英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

ハルジオン・フランスギク・ヒメジョオン

2014-06-11 16:48:36 | 歳時
ハルジオン(春紫苑)・キク科
【5月9日撮影・越前市北日野地区】

 ハルジオン(春紫苑)です。当ブログには「ハルジオンとゲスト」(2011年5月26日)に登場していますが、「ハルジオンと思って近づくとヒメジョオンだった」という体験を何度もしました。この両者、非常に似ていますが、その違いは「やっと出逢えた」(2011年5月15日)や「白い花の正体 その3」(2010年5月26日)が詳しいです。(そもそも、ハルジオンの方が開花時期が早いので、ヒメジョオンが目立つようになってから探しても遅かったというわけです)


フランスギク・キク科
【5月10日撮影・いつもの空き地】

 マーガレットに非常によく似ています。見かけ上の大きな違いは葉の形。フランスギクの葉はヘラ状で突起は有るが、マーガレットのように羽状の切れ込みはないとのことです。マーガレットの葉は、ヨモギの葉に似ているようです。(詳しくは「白い花の正体」(2010年5月22日))
 マーガレットは寒さに弱いので日本では自生できず、フランスギクは耐寒性なので自生します。なので、野原や道端に咲いているのはフランスギクと考えてよいように思います。植え込みに咲いているのも、私は疑惑の目を持って観てしまいます。

【5月11日撮影・いつもの空き地】


 それにしても、毎年、同じ場所に咲きます。いつも、ガードレールをまたいで咲きます。

ヒメジョオン(姫女菀)・キク科
【5月24日撮影・いつもの空き地】
 ハルジオン、フランスギクと来たら、ヒメジョオンを抜かすわけにはいきません。
 実は、今日写真を撮ろうとしたら、管理者が昨日草刈りをしてしまっていました。いつもの空き地は、これから咲きそろうところでしたので、撮っていなかったのです。
 それでも、少し撮っていたので、今回はそれでご容赦ください。
【5月24日撮影・いつもの空き地】

 まだ咲き始めで、しかも夕方7時前なので、花は閉じ気味です。
 それでも、一直線に茎が無数に伸び、白い小さい花が浮かんでいるようで、少し幻想的です。
 撮影の技術が足らず、平面的な画しか写せないのが残念です。

【6月4日撮影・いつもの空き地】


【6月5日撮影・いつもの空き地】
 あまりアップの写真がありません。


 そこで、この写真を拡大してみます。

 「きれい」とは言い難い画像ですが、ヒメジョオンとは判別できますね。

 私は一つ一つの花も好きですが、群生している様子が好きです。

 ただ、撮影技術が足りないです……。
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「交代」(中田七段作詰将棋)の解答

2014-06-10 21:27:39 | 詰将棋
「交代 ……中田七段作詰将棋 『将棋世界』2014年6月号」の解答です。


 初手は開き王手。角をどこまで動かすかですが……


 3四が正解(理由は後述)。

 合駒は無効なので、△2六玉とかわします。


 ここで▲1七龍が眼目の一着。



 開き王手を掛けておいて、龍を捨て玉を元の位置に引き戻す。
 意味がないように思えますが……

 ▲1六金と蓋をして詰みます。


 支えの龍を捨て、その龍の役割を角に任せ、角の位置に後ろに利きのある金を起用しフォールを決めさせ解決。
 ………選手交代が見事に嵌まりました。

 ちなみに3手目の▲1七龍(第3図)に△3六玉と逃げる手がありますが、▲3七金で大丈夫です。

 この時、角が3四に居て、玉の退路(2五、4五)を抑えているのがミソです。

詰手順……▲3四角△2六玉▲1七龍△同玉▲1六金まで5手詰 
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『軍師官兵衛』 第23話「半兵衛の遺言」

2014-06-09 14:01:49 | ドラマ・映画
今回は、「官兵衛の再生」「村重の末路とだしの最期」がテーマであった。

「官兵衛の再生」
 長きに亘る土牢での幽閉の痛手は大きく、体は回復せず、精神的にも牢獄に囚われたままであった。
 光や黒田家臣団(便利な言葉だ)も官兵衛を献身的に支えるが、官兵衛の心は折れかける。
 そこへ、半兵衛から託された軍配が松寿丸から官兵衛に渡される。

≪おお!軍配があった!(半兵衛がいた!)≫
 半兵衛の思いを知り、立ち上がる官兵衛!
「光、養生は終わりだ。姫路へ戻るぞっ」


 ………良いシーンだった。しかし、

「半兵衛さまは、ご自分の命が長くないのを悟って、自らの思いをこの軍配に籠められたのでしょう。
 それを受け継ぐ者は、殿の他におりませぬ」

 この光の言葉は要らない。光に言われて立ち直るのでは“軍事官兵衛”ではないだろう。
 軍配を見ただけで、半兵衛の志を悟るはず。
 言葉にしたいのなら、せめて、官兵衛が自ら語らないと…



