うぐひすの たえずなきつる あをやぎの いとうきふしの なくもあらなむ
鶯の たえず鳴きつる 青柳の いとうきふしの なくもあらなむ
ひどく辛いようなことは、ないようにしてほしいものだ。
第三句までが、第四句冒頭の「いと」を導く序詞で、かつ、「いと」が序詞に導かれる言葉としての「糸」と、「ひどく、大変な」の意の副詞「いと」の掛詞になっています。従って、実質的な歌意を表しているのは第四句、第五句だけということになりますね。
うぐひすの たえずなきつる あをやぎの いとうきふしの なくもあらなむ
鶯の たえず鳴きつる 青柳の いとうきふしの なくもあらなむ
ひどく辛いようなことは、ないようにしてほしいものだ。
第三句までが、第四句冒頭の「いと」を導く序詞で、かつ、「いと」が序詞に導かれる言葉としての「糸」と、「ひどく、大変な」の意の副詞「いと」の掛詞になっています。従って、実質的な歌意を表しているのは第四句、第五句だけということになりますね。