月夜に女の家に男いたりてゐたり
やまのはに いりなむとおもふ つきみつつ われはとながら あらむとやする
山の端に 入りなむと思ふ 月見つつ われは外ながら あらむとやする
月夜に女の家に男が到着してそこにいる
山の端に入ろうとしている月を見ながら、それにひきかえ、家に入れてもらえない自分の身を思うことよ。
せっかくやって来たのにつれなくされ、月は山の端に入っていくのに自分は・・・との思いですね。
この歌は、風雅和歌集(巻第十五「雑上」 第1572番)に入集しています。
月夜に女の家に男いたりてゐたり
やまのはに いりなむとおもふ つきみつつ われはとながら あらむとやする
山の端に 入りなむと思ふ 月見つつ われは外ながら あらむとやする
月夜に女の家に男が到着してそこにいる
山の端に入ろうとしている月を見ながら、それにひきかえ、家に入れてもらえない自分の身を思うことよ。
せっかくやって来たのにつれなくされ、月は山の端に入っていくのに自分は・・・との思いですね。
この歌は、風雅和歌集(巻第十五「雑上」 第1572番)に入集しています。