鶴群れたるところ
つるのおほく よをへてみゆる はまべこそ ちとせつもれる ところなりけれ
鶴のおほく 世をへて見ゆる 浜辺こそ 千歳つもれる ところなりけれ
鶴が群れているところ
たくさんの鶴が、幾世代をも経て群れているこの浜辺こそが、千年の長寿が積もり重なったところなのであるよ。
883 には、下二句が「ちとせすごもる こころなりけれ」とされた重複歌が出てきます。
鶴群れたるところ
つるのおほく よをへてみゆる はまべこそ ちとせつもれる ところなりけれ
鶴のおほく 世をへて見ゆる 浜辺こそ 千歳つもれる ところなりけれ
鶴が群れているところ
たくさんの鶴が、幾世代をも経て群れているこの浜辺こそが、千年の長寿が積もり重なったところなのであるよ。
883 には、下二句が「ちとせすごもる こころなりけれ」とされた重複歌が出てきます。