『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

海外投資家『アベノミクス』に失望!

2014-02-04 07:56:25 | 日記

海外投資家はアベノミクスに失望しているそうです。第3の矢が的確に打てず、さらに日中・日韓の政治的な対立にうまく対応できないことに海外投資家が苛立っています。新興国のみならず、米国の株式市場が不安定の中、追い討ちをかけ4月から消費税引き上げです。これは円安によって勝ち取ったアベノミクスの実績を帳消しにするかもしれません。筆者が想像していた以上に日本経済は落ち込みが激しいかもしれません。都知事候補の田母神俊雄氏が提唱している『タモガミクスが採用されればアベノミクスは補完される』と思われますが、安倍首相は自身の政治姿勢を否定している『靖国神社に参拝せず、外国人参政権を認め、親韓姿勢でかつて自民とが除名した舛添要一氏を何故か推薦しています』これでは都知事に就任後、安倍首相の足を引っ張るのは時間の問題です。それ以上に都知事選挙後、舛添要一氏の政治資金問題が発生する可能性の方が高いですが・・いずれにしても安倍首相の迷走で日本は政治的に混乱します。海外投資家は今後の政治的不安定を嗅ぎつけているのかもしれません。東京オリンピックが決まり長期政権に欲が出て公明党や自民党内の反安倍勢力に政治的な配慮を繰り返す安倍首相、既得権にしがみつきまともな報道ができない既存マスメディア。指導的立場人や機関の迷走で、日本は今後混迷が続きそうです。 

(以下 田村順 抜粋コピー )  アベノミクスがギャンブルであり、失敗する可能性が強いことを、世界の投資家たちは知っていた。量的緩和は最終手段であり、巨額の財政赤字国が通貨膨張政策を取るなどおかしいからだ。アメリカも異次元の量的緩和をやったが、これはアメリカが世界覇権を持っており、ドルが基軸通貨だからできることだ。アメリカはいざとなれば、すべての債務を踏み倒せる。しかし、日本はできないから、次の世代が汗水たらして返済しなければならない。 去年の夏、IMFは、世界経済のリスクに関する年次評価報告書を発表し、そのなかでアベノミクスに対する懸念を表明している。 「日本が財政刺激策を講じても、改革を実施しないために成長が加速せずアベノミクスが機能しなければ、深刻な事態になるだろう」とし、想定されるシナリオの一つとして、リスク増大を受けて国債利回りが2ポイント上昇するケースを取り上げた。こうなると、政府は支出を削減し、大幅な増税を余儀なくされるので、日本は深刻な不況に襲われる。このとき、世界経済の成長率は2%押し下げられるだろうというのだ。

現在の日本の危機感のなさを見ると、こうしたことが現実化してきたら、どうなるのだろうかと思う。もし、これ以上、実体経済が悪化しているのが明らかになれば、そのときは、消費税の増税を即刻止めるべきだろう。そうして、第3の矢を、いますぐ放つべきだ

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