「半兵衛殿はわしにまだ働けと申すか!」……
 いや、官兵衛。お主、まだほとんど働いていないだろう。


 この場面と対照的だったのが、官兵衛と信長の対面のシーン。
 官兵衛の謀反の心がなかったことを知り、許す信長(「許す」というより謝罪しなければならない)。 
 そして、松寿丸を成敗したことを謝ろうとしたが、それを遮って、秀吉が「半兵衛が松寿丸をかくまっていた」を告白し、謀っていたことを謝罪する。
 成敗の命を出したことやそれに対する詫びを、信長自ら口に出させなかったのは、秀吉の気配りだった。


「村重の末路とだしの最期」
 意固地になる村重、処刑されるのも定めと思い、村重への愛を抱いて黄泉へ旅立っていた“だし”。(このシーン、ちょっと怖かった)
 だしの処刑を知り、涙をこぼし、茶器を叩き壊す村重。人としての感情を残していた村重に、ほっとした。



【ストーリー】番組サイトより
 ついに官兵衛が救出され、光をはじめ黒田家は喜びに沸いた。秀吉は官兵衛を信長のもとに連れていき、謀反の疑いを晴らすことに成功する。そして、息子・松寿丸の無事を確認した官兵衛は安堵する。
 その後、官兵衛は湯治場として名高い有馬に身を寄せる。幽閉の後遺症で心身の傷が癒えず自暴自棄になる官兵衛だったが、やがて亡き半兵衛の遺志を継ぐべく戦陣に復帰する。
 一方、村重の逃亡により、残されただしら荒木一党は老若男女を問わず成敗される。その知らせを聞いた村重は、行方をくらます。
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交代 ……中田七段作詰将棋 『将棋世界』2014年6月号

2014-06-08 22:26:19 | 詰将棋
『将棋世界』2014年6月号掲載、中田七段詰将棋コーナー(第1問)です。



 時間割合わせをしている時のランドセルような感じもします。
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つつじ

2014-06-08 15:02:50 | 歳時
つつじ・ツツジ科
【5月8日撮影・近所】

 昨年も撮ってはいたのですが、アップはしなかったようです。
 今年もきれいに咲いていたのですが、綺麗さは変わらないものの、花は昨年の方がたくさん咲いていたような記憶があります。
 で、デジタルカメラに残っている画像を確認したのですが、やはり、昨年の方がたくさん花をつけていました。
 実は、次にご紹介する家の敷地のつつじも、昨年の方がたくさん咲いていたようです。

【5月10日撮影・自宅の敷地の隅っこ】


 こちらの方は、おととし(2012年)アップしていました。(記事の末尾にあります)

 写真は撮ったものの、記事にはできないものが多く、昨年の写真を見つけて、≪1年経ったのか≫と驚きしみじみ…てん。
 そして、今回アップしたつつじの画像も、撮ってから1か月が経っていて、時の速さに驚いています。
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アヤメとチューリップ

2014-06-07 17:10:45 | 歳時
チューリップ・ユリ科【5月4日撮影】

 非常にメジャーな園芸種ですが、和名は鬱金香(うこんこう)というらしいです。
 釣鐘を逆さまにしたような一重咲きのモノが一般的ですが、クロッカスのような浅い形状や牡丹のような八重咲きモノなどバリエーションが豊富。色も多彩です。

 今年もたくさん咲いたのですが、撮りそびれて、このプランターのだけ咲き残っていました。


アヤメ・アヤメ科【5月5日撮影・味真野地区】

 正直言って、アヤメ、花ショウブ、カキツバタの区別がつきません。
 生育場所、葉脈などそれぞれ特徴があるのですが、一見して「これは○○○」とは言い切れません。
 私の復習のため、2011年記事「アヤメ(菖蒲)とキショウブ(黄菖蒲)」と2010年記事「アヤメ カキツバタ(杜若) ハナショウブ(花菖蒲)」にリンクをしておきます。

 雨上がりで、光量が少ないですが、水滴のついたアヤメも素敵です。
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「エレベーターのジレンマ」(中田七段作詰将棋)の解答

2014-06-06 23:17:02 | 詰将棋
「エレベーターのジレンマ ……中田七段作詰将棋 『将棋世界』2014年3月号」の解答です。



 まず目に付くのは、「数の攻め」の▲2四金。

 図を見ると、これで詰んでいるように思えます。
 が、△2四同角▲同飛△1五玉と進むと

 するりと逃げられた感がある。
 ▲2五飛△1六玉▲2六玉△1七玉▲2七飛△1八玉(ジレンマ図1)、

で逃げ切られてしまう。足の速い飛車と普通のスピードの玉の追いかけっこなのだが、捕まえきれないジレンマ
 ならばと、“するり図”で挟み撃ちと▲2六角と打てば、以下△1六玉▲2七銀で詰みという気がするが


