新メンバー加入
物理研究員・乾健児(泉政行)が、前話、東京にいる父の看病のため退職した。その前のエピソードの時、多少の前振りがあったが、かなり唐突。前話で父とのことで悩むいぬいが描かれていたが、最後の方までやめるような雰囲気がなかったので、ラストで「えっ、辞めちゃうの?」という感じだった。
代わりに加入したのが、相馬涼(長田成哉)。思ったことをストレートに口にし、行動もマイペースで、一緒に仕事をするのは遠慮したいタイプだ。
しかし、榊マリコ(沢口靖子)に遠慮がちな他の所員が言えないことをマリコに対しても発言したり(口走ったり)、彼の無頓着な言動に過激に反応する吉崎泰乃(奥田恵梨華)の様子が面白かった。
また、民間の嘱託指導員・神林彩(森田彩華)と嘱託犬で柴犬のハナが可愛い。特に登場のシーンは微笑ましかった。
無理がある犯人の行動
犯人の匂いを追うため、警察犬担当の香坂怜子(伊藤かずえ)がハリーが出動し容疑者を突き止めるが、アリバイがあり、失敗?
玲子のハリーを信じる心と、事件の真相を科学で突き止めようとするストーリーであった。時間が経過しており、ハリーの老化?と疲労、柴犬・ハナの愛らしさと頼りなさで、ハラハラの展開だった。
しかし、その展開にするために、犯人の行動が不可解なものになってしまった。
二人が組んで犯行を行うと言っても、実際は単独行動で、実行しない方は何の助けもしていない。普通の単独の引ったくりとどこが違うのかが分からない。それなのに、奪った金は山分けなんて、どう考えても不合理。
今回、岩谷修司(宮崎吐夢)が引ったくりを実行して、その結果、殺人まで犯してしまった。コンビのもう一人の金田陽一(松尾諭)に相談するが、普通、関わりがない、自分とは関係ないと突き放すのではないだろうか?
それなのに分け前をもらうなんて、間の抜けた話だ(その1万円札が共犯の証拠となってしまう)。
ハナの活躍により、岩谷を突き止めたが、大騒ぎになり岩谷に気づかれてしまう。挙句の果てに、「岩谷だ!」と大声で叫び(逃げろと言ったようなもの)、逃げられてしまう。
ここで、しっかり彼を確保しておけば、彼は殺されずにすみ、金田も殺人を犯さなくてすんだのに。大失態だと思う。土門(内藤剛志)さんも、しっかりして欲しい。
ハリーの失敗か?というドキドキ感を出すため、犯行を歪なものにしてしまった点は残念だ。
【ストーリー】(公式サイトより)
京都市内の路上で、男性がひったくり犯に刺されて死亡する事件が起きた。被害者・沢村大輔(真鍋拓)は婚約者の梓麻衣(小野真弓)とデート中で、麻衣のバッグをひったくった犯人を捕まえようとして、刺されてしまったらしい。
現場に急行した榊マリコ(沢口靖子)たち科捜研メンバーは、刑事と押し問答している若い男を見てビックリする。彼こそ、その日から科捜研に物理研究員として配属された相馬涼(長田成哉)で、相馬はなぜか科捜研に顔を出すより先に捜査一課に挨拶に赴き、そこで第一報を聞いて現場までついて来たという。
「まずは科捜研に行って、所長の指示を仰いで」というマリコの言葉も聞かず、相馬は勝手に検査機器を持ち出して現場近くの血痕を捜索、犯人が落としたらしい手袋を発見する。
まもなく、逃亡した犯人の足跡を追うべく、警察犬のハリーと鑑識の警察犬担当者・香坂怜子(伊藤かずえ)が出動してきた。ハリーは相馬が発見した犯人の手袋の匂いを追跡、宅配便のアルバイト・金田陽一(松尾諭)に向かって吠えたてる。ところが、金田の顔を見た麻衣は、彼は犯人ではないと否定して…!?
