からころも たもとをあらふ なみだこそ いまはとしぼる かひなかりけれ
唐衣 袂をあらふ 涙こそ いまはとしぼる かひなかりけれ
袂を洗うように流れる涙は、もう泣くまいと袂を絞るかいもなくまた溢れてくることよ。
「唐衣」はここでは「袂」にかかる枕詞。写本によっては、第四句は「いまはとしふる」とされています。
からころも たもとをあらふ なみだこそ いまはとしぼる かひなかりけれ
唐衣 袂をあらふ 涙こそ いまはとしぼる かひなかりけれ
袂を洗うように流れる涙は、もう泣くまいと袂を絞るかいもなくまた溢れてくることよ。
「唐衣」はここでは「袂」にかかる枕詞。写本によっては、第四句は「いまはとしふる」とされています。