まだ話をしていない映画はあるけど
こいつのネタは生ものなので
それら観た映画をすっ飛ばして話をします
仕掛人・藤枝梅安
これねぇ小説版のファンとしては
いろいろ言いたいことがある
言いたいけどそれは仕方がないことなのよ
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前後編というか、2本セット お話は独立しているので
どっち見ないと分かんないとかそういうことはないと思います
(2未公開で 4/7ですけどね)
(2未公開で 4/7ですけどね)
ストーリーは
第一巻の「殺しの四人」から「おんなごろし」「梅安晦日蕎麦」の2本をベースに映画版としてのアレンジ
小説版のファンとしては、うーんというところで
これねぇ仕方がないのよ
はっきり言って池波正太郎先生の3大シリーズは
映画には不向きだから
どれも江戸の日常と市井の人の生活を描いていて
その描写力から、作品はビジュアル的なんだけど
所謂ラストの大殺陣回りとかがないので
映画的な盛り上がりに欠けるんですね
かといって五社英雄版雲霧仁左衛門みたいになると
映画自体は面白かったけど
後の原作の雲霧仁左衛門読むとあれ?となってしまうし
べつに雲霧仁左衛門じゃなくてもいいじゃん
松坂慶子さんきれいだけど(殴
と言う話になってしまう
で今回のはなし
主役のバイアン(殴
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梅安役は豊川悦司さん
難しい役どころですがうまくこなしています
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彦次郎役は片岡愛之助さんで
これが素晴らしい
飯を食う演技なんか、育ちが良いにもかかわらず
ちゃんと雑な食い方をしていたり
端端まで行き届いた演技です
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美人過ぎる天海祐希さん
○○すぎるという誉め言葉ではなく
なんというか凛としすぎているというか
原作だと水茶屋の女で旦那をたらしこんで、
後妻に収まるんで、もう少し下非な感じが欲しいと思ってしまうのですが
原作とは仕掛けの成り行きを変えてあり
なるほどと納得できます
で、老舗料理屋万七の後妻を仕掛ける話と
で、老舗料理屋万七の後妻を仕掛ける話と
色欲の行き過ぎた、上司から同僚の娘を救って逃げる侍の話
(梅安晦日蕎麦)を絡めて
すこしづつほかの作品の要素を混ぜ込んでます
原作では作品を通してのヒロイン”おもん”は第一作のおんなごろしには登場しなくて
連載作となった次作 殺しの四人で梅安行きつけの料亭
浅草橋場の井筒の女中として登場します
万七の女中は”おもと”これを改変して同一人物にしてます
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菅野美穂さん
程よく年とった感じで大変よろしい
面白いのは梅安シリーズの読者のなかに
”おもと””おもん”同一人物説を唱えるい人がいることで
原作中の”女の名前なんぞいくらでも買えることができる”
という梅安のセリフを根拠にしてんですけど
それはちょっと無理がある
映画版のこれは”おもと/おもん”を次作以降も登場させるための改編で
似たような境遇で肌を交える女性が別人で2人登場したのでは
2本という限られた映画の中ではややこしくなりますからね
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登場シーンは少ないんですが小林薫さんの津山悦堂役
これが素晴らしいです
監督さんわかってらっしゃる
中村吉右衛門版の鬼平が成功したひとつの要因は
脇役がよかったから
あれ最後だろうと思った
映画産業の生き残りの役者さんたちが
ぎりぎり間に合ったと言う感じ
そこら辺をわかっていらっしゃるのか
ほんの少ししか出てこないキャラクターに
結構な大物役者さんを当ててます
原作とはやや趣が違うので
ちょっと戸惑ったことは事実ですけど
映画自体は大変いい感じだと思います
原作に思い入れが強いので
ちょっと違うなとは思いましたけど
それは見ていると納得できる改変で
オーそうきたかというかんじ
原作を知っていると、その違いを楽しめるという感じですかね
さて見終わって映画自体は見ていいな、面白かった!
とは思いました。
だけどこれ果たしてこれはひいき目なしの評価なのか(笑)
池波作品だと、見る目が厳しくもなるし甘くもなる
ほかの皆さんはどう感じていらっしゃるのか
普段はそんなこと気にしないのですが(笑)
1.YAHOO映画
おーいいじゃん
2.KINENOTEの映画レビュー
(2023/02/08)
おーいいじゃんか
3.フォローしているブログ
で84点の高評価!!
やったー!
まあ、ひいき目なしでも良作の様です
後編というか4月公開の仕掛人・藤枝梅安2は
公式サイトにある登場人物の名前を見ると
秋風2人旅と殺しの四人をベースにしているようです
これまた期待作です
これまた期待作です
櫻井様
映画はご覧になりましたか
まだでしたら
良い映画なので是非ともご覧ください
こいで様
だいぶ投資してますね(笑)
ワタシはペーパードリップ派ですが
豆を湿らせたときにあることをするのが味噌です
そこらへんはまたお会いした時にお話ししましょう
Udonさま
コロナの何が腹立つって飲食店への被害ですよね
まずいわけでもない、接客が悪いわけでもないのに
営業を継続できない 嘆
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