西武の辻監督は率直に「これまでの練習試合では、投球回数が少ない投手がいて、(公式戦開幕後に)先発投手がどこまで投げられるか不安な部分がある。その分、中継ぎ陣に厚みを出せればいい」と語った。登録拡大は練習試合での投低打高から開幕当初は打ち合いが予想され、中継ぎ投手陣拡充にはよいでしよう。新型コロナウイルスの影響での特別ルール、選手の調整不足などにより、カオスのペナントレースが予想されますが、決め手は外国人選手のような気がします。
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日本野球機構(NPB)と労組日本プロ野球選手会の事務折衝が10日、オンラインで行われ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3カ月遅れで開幕する今季の特例などについて協議し、延長戦を十回までで打ち切ることや出場選手登録枠を29人から31人に拡大することなどで合意した。 今季は過密日程となるため、選手の負担を軽減するため登録人数を増やすことにした。ベンチ入り人数は25人から26人、外国人選手の出場登録枠は4人から5人となる。また、トレードなどで新規選手を獲得し支配下登録することが可能な期限は、7月31日から9月30日に延長する。 フリーエージェント(FA)権の資格取得に必要な出場選手登録日数の救済措置については、次回16日に再び交渉する。
❷ヤクルト・高津臣吾監督(51)が24日、ドラフト1位・奥川恭伸投手(19)=星稜高=を7月に1軍デビューさせるプランを披露した。テレビ朝日系「サンデーLIVE!!」に出演し、現役時代にバッテリーを組んだ古田敦也氏(54)とのリモート対談で明かした。
かつての女房役を相手に高津監督の舌は滑らかだった。古田氏が奥川について、「開幕から1軍っていうのはない?」と斬り込むと、指揮官は「ないですね」と断言。だが、すぐに1軍デビューのプランを明かした。
「7月は…、可能性はあると思います。ファームで80~100球は投げられないといけない。それを何回かこなせれば1軍デビューでしょうね」
25日にも6月19日の1、2軍同日開幕が発表される中、黄金ルーキーのデビューも少しずつ近づいてきた。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で自主練習期間となっていた4月以降、奥川はほぼ中5日の登板間隔でブルペン入り。指揮官は何度も埼玉・戸田球場に足を運び、最速154キロ右腕の投球を生でチェックしてきた。近日中にフリー打撃での登板も予定されており、「ヤバイですね。こんな球を18歳が投げるんだって。ちょっと驚きました。あれは勝てますよ」と古田氏に満面の笑みで伝えた。