ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

マカロン由香料理教室 1月

2007-01-31 20:27:37 | その他
hiyokoです。

またまた行ってまいりました、イタリア料理教室。
1ヶ月ってあっという間ですね。


福之助:ちぇっ、そうやって自分ばっかりいい思いしてるんだよなー。
    たまには、「美味しいキャットフード料理教室」にでも行ってみれば~?
hiyoko:うーん、「ダイエットキャットフード教室」なら行ってもいいかな。

現在6キロの福之助、あと1キロ痩せるのが目標です。。。(以前は7キロあった)
ふーっ、やれやれだ。


さて、1月のテーブルは新春をイメージして。
水引などがあしらわれ、黒のリネン類で大人のコーディネイトです。



先ず前菜は、鶏胸肉とオレンジのシチリア風サラダ。
胸肉を鶏ガラ・香味野菜を入れたお鍋でゆっくりと火を通します。

お肉が硬くならないようにするため、沸騰したら火を止めてそのまま30分
くらい置きます。余熱で火を通す感じです。

赤ピーマン、ズッキーニ、セロリ、などを千切りにしてさっと湯通しします。
胸肉は細く手で裂きます。
オレンジとレモンのジュースを加えたオリーブオイルベースのドレッシングと
和えます。

他にオレンジとレモンの果肉も加えます。

出来上がり。
盛りつけたらパセリを飾り、オリーブオイルをさっと振ります。

この化粧用のオリーブオイルは、普段用のものより香りの高いちょっと高級な
物を使います。こちらの教室では「ARDOINO」というブランドを使っています。
スーパーなどでも手に入ります。金紙に包まれて売っています。


パスタは、ほうれん草のタリアテッレ 生ハムのクリームソースです。
パスタはもちろん手打ち。美味しいですよ~。

たっぷりの生ハムと玉葱の薄切りをバターで炒め白ワイン、生クリームで
ソースを作ります。
パスタにソースを吸わせたら、最後にパルメザンチーズをたっぷり混ぜて
出来上がり。


メインは魚介の紙包み焼きです。
以下の材料(あさり、エビ、イカ、アンチョビ、ブラックオリーブ、ケイパー、
トマトソース、にんにく、パセリのみじん切り)の他に、生鱈が入ります。



オリーブオイルににんにくを入れ、香りが出たらアサリを白ワインで蒸し、
鱈以外の材料も全部入れて火を通す。
鱈は粉をつけてオリーブオイルでソテーします。(って、画像がない


オーブンペーパーを楕円に切り、片側の面の中央に鱈を置き、ソースと
その他の具を上から散らす。
バジルをちぎって散らし、EVオリーブ油少々をふりかける。
紙の周囲に卵白を刷毛で塗り、半分に折りはり合わせ、更にその上から
卵白を塗り、端から細かく折りながら口をしっかり閉じる。
最後にもう一度卵白を折り目のところに塗る。



220度のオーブンに入れ、紙が膨らむまで5~6分ほど焼く。
ほーら、出来上がり!

紙をちぎって開き、先ずは香りを楽しみます~。


この日のお料理は、手打ちパスタ以外は簡単にできるので、材料を
買って帰り、早速その晩に作りました。
が、、、思った以上に材料刻んだりに時間がかかり、その上Fukunosuke
の帰宅が予想外に早く、、、。
Fukunosuke帰宅後、手伝ってもらい、焦りまくりの末、一時間後に
ようやく出来上がりました~。

え?Fukunosukeの感想ですか?
「お~!美味しいね~~!」でした。(「うん・・・、美味しい」じゃなかったわ♪)
       

っていうか、私はこの日このメニューを2回もいただいたわけで。。。。
きゃーーー、恐ろしい! 





WAKIYA 一笑美茶楼

2007-01-28 16:05:52 | たべもの 中華 エスニック
Fukunosukeです。

土曜日、法事があって、その後こちらWAKIYA一笑美茶楼で
会食となりました。



確か、料亭を改装して営業しているお店です。1Fはモダンな
内装ですが、2階は個室席になります。今日はこの和室で。


一品目は、白菜と貝柱を低めの温度で煮詰めたソース?に
天然とらふぐの白子焼きを乗せたもの。
いきなりやられたという感じ。美味しい!



前菜4種盛り。鮑の煮たのなんか乗っていて、贅沢な感じ!



これは珍しい食べ物。今中国で流行っているそうです。
ボウルタップリの油に、ラー油などに使う超辛い唐辛子
が「これでもか」と乗っています。一瞬、これのどこを
食べるのか分かんないくらい。



こりゃスゴイ。食べ物なんでしょうか?



表面の唐辛子を丹念にどかすと、下から魚や野菜なんかが
現れてきます。お皿に取り分けるとこんな。
ビックリするほど辛いわけでもなく、油っこくもありません。
フワフワの白身がとってもおいしい。


幻の豚、梅山豚(のロースト?)。何だか非常に繊細で上質な
お肉という感じです。黒豚の原種だそうです。

肉の下に、大根(ふろふき大根のよう)が隠れているの
ですが、これも素晴しく美味しい。

この他に、〆のお食事を麺2種、お粥1種から好きな物を
選びます。


デザートは3品盛り。マンゴープリン、杏仁豆腐、お茶の
ゼリー。

6300円のおまかせコースですが、なかなか充実した
内容です。久しぶりに来ましたが、さすがに美味しい、
いいお店ですね。




それにしても、数日前の天気予報では天気悪いはず
だったんだけど、、、。

親父が天気を晴れにしてくれたみたいです。

hiyoko、パエリアを作る。

2007-01-22 22:13:47 | その他
Fukunosukeです。

hiyokoは料理好きで、味噌汁以外は何でも上手に作ります。中でも、
参宮橋のロス・レイエス・マーゴス仕込み(というか、単に作り方を
教えてもらった)のパエリアは僕の大好物。

