をしめども とまらぬけふは よのなかに ほかにはるまつ ところやあるらむ
惜しめども とまらぬ今日は 世の中に ほかに春まつ ところやあるらむ
惜しんでもとまらずに春が去って行ってしまうのは、世の中にはほかに春を待っているところがあるからであろうか。
惜春の情を、「他に春をまっているところがあるから春は行ってしまうのか」といぶかって見せることで表現した歌。発想の妙というところでしょうか。
をしめども とまらぬけふは よのなかに ほかにはるまつ ところやあるらむ
惜しめども とまらぬ今日は 世の中に ほかに春まつ ところやあるらむ
惜しんでもとまらずに春が去って行ってしまうのは、世の中にはほかに春を待っているところがあるからであろうか。
惜春の情を、「他に春をまっているところがあるから春は行ってしまうのか」といぶかって見せることで表現した歌。発想の妙というところでしょうか。