いとをのみ たえずよりつる あをやぎの としのをながき しるしとぞおもふ
糸をのみ たえずよりつる 青柳の 年の緒長き しるしとぞ思ふ
糸を絶えず縒るように伸びた青柳の枝は、まさに長寿のしるしなのだと思う。
前歌(268)の詞書にある通り、本歌は元良親王40歳の祝賀の宴に寄せた歌ですが、そう言えばと思ってネットで検索してみたところ、当時(平安時代)の平均寿命は30歳前後だったようです。「40歳」はまさに「長寿」を寿ぐべき年齢であったのですね。
いとをのみ たえずよりつる あをやぎの としのをながき しるしとぞおもふ
糸をのみ たえずよりつる 青柳の 年の緒長き しるしとぞ思ふ
糸を絶えず縒るように伸びた青柳の枝は、まさに長寿のしるしなのだと思う。
前歌(268)の詞書にある通り、本歌は元良親王40歳の祝賀の宴に寄せた歌ですが、そう言えばと思ってネットで検索してみたところ、当時(平安時代)の平均寿命は30歳前後だったようです。「40歳」はまさに「長寿」を寿ぐべき年齢であったのですね。