北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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黒い恋人

2024-09-20 19:55:00 | グルメ・スイーツ

 

 

こんなお菓子を見つけました。

この写真は「ハセスト」こと「ハセガワストア」なんだけど、かの「白い恋人」と並んで売られているお店もありましたよ。

違うメーカーの商品なのに。

 

 

黒い恋人 14本(北海道旭川産黒豆使用)[とうきびチョコ] 【DM323】-北海道旅行の休憩ポイント 十勝亭(とかちてい)

 

北海道旅行の休憩ポイント 十勝亭(とかちてい)

 

 

どんなお菓子なんだろうと思って、ちょっと調べてみました。

「JAあさひかわ」のロゴが入っていますが、十勝の清水町にある会社の製品なんですね。

(注:かの「白い恋人」は、「石屋製菓」という会社の製品です)

 

なるほど、「とうきびチョコ」ですか。

えっ、「『とうきび』って何?」って?

そうですよね、このブログでも何度か書いてはいるのですが、道外の方には「?」だと思います。

「とう」までは標準語と一緒なのですが・・・、

 

正解は「とうもろこし」です。

何で「とうきび」なんだろうと思って少し調べてみましたが、「とうきび」は、漢字で書くと「唐黍」となります。

「唐」というのは、歴史でもよく登場する、かつての中国の国名ですが、日本に伝来したルートについては、1579年頃に、ポルトガル人によって伝来したというのが有力説だそうで、その頃には「なんばんきび(南蛮黍)」とも呼ばれていました。

では「とうもろこし」はというと、こちらは、「とう」は同じくは「唐」ですが、「もろこし」もまた「唐土(もろこし)」のことなんだそうで、日本に渡来した当時、最も似ている植物が「きび(黍)」であったことから、地域によって、「とうきび」、「なんばんきび」とも呼ばれるようになったのだそうです。

そういう歴史を知ると、「とうきび」というのは、単なる方言ではなく、しっかりとした由来に基づいたものだったんですね。というか、むしろこっちの方が適切なんじゃないのとさえ思ってしまいます。

 

話が脱線してしまいましたが、「とうきびチョコ」は、他のメーカーからも幾つか出ていて私も大好きなので、今度このお菓子も買ってみたいと思います。

函館のお菓子ではないので、ガイドのお客様に紹介するのはちょっと・・・という気もしますが、「北海道」という広い括りで紹介するのならそれでもいいかもしれませんね。


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