【ゲスト】伊藤かずえ 森田彩華 小野真弓
【脚本】櫻井武晴
【監督】伊藤寿浩
-追記-
ハリーが現場から匂いを追って金田にたどり着きましたが、岩谷と金田が接触し、その時に付いた匂い、あるいはひったくりの分け前の1万円札に、ハリーが反応したことになる。
ということは、岩谷の逃走経路にたまたま仕事中の金田がいた時、匂いを追跡中のハリーが出会わしたことになり、相当不自然な偶然である。
物理研究員・乾健児(泉政行)が、前話、東京にいる父の看病のため退職した。その前のエピソードの時、多少の前振りがあったが、かなり唐突。前話で父とのことで悩むいぬいが描かれていたが、最後の方までやめるような雰囲気がなかったので、ラストで「えっ、辞めちゃうの?」という感じだった。
代わりに加入したのが、相馬涼(長田成哉)。思ったことをストレートに口にし、行動もマイペースで、一緒に仕事をするのは遠慮したいタイプだ。
しかし、榊マリコ(沢口靖子)に遠慮がちな他の所員が言えないことをマリコに対しても発言したり(口走ったり)、彼の無頓着な言動に過激に反応する吉崎泰乃(奥田恵梨華)の様子が面白かった。
また、民間の嘱託指導員・神林彩(森田彩華)と嘱託犬で柴犬のハナが可愛い。特に登場のシーンは微笑ましかった。
無理がある犯人の行動
犯人の匂いを追うため、警察犬担当の香坂怜子(伊藤かずえ)がハリーが出動し容疑者を突き止めるが、アリバイがあり、失敗?
玲子のハリーを信じる心と、事件の真相を科学で突き止めようとするストーリーであった。時間が経過しており、ハリーの老化?と疲労、柴犬・ハナの愛らしさと頼りなさで、ハラハラの展開だった。
しかし、その展開にするために、犯人の行動が不可解なものになってしまった。
二人が組んで犯行を行うと言っても、実際は単独行動で、実行しない方は何の助けもしていない。普通の単独の引ったくりとどこが違うのかが分からない。それなのに、奪った金は山分けなんて、どう考えても不合理。
今回、岩谷修司(宮崎吐夢)が引ったくりを実行して、その結果、殺人まで犯してしまった。コンビのもう一人の金田陽一(松尾諭)に相談するが、普通、関わりがない、自分とは関係ないと突き放すのではないだろうか?
それなのに分け前をもらうなんて、間の抜けた話だ(その1万円札が共犯の証拠となってしまう)。
ハナの活躍により、岩谷を突き止めたが、大騒ぎになり岩谷に気づかれてしまう。挙句の果てに、「岩谷だ!」と大声で叫び(逃げろと言ったようなもの)、逃げられてしまう。
ここで、しっかり彼を確保しておけば、彼は殺されずにすみ、金田も殺人を犯さなくてすんだのに。大失態だと思う。土門(内藤剛志)さんも、しっかりして欲しい。
ハリーの失敗か?というドキドキ感を出すため、犯行を歪なものにしてしまった点は残念だ。
【ストーリー】(公式サイトより)
京都市内の路上で、男性がひったくり犯に刺されて死亡する事件が起きた。被害者・沢村大輔(真鍋拓)は婚約者の梓麻衣(小野真弓)とデート中で、麻衣のバッグをひったくった犯人を捕まえようとして、刺されてしまったらしい。
現場に急行した榊マリコ(沢口靖子)たち科捜研メンバーは、刑事と押し問答している若い男を見てビックリする。彼こそ、その日から科捜研に物理研究員として配属された相馬涼(長田成哉)で、相馬はなぜか科捜研に顔を出すより先に捜査一課に挨拶に赴き、そこで第一報を聞いて現場までついて来たという。
「まずは科捜研に行って、所長の指示を仰いで」というマリコの言葉も聞かず、相馬は勝手に検査機器を持ち出して現場近くの血痕を捜索、犯人が落としたらしい手袋を発見する。
まもなく、逃亡した犯人の足跡を追うべく、警察犬のハリーと鑑識の警察犬担当者・香坂怜子(伊藤かずえ)が出動してきた。ハリーは相馬が発見した犯人の手袋の匂いを追跡、宅配便のアルバイト・金田陽一(松尾諭)に向かって吠えたてる。ところが、金田の顔を見た麻衣は、彼は犯人ではないと否定して…!?
【ゲスト】伊藤かずえ 森田彩華 小野真弓
【脚本】櫻井武晴
【監督】伊藤寿浩
-追記-
ハリーが現場から匂いを追って金田にたどり着きましたが、岩谷と金田が接触し、その時に付いた匂い、あるいはひったくりの分け前の1万円札に、ハリーが反応したことになる。
ということは、岩谷の逃走経路にたまたま仕事中の金田がいた時、匂いを追跡中のハリーが出会わしたことになり、相当不自然な偶然である。
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