旅人の林のほとりに休みて、時鳥聞く
ほととぎす きつつこたかく なくこゑは ちよのさつきの しるべなりけり
時鳥 来つつ木高く 鳴く声は 千代の五月の しるべなりけり
旅人が林のほとりで休みながら、時鳥の声を聞いている
時鳥がやってきては木の高いところで鳴く声は、千代も変わらない五月のしるしなのであるよ。
時鳥の鳴く声だけが五月の訪れを知るたよりと詠んだ 256 とほぼ同趣旨の歌ですね。
旅人の林のほとりに休みて、時鳥聞く
ほととぎす きつつこたかく なくこゑは ちよのさつきの しるべなりけり
時鳥 来つつ木高く 鳴く声は 千代の五月の しるべなりけり
旅人が林のほとりで休みながら、時鳥の声を聞いている
時鳥がやってきては木の高いところで鳴く声は、千代も変わらない五月のしるしなのであるよ。
時鳥の鳴く声だけが五月の訪れを知るたよりと詠んだ 256 とほぼ同趣旨の歌ですね。