延喜十七年八月、宣旨によりて
ひとはむべ おそくしりけむ うめのはな さけるのちにぞ はるもきにける
人はむべ おそく知りけむ 梅の花 咲けるのちにぞ 春もきにける
延喜十七年(917年)八月、天皇のご下命によって詠んだ歌。
梅が咲いたあとに立春となったので、なるほど、人は梅の花よりも遅く春の訪れを知ったというわけなのであろう。
暦と実際の季節の風物の時期のズレに着目して、それを「おもしろいもの」として詠んだ歌ですね。
延喜十七年八月、宣旨によりて
ひとはむべ おそくしりけむ うめのはな さけるのちにぞ はるもきにける
人はむべ おそく知りけむ 梅の花 咲けるのちにぞ 春もきにける
延喜十七年(917年)八月、天皇のご下命によって詠んだ歌。
梅が咲いたあとに立春となったので、なるほど、人は梅の花よりも遅く春の訪れを知ったというわけなのであろう。
暦と実際の季節の風物の時期のズレに着目して、それを「おもしろいもの」として詠んだ歌ですね。