よのなかに いづらわがみの ありてしなし あはれとやいはむ あなうとやいはむ
世の中に いづらわが身の ありてなし あはれとやいはむ あな憂とやいはむ
よみ人知らず
世の中に、さあどのようにわが身は存在しているのかいないのか。この世は良いものだと言おうか、ああ辛いと言おうか。
この世に常住不変なるものはなく、そもそもこの世それ自体の存在も確かなものではないという仏教思想を詠んだ歌とされているようです。
よのなかに いづらわがみの ありてしなし あはれとやいはむ あなうとやいはむ
世の中に いづらわが身の ありてなし あはれとやいはむ あな憂とやいはむ
よみ人知らず
世の中に、さあどのようにわが身は存在しているのかいないのか。この世は良いものだと言おうか、ああ辛いと言おうか。
この世に常住不変なるものはなく、そもそもこの世それ自体の存在も確かなものではないという仏教思想を詠んだ歌とされているようです。