5年ぶりの優勝だが、日本が強かったと言うより、外国チームがメンバーを揃えて来なかったというのが実情だろう。
事実、男女混合形式になってからの優勝チーム(優勝タイム)は
2007年 日本 2時間05分56秒
2008年 エチオピア 2時間05分27秒
2009年 日本 2時間05分58秒
2010年 日本学生選抜 2時間07分52秒
2011年 ケニア 2時間04分40秒
2012年 ケニア 2時間05分06秒
2013年 ケニア 2時間03分59秒
2014年 日本 2時間05分52秒
レースコンディションの影響もあるかもしれないが、日本チームや学生選抜の優勝タイムは他国が優勝した時のタイムより遅い。
要するに、他国がメンバーを揃ええてこなかった時や、駅伝に慣れておらずペース配分を間違えてパフォーマンスを発揮できなかったというようなアクシデントなどにより、優勝タイムが下がった時でないと優勝できないと言える。
もちろん、日本チームも毎回ベストチームと言えるメンバー構成ではなく、それなりの選手が実力を出し切って好成績を挙げているのは評価できる。
しかし、外国陣営にとっては、男女各3人の選手を揃えるのはもっと難しい。「駅伝」が世界的種目でなく、どういうモチベーションで来日してくるのだろうか?
今回も、1区の村山兄以外は、良い走りをしての優勝であったが、対抗馬のケニアの不出来によるモノが大きかった。(1区の村山は8位と順位が低かったが、トップと12秒の遅れとそれほどではないので、最低限の仕事はしたといって良い)
参加メンバーの現在の走力で言うと、ドーピング違反期間が明けてやる気満々のキソリオ以外は実力やコンディションに疑問符が付いた。
そもそも、駅伝を知らず、たすきをもらって猛ダッシュ……区間後半、足が重くなり失速というパターンを繰り返していた。特に、アンカーのキバルスは、たすきを受け取るとトラックのリレーのように全力疾走。案の定、ペースが鈍り萩原に追い抜かれると、あわててもうスパート。やはり、これも息切れして、もう一度追い抜かれると、抜き返す余力は残っていなかった。もう、素人としか言いようのない走り方であった。
ロシア、ニュージーランド、オーストラリア、カナダなども、良い走りをする選手もいたが、6人そろえることは難しかったようだ。持ちタイムが良くても、明らかに調整不足の選手も見られた。
まあ、そういう事情はともかく、日本チーム、学生選抜(3位)はよく走ったと思う。
しかし、アンカーの萩原選手の優勝インタビューは、はしゃぎ過ぎで、
「勘違いするなよ」と言いたくなり、この記事を書いてしまった。
彼女の走りは左手を横に振り、足も流れぎみで、大人数で走るとかなり迷惑なランナーと言える。
31分41秒80で日本人女子10000m今期トップのタイムを持っており、文句は言いにくいが、私としては彼女がトップという事実に、がっかりしている。日本女子の長距離のレベルが落ちてきている。
実際、彼女の記録は歴代30位ぐらいの記録にすぎず、日本記録の渋井陽子30分48秒89や、福士、新谷らと比べて約50秒も遅い。
アジア大会女子10000mで銅メダルだったが、あの納得のいかないレースプランで「金メダルを狙っていた」と悔しがったこと、今回のレース前、レース後のハイテンションのインタビューを見て、もう少し現実(二線級のレースでの優勝)をしっかり理解して欲しいなあと感じた。
確かに、弁が立ち面白いので、インタビューに関しては金メダルなんだろうけれど。
事実、男女混合形式になってからの優勝チーム(優勝タイム)は
2007年 日本 2時間05分56秒
2008年 エチオピア 2時間05分27秒
2009年 日本 2時間05分58秒
2010年 日本学生選抜 2時間07分52秒
2011年 ケニア 2時間04分40秒
2012年 ケニア 2時間05分06秒
2013年 ケニア 2時間03分59秒
2014年 日本 2時間05分52秒
レースコンディションの影響もあるかもしれないが、日本チームや学生選抜の優勝タイムは他国が優勝した時のタイムより遅い。
要するに、他国がメンバーを揃ええてこなかった時や、駅伝に慣れておらずペース配分を間違えてパフォーマンスを発揮できなかったというようなアクシデントなどにより、優勝タイムが下がった時でないと優勝できないと言える。
もちろん、日本チームも毎回ベストチームと言えるメンバー構成ではなく、それなりの選手が実力を出し切って好成績を挙げているのは評価できる。
しかし、外国陣営にとっては、男女各3人の選手を揃えるのはもっと難しい。「駅伝」が世界的種目でなく、どういうモチベーションで来日してくるのだろうか?
今回も、1区の村山兄以外は、良い走りをしての優勝であったが、対抗馬のケニアの不出来によるモノが大きかった。(1区の村山は8位と順位が低かったが、トップと12秒の遅れとそれほどではないので、最低限の仕事はしたといって良い)
参加メンバーの現在の走力で言うと、ドーピング違反期間が明けてやる気満々のキソリオ以外は実力やコンディションに疑問符が付いた。
そもそも、駅伝を知らず、たすきをもらって猛ダッシュ……区間後半、足が重くなり失速というパターンを繰り返していた。特に、アンカーのキバルスは、たすきを受け取るとトラックのリレーのように全力疾走。案の定、ペースが鈍り萩原に追い抜かれると、あわててもうスパート。やはり、これも息切れして、もう一度追い抜かれると、抜き返す余力は残っていなかった。もう、素人としか言いようのない走り方であった。
ロシア、ニュージーランド、オーストラリア、カナダなども、良い走りをする選手もいたが、6人そろえることは難しかったようだ。持ちタイムが良くても、明らかに調整不足の選手も見られた。
まあ、そういう事情はともかく、日本チーム、学生選抜(3位)はよく走ったと思う。
しかし、アンカーの萩原選手の優勝インタビューは、はしゃぎ過ぎで、
「勘違いするなよ」と言いたくなり、この記事を書いてしまった。
彼女の走りは左手を横に振り、足も流れぎみで、大人数で走るとかなり迷惑なランナーと言える。
31分41秒80で日本人女子10000m今期トップのタイムを持っており、文句は言いにくいが、私としては彼女がトップという事実に、がっかりしている。日本女子の長距離のレベルが落ちてきている。
実際、彼女の記録は歴代30位ぐらいの記録にすぎず、日本記録の渋井陽子30分48秒89や、福士、新谷らと比べて約50秒も遅い。
アジア大会女子10000mで銅メダルだったが、あの納得のいかないレースプランで「金メダルを狙っていた」と悔しがったこと、今回のレース前、レース後のハイテンションのインタビューを見て、もう少し現実(二線級のレースでの優勝)をしっかり理解して欲しいなあと感じた。
確かに、弁が立ち面白いので、インタビューに関しては金メダルなんだろうけれど。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます