T.takanoという人のことを知っているか
おっと、ロートルのシャアみたいなセリフですな
国際出版という会社から月刊GUNという雑誌が出ていて
テキサスに在住の日本人ガンスミスの方で
今年でライター歴が50年になるそうです
まあすごいことです
1978年から購読して、それ以前のバックナンバーもかなり集めましたGUN誌
さすがに20年前、2000年いっぱいで止ました。
お?来年、購読買いしてからの期間が辞めてからの期間と同じになるわ
そういう意味ではモデルガンを買わなくなってそれくらい経つんだなぁ
ブックオフなどに出ているバックナンバーは時々買ってます
買ったのはこの2冊
そのTurk.Takano氏が
AR-15系の進化というか変遷の評価のレポートを書いているから
氏のレポートの傑作中の傑作は1978年の4月号と5月号に掲載された
米軍の制式ライフルがM1からM16へと変わってゆくレポート
ワタシこれいまだに読み返しますもの
まあその続きのつもりで読みますね
もう一つは、64式のレポート
この2つが目当て
だったんだけど・・・
2冊目にS&W M66という
S&Wの中型フレームの.357Magnum口径という
ワタシの大好物の特集が
はぁM66再生産されているのですね

M66はステンレスのフレームとバレルですけど
これはカーボンスチール(鉄)のモデルで
M66の原型となったM19
そう、次元大介のコンバットマグナムです
再生産されてんですね
うれしいことです、関係ないけど(笑)
各銃のメーカーはこの20年間自動拳銃の開発と生産に明け暮れていました
1985年に米軍が制式拳銃の更新をし
採用されたBretta92F(M9)を警察にもバーゲン価格で売り込んだため
これを機に世界最大の市場であるアメリカの民間にも自動拳銃が
普及したためです
そうすると需要がなくなったリボルバーは
開発も停止するし、売れなくなったモデルは整理され生産が中止されます
M19/M66も同様でした。
ここ数年、各社のオートも出そろい、市場も飽和というか
十分供給されたのでまたリボルバーの生産に乗り出しました
これはその一環ですかね
次元大介のコンバットマグナムは以前もお話した通り

大元は松尾というメーカーで私が認識している限りではその後
LSというメーカからリリースされていた
S&Wコンバットマグナムというモデルをもとに設定作画されています
このストック(グリップパネル)も下面を斜めに面取りした
サービスタイプというグリップパネルはM19には採用されたことがありません
また銃身がなぜか3.5inで「間違い」なのですが
どこかの警察署の特注とかで3.5inのモデルを見たことがあります
S&Wという会社は特注を受ければどんな銃身のものも作ったようで
どこかでそんな資料画像を見た設計者が3.5inとしたのかもしれません
次元というキャラクターはこの銃を実にかっこよく使います
1stの十三代目石川五右衛門登場の貝
設定画の通りリアサイトとフレームが一体となった作画
えらいぞ
有名なシーン
五右衛門がはじいた弾が
リムレスのオート用でしかも薬莢毎落ちてる
断面も変
まここら辺仕方がないですかね
この回
次元は珍しく2丁拳銃
ボーダースイッチというテクニックをつかって
2丁で連射
おお! これ誰も気づいていないんじゃない?
そのほか1stでコンバットマグナムが出てくるのは
脱獄のチャンスは一度の差し入れ
これはオープニング/パイロット版のなんだかよくわからない銃
設定によるとコルトエクゼクティブ
そんな銃は存在しません
2ndで有名なのが
次元と帽子と拳銃と
共通していることは
どれも少しシリンダーの書き方がおかしい
うえのサイレンサー付きの画像は8発くらいはいるな
それと、この回の帽子のひさしでねらいをつけるはなし
以後そんな、設定はなくて無視されている
というか、話の流れの中のもので
設定になっていないのに
なぜかマニアは公式だと思っているのが不思議
まあアニメだから仕方がないんですけどね
極めつけは
荒野に散ったコンバットマグナム
次元が撃つのは最後の一発だけというにくい演出
この話についてはこちらから
第99話 現在も公開中
おまけ
ルパンのかっこいいガンプレイ
同じく十三代目石川五右衛門登場より
ラストのトリックショット
相手を見もしない雑魚扱い
ワタナベ様
最初は、扱っている話を一捻りして題名を付けていたのですが
そのうち二捻りしたりして
書きための題名は自分でもどうしてこの題名にしたのかが分からなくなることがあります
すみません