ツイッターで
岡本喜八監督の名作2点いまだに語られているのですな
その中でブローニングは相手に押し付けると
発射できなくなるという描写の考察
これはショートリコイル、それ以外のバレル固定式いずれであっても
トリガーとストライカーの連携をたつディスコネクターという部品が
ワタシが思うには
ブローニングはブローニングでも
M1910ではなくてM1900なんじゃないかと
ブローバックだと
M1903ということも考えられなくないけど

これを中型とは言うまい



これが映画で使われた”ブローニング”背中に感じやすいヤツ


こちらがワタクシの考察する”ブローニング”
モデル名はM1900
M1900な長らく第一次世界対戦の発端となった
セルビアでのオーストリア皇太子暗殺に使われた
と日本で解説されておりまして
1990年より前の書籍にはそう記述されています
でもいまはM1910であると報道されているし
WW1 の記念館に実際に使われて銃として
展示されているのはM1910です(画像で見ただけだけど)

M1910だと銃口側から押しても
スライドがバレルをすっかり覆っているので
スライドがバレルをすっかり覆っているので
動きません

将校の私物としてM1919のつぎくらいに広く使われていた
ColtM1903(通称コルトポケット)の場合はこうなります

これだと四角いスライドなので
前からスライドを押してディスコネクタを働かせることができます

断面図

断面図
https://youtu.be/28rY6by5bqU?t=762

これが
トリガーバーと逆鉤が

この状態だと結合しています
ところがスライド先端を押してやると
ところがスライド先端を押してやると

結合が外れて、トリガーを引いたままでも
シアーは動かなくて発射できません
たぶん、この構造のことを言っているのだと思います
セリフでは『ブローニングは』と限定してます
M1910のような構造の銃は当時沢山ありましたし
コルトのような構造でも起こりえない
となると岡本監督が仰っている『ブローニング』は
M1900でないとありないことです
M1900は世界初の小型オートといってもよく
生産数は確実な線で72万丁戦後
多めの見積もりでは100万丁といったところです
ちなみに、伊藤博文翁の暗殺にもこの銃が使われたということです
これだけ世界中で広く使われていれば
M1900は世界初の小型オートといってもよく
生産数は確実な線で72万丁戦後
多めの見積もりでは100万丁といったところです
ちなみに、伊藤博文翁の暗殺にもこの銃が使われたということです
これだけ世界中で広く使われていれば
日本軍や中国大陸で使われていても不思議はありません

本当はこんな感じにしたかった?
歌手のさだまさしさんをご存じでしょうか
彼の初期のコンサートトークに
彼のおばあさんの話があります
彼女は満州で商売をしていたとかなんだとか
氏の話では彼女は拳銃の名手だったそうで
氏の話では彼女は拳銃の名手だったそうで
15mの空き瓶を狙ってはずさなかったそうです
その彼女の愛銃がブローニング
形式は不明ですがM1900だったんではないかとかってに想像
ちなみに
岡本喜八監督の
独立愚連隊
と
独立愚連隊 西へ
は出演者に共通はありますが別の映画で
続編ではありません
一部で話題になった大河ドラマ 麒麟が来るの
第1話「光秀、西へ」のタイトルをウルトラセブンからの引用
という人もいますが
ウルトラセブンのウルトラ警備隊西へ
はそもそも、この映画のオマージュで
古い特撮ファンであれば周知のことです
とワタクシモ古くなったものです(笑)
ウルトラマンをリアルタイムで見ていない人間が
古参になるのだから月日のたつのは早いものです(笑)