札幌の自宅近くで。
歩道にラベンダーが植樹されています。
続いて少し離れた所。
中央分離帯にも植樹されています。
西区から手稲区へと繋がる幹線道路の「二十四軒・手稲通」。
昨日の記事でちらっと触れましたが、実は、北海道内におけるラベンダー栽培は、有名な富良野ではなく、ここ札幌が発祥なのです。
南区の「南沢」という地域が「ラベンダー発祥の地」を掲げて大々的にPRしていまして、それは、東京に本社のある「曽田香料」という会社が、昭和15年(1940年)に、南沢に農場を開設し、そこでラベンダーの栽培がおこなわれるようになったということなのですが、実はそれ以前、昭和13年(1938年)、同社の札幌工場が、現在の二十四軒に設立され、翌年、その付属農場でラベンダーの栽培が始まったとされています。
つまり、本当の「発祥の地」は、この二十四軒、当時の「琴似村」ということになるのです。
では、その工場と付属農場は、現在のどの辺りにあったのかということなのですが・・・、残念ながら、今のところ、それを特定できる資料を見つけられてはいません。
でも、これは本当に興味深いネタなので、ぜひとも突き止めたいと思います。