北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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「二十四軒」の由来

2020-07-18 15:48:37 | 札幌

 

先週帰省したとき、琴似の隣町、「二十四軒」エリアをブラブラしてみました。

辿り着いたのが、この公園。

 

 

遊具も充実しており、親子連れが多く訪れています。

 

 

公園の一角では、綺麗なラベンダーが花を咲かせて、訪れる人たちの心を和ませています。

 

 

今時期がちょうど見ごろのラベンダー。

北海道だと、富良野方面が全国的にも有名ですが、実は、道内のラベンダー栽培の発祥は札幌だったって、皆さん御存知でしたか?

その話はまた、別な記事で書きたいと思います。

 

 

公園の一角にある大きな記念碑。

 

 

「二十四軒」という地名は、明治4年(1871年)、開拓使が、近隣の農民や出稼ぎ者を集めて、現在の南4条以南に作った「辛未(しんび)一の村」から、24軒の移民が入植したことに由来します。

同じような由来で「辛未一の村」から12軒が入植したことから「十二軒」と名付けられたエリアもありましたが、そこは、現在の中央区宮の森の一角で、行政地名としては残っていないのに対し、この二十四軒と、同じ西区の「八軒」は、現在も行政地名として残っています。

この碑は、昭和49年(1974年)5月、そうした先住者の入植と、屯田兵による開拓の100周年を記念して、屯田兵の子孫の方達によって建立されたものです。

 


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