
函館駅の8番ホーム。
向こうから列車がやってきます。

やって来たのは、函館~新青森を結ぶ「スーパー白鳥20号」。


使用されているのは、789系という、JR北海道所有の車両。
20km以上に及ぶ連続勾配や高湿度という、青函トンネル内特有の走行条件を勘案し、既存形式の車両にはない特色を持った新形式として製造され、2002年(平成14年)12月1日のダイヤ改正より、特急「スーパー白鳥」として営業運転が開始されています。
車両の乗降口。
津軽海峡を結んで走る列車であることがわかるデザインになっています。


車内の様子。
他の系統の車両にはない、緑色の座席が印象に残ります。

各座席には、このような表示が貼られています。
1988年(昭和63年)3月13日に開業した「青函トンネル」は、海底140mから更に100m下を掘り進んで作られた、総延長53.85km、最深部で256.5174mという、日本一低い場所を通る海底トンネル。
私が初めてこのトンネルを通ったのは、開業から約3ヶ月経った、中学校の修学旅行の時。二回目は二年後の高校の修学旅行でしたが、その後は、記憶に間違いがなければ、八年前に函館に引っ越してくるまで通ることがなく、三回目はこの時だったと思います。
今回は、「スーパー白鳥」と「白鳥」の両方に乗ることが主目的だったので、次回は、もう一つの「白鳥」を紹介します。