本日5/31に行われる第9期叡王戦五番勝負第4局は、午前9時から千葉県柏市の「柏の葉カンファレンスセンター 」行われます。挑戦者の伊藤七段が初タイトルを獲得するか、藤井八冠が防衛に望みをつなぐのか、非常に重要な一戦です。叡王戦は、4時間 チェスクロックで、タイトル戦では最も時間が短いので、先手(第4局は伊藤七段)が作戦を仕掛けてきた場合、解読しきれないという問題があるのかもしれません。 伊藤七段の藤井研究の深化し、伊藤七段は手応えを感じ、藤井八冠は手の内が読まれているという危機感が生まれている気がします。。
藤井叡王を追い込んでいる伊藤七段は、藤井八冠と同じ2002年生まれの21歳。藤井八冠が14歳でプロになったのに対して、伊藤七段は17歳のとき。伊藤七段がプロデビューした頃には、すでに藤井八冠は「棋聖」「王位」の2つのタイトルを保持しており、大きな差がついていました。伊藤七段は2023年の竜王戦で初めてのタイトル戦を経験すると、立て続けに棋王戦、今回の叡王戦とタイトル挑戦を決めて、藤井八冠に挑んでいます。
今の処、わずかに藤井八冠が優勢です。昼食はチキンのトマト煮込みですが、かき込んで熟考でしょう。