 これは幻想で、▲2六角と打ったことにより、2八の香車の利きが遮られてしまっている。

 “よく見ると図”で、2四の飛車が浮いていて取られてしまう。

というわけで、初手▲2四金は失敗に終わる。


 初図では、ともかく▲1五歩と叩きたくなるところだろう。


 これには△1五同角の一手。


 これに対し、実戦的には▲1五同飛と取りたくなる。
 △1五同玉となった図を見ると

 香車が玉の移動を制限しているうえ、持駒も角金銀と豊富。楽勝で詰みだろうと、いざ攻略しようとしてみると、思いのほかうまくいかない。
 たとえば、▲2四銀とくさびを打ち込み、△1六玉とよろけたジレンマ図2。

 ここで▲2六金と打つのは、△1七玉と先ほどの飛車と玉の追いかけっこと同じ失敗。また、▲2七金と上方から押さえるのは、香車の利きを遮ってしまい△2五玉と逃げられてしまう。金の代わりに角から打ってもうまくいかない。


 というわけで、

 第2図で▲1五同飛とするのは失敗。ただ、何かありそうな第2図だ。
 …………………………………1三金!

 △1三同玉が気になるが、初手▲1五歩△同角と角を呼んでおいた効果で、△1三同玉には▲1五飛で、△1四合駒▲2四銀で大丈夫。


 ここまで来ると、先が見えてくる。
 先の1三への金捨ては、玉の退路を埋めた手。
 そして、次の手も


 今まで陣頭指揮を執っていた飛車だが、2三の地点で自爆して玉の脱出路を封鎖!
 △2三同銀に▲2五銀で詰み。

詰手順……▲1五歩△同角▲1三金△同歩▲2三飛成△同銀▲2五銀まで7手詰 
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いちご探検隊2014 その3

2014-06-05 21:43:17 | いちご
「いちご探検隊2014 その1」
「いちご探検隊2014 その2」の続きです。

【5月10日】

 『いちごを探せ!』
 空き地の野草を撮ったのではありません。いえ、その意味もあります。単に草丈が高くなっているのではなく、注意深く見ていると、野草の移り変わりは激しく、興味深いです。整理好きの方は、雑草伸び放題という状態は好ましく思わないかもしれませんが、私は小さい花や、地味な花も好きです。野原に踏み入る時は、出来るだけ踏みつけないようにしています。
 写真は撮ってあるので、「小さき花たち」のように、名前を調べてアップしたいのですが、なかなか、手が回りません。

 おっと、話がそれてしまいました。
 草ばかりのように見えますが、どこかにいちごが潜んでいます。………中央やや右寄り付近に、わずかに黒いものが見えますね。それがいちごです。ズームしましょう。



 あっちこっち、探検します。

 おや、これは……

 尻尾を立てて、位置を知らせています。

 ん、これは?

 今度は頭でした。

 さて、どの猫もそうかもしれませんが、いちごの散歩は…………
……………「狭いところ」「汚いところ」「行っては(入っては)いけないところ」「変なところ」「さっき行ったところ」のオンパレードです。


 それでも、草丈の低いところを選んで歩きます。
 と言っても、夢中になると、関係なくなりますが。


 かと思うと、何の変哲のないところで、立ち止まり、10分ぐらい、じっと座ることもあります。


 何を見ているのでしょう?
 前回に続いて、「いちご目線カメラ」です。


【5月11日】
 今日もいちごは、荒野を行く……



 “百獣の王、いちご”


【5月14日】
 今日もいちごは……「いちごを探せ!」状態です。


 最後に再び、“いちごアイ”です。
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エレベーターのジレンマ ……中田七段作詰将棋 『将棋世界』2014年3月号

2014-06-04 20:54:14 | 詰将棋
 前問に引き続き、『将棋世界』2014年3月号掲載、中田七段詰将棋コーナー(第9問)です。


 飛車2枚、飛車と金、飛車と香車が縦につながっていて、その上下の動きが主体となるものを『エレベーター』と称されていると記憶しています。
 私は、この種の詰将棋が苦手で、苦労して解いても、しばらく経つと、詰手順を忘れてしまいます。
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6月になって(歳時メモ)

2014-06-04 15:17:55 | 歳時メモ
「歳時メモ」と勝手に銘打っていますが、このカテゴリーの意味は、植物の様子や気候などをメモして、翌年以降に現記事を振り返ると、季節の進み具合が分かりやすいかなと思い、記事にしています。

 6月になって、近所の立葵が咲き始めました。
 前回、5月5日の歳時メモ「白い花の季節」では、「ハルジオンフランスギクヒメジョオンシャガなど咲き始めました」と書きましたが、フランスギクは散り始めているものが多くなってきました。ヒメジョオンはこれからさらに咲き開いていく模様。
 2週間ほど前にオオキンケイギクが咲き始めました。近所にもきれいに咲いていて、写真を撮ろうと思ったのですが、暑くて先延ばしにしていたら散り始めてしまいました。
 あとは、ヤナギハナガサヤグルマギク(リンク記事の中ほど)も見かけるようになりました。

 夏の花は、バリエーションが豊富で、自己主張が強いように感じます。
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