為や信念に感化されてということなら納得できるが、子どもの発熱による裕美の変化だとしたら、ドラマとしてはおかしい。
ストーリーとしては、密告者が敷地内に潜伏したことによる、空港の対処や大変さ、機内の病人の命と大勢の命の危険性の選択を迫られた主幹管制官の結城の決断が見どころであった。
細かな突っ込みとしては、不審者を見つけた時の対応の遅さ、特に整備の女性スタッフの対応は稚拙そのものだった。
それと、警備駐隊の隊長なら空港の建物構造などを把握しておかないとダメなのでは?
裕美の母親も、おろおろし過ぎ。
現実問題として、病院同士でアレルギーなどの連絡を取り合うという態勢を確立して欲しいものだ。
このドラマを見て、空港は大変なんだなと感じた。格安航空料金というのも考えもので、こういう旅客機のせいで空港管制に負担が大きくなるというのはよくないと思った。
あと、空港の夕焼けのシーンは綺麗だった。
『MONSTERS』より1週早く始まったドラマで、様子見のブロガーさんたちも多く、第2回目は『MONSTERS』に行く方も多かったよう。
今のところ、私はこっちかなあ。でも、『MONSTERS』も次回以降面白くなる可能性も感じたので、次週も両方視聴だなあ。
【第1話 ストーリー】番組サイトより
新任管制官の篠田香織(深田恭子)は、初出勤を翌日に控え、挨拶と下見を兼ねて羽田空港へ向かっていた。途中のモノレールで、スマイルサポートの札を付けた少年・渡辺健太(土師野隆之介)を見かけた香織は、グランドスタッフだった頃の知識と行動力を生かして手際よく健太を搭乗口まで送り届けた。
管制塔にやってきた香織が、忙しく働く先輩管制官たちの様子を眺めつつ主幹管制官の結城昇(時任三郎)と話していると、にわかに室内が騒がしくなった。離陸したばかりの飛行機のエンジン内に鳥が巻き込まれた可能性があるという。いち早くそれに気づいた主任管制官の竹内裕美(瀬戸朝香)は、素早くパイロットをはじめ関係各所に連絡を入れ、万が一引き返しても大丈夫なように準備を整え始める。同時に、羽田上空で旋回中の数機の飛行機に指示を出して次々に着陸させていく竹内。やがて、引き返してきた飛行機は無事に羽田に着陸。管制官たちがホッと胸をなでおろしていた頃、香織の心配していた通り、到着ゲートではグランドスタッフが乗客の対応に追われていた。
その夜、空港の展望デッキで一人、次々と離着陸する飛行機をどこか悲しげな表情で見つめていた香織だが、やがて大きく息を吸い込むと帰って行く。
初出勤の日、香織はブリーフィング中に新人としてメンバーたちに紹介された。指導係となった竹内は、香織を連れて部屋を出ると管制塔とは逆の方へ歩き出す。戸惑う香織が連れてこられたのはシミュレーター室だった。シミュレートで、コストも考えつつ的確な指示を出していく香織だが、竹内はコストを考えるのは管制官の仕事ではないと言い切り、再度同じパターンでのシチュエーションをやるように指示を出す。
数日にわたる厳しいシミュレーションが続いたある日、苛立ちを募らせていた香織に竹内から当日の天気資料が渡された。いよいよ実践に移れると喜んだ香織は、管制塔に入ると竹内と共に席に座り飛行機へ指示を出していくが…。
【第2話 ストーリー】番組サイトより
篠田香織(深田恭子)は、竹内裕美(瀬戸朝香)の開いていたロッカーの内側に息子・空(タイト ホールドウェイ)の写真をみつける。直後、電話で体調を崩している空の様子を心配そうに聞いている竹内を目撃するが、あえて何も知らないふりをする。
この日は急な欠員で竹内がターミナルレーダー室のサポートに回ることになり、香織も一緒に行くことになった。そんな中、バードパトロールから滑走路付近で人影を見かけたという情報が入り、空港の全滑走路が一時閉鎖になる。離着陸準備中の飛行機の管制で一気に忙しくなる管制塔内。竹内はそれを見越して香織に管制塔へ戻るように指示を出す。
滑走路付近で再び人影が目撃された。近くの桟橋に不審船侵入の報告も入り、テロの可能性を疑い警備中隊も動き出した。
侵入者がつかまらないまま時間が過ぎるが、そこへ羽田上空を旋回している飛行機から、心筋梗塞で乗客が倒れたとメディカルエマージェンシーが入る。合図を受け、竹内はどうにか羽田に着陸させたいと訴えるが、管制部の田辺部長(螢雪次朗)らは安全が確保できない以上は無理だと拒否する。病人の状況を考え、たまらず飛行機を着陸させるべきだと声を張り上げた香織を一喝した結城昇(時任三郎)だが、そのまま着陸の段取りを始めた。そんな中、ターミナルレーダー室の統括席にある電話に竹内あてに電話がかかってきた。それは空を預けている母親からで…。