日曜日、hiyokoに頼んで作ってもらいました。今回は、趣向を変えて
hiyokoの料理レポートです(それを何故かFukunosukeがレポします)。



毎回少しずつ具材は変わりますが、今回は以下のよう。
  ・エビ、イカ、カジキ、ムール貝
  ・鶏肉、イベリコ豚、スペイン産サラミ、1枚だけ生ハム
  ・ピーマン(赤/黄)、トマト

まあ、アサリが入っていませんが、スタンダードな“オールスター”
ミックスパエリアです。なお、本格的なレシピレポートではないので、
分量は適当ということでお願いします。



イカを仕込む。



ムール貝は、金たわしできれいに掃除する(Fukunosukeの係)。



スペインのKさんのお土産でいただいたスペイン産のサラミ。
これも出汁用に少し入れる。今回は生ハムも少し入れた。



あらかた具材を切ったところで、スープの用意。
これが味の決め手!というのはちょっと反則ですが、市販の
パエリアスープの素。でもスペイン製です。あっちの人だって
普通にこういうの使うんでしょう。



スープの素、トマトソース、サフランを少し足して水で溶きます。
あ、ロス・レイエス・マーゴスの名誉のために言っておきますが、
お店ではこんなインスタントは使いません。と思います。



パエリアパンにオリーブオイルをひいて、お肉系を炒めます。
そうそう、このパエリアパン、テフロン加工なので錆びません。
数少ない、自慢の調理器具です。



続いて魚介類も火を通します。



あらかた火が通ったところで、あれれ、一旦全部ボウルに上げ
ちゃいました。



パエリアパンに、油を少し足して、にんにくと玉葱を炒めます。
ふーん。にんにくはここで初めて登場ですか。



続いて、生米を投入!米の色が白くなるまでちょっと炒めます。
お米はスープを足した後に入れるやり方もありますが、
ロス・レイエス・マーゴスでは違います。
ちなみに今回は普通の日本のお米です。



米が白くなったら、具材を戻して、スープをジャブジャブ
入れていきます。



エビ、ムール貝も乗っけて、一気に沸騰するまで火にかけます。
スープを入れたら、もちろんかき混ぜないのね。

hiyokoより:ここで必ず一気にガーッと沸騰させるのがポイント!




沸騰したら、オーブンで20分。おぉ、いい感じ。



できたー!

盛り付け方はいびつですが、まあいいさ。うまいよっ!



パエリアの他には、サラダと、マッシュルームのオリーブ
オイル炒め煮、マンゴスチンの惣菜2種。
ちなみに、サラダの上の白いのは、hiyokoが先日「食いしん坊の
淑女の会?」とかで貰ってきたシェーブルチーズ(山羊)。
サラダによく合いました。少しクセがあっていい。



マッシュルームのオリーブオイル炒め煮は僕が作りました。
まだグツグツいってます。



ワインは、スペインでも大変ポピュラーなマルケス。

スペイン料理は、イタリア料理よりさらに気軽でいいですね。
「元気な食べ物!」って感じ。


それにしてもこのパエリア、お米2合で作ったのをほとんど
食べてしまった。痩せないよなー、これじゃぁ。

魅惑の隠れ家レストラン

2007-01-22 01:05:46 | たべもの 中華 エスニック
hiyokoです。

東京には隠れ家と言われるレストランは数多ありますが、ここはかな~りな感じです。
アーペレーヌ東京」、一般的にはウェディングスペースとして有名ですが、実は
知る人ぞ知るチャイニーズレストランでもあるんです。
場所は神宮前。表参道から奥へ奥へと入ったまさに隠れ家と言うに相応しい場所。

恒例、同級仲間の新年会。(先日が淑女なら今度は熟女??)
何を隠そうこのレストラン、その仲間の一人で、食空間コーディネーターとして活躍する
渡辺ゆり子さんがインテリアやテーブルのコーディネートをしたお店なんです。

仲良しが手掛けたレストランで新年会ができるなんて、なんと素晴しいことでしょう。
仲間のみんなもワクワクドキドキ!
学生時代から抜群のセンスとこだわりの持ち主でしたっけ。
これまでにも手掛けたお店は沢山ありますが、ここは大人の雰囲気、妖しげな空気
も漂う魅惑のレストランです。(大人のレストランらしく営業は夜のみ)


彼女の世界があちらこちらにちりばめられています。もちろんお花も!
一番右の写真、本当はもっと薄暗くて幻想的。
  


この日は半個室のようなダイニングスペースで。窓越しにきれいな植え込みがあります。
ま、いつものように、「わー、きれいー!!」などと歓声が上がるのは最初だけで、あとは
おしゃべり三昧ですが。。。 (このお料理は二番目の帆立とアスパラ・・・) 
         

今日は8500円のコース。
・シェフのおまかせ前菜三種盛り合わせ(皮付きバラ肉パープルマスタードソース、
 なごり雪のピータン豆腐、真鯛と生クラゲの中華風カルパッチョ)
・帆立貝とアスパラガスのXO醤炒め 老虎菜のせ
・特選フカヒレ(青鮫)いいところだけ少々煮 白菜・貝柱のピューレと共に
 おいしい焼き花巻パンが付きました
・活薄切り三陸産鮑の四川大豆ソース その肝の和えソバ
・イベリコ豚ロース肉のスパイシーな焼き物 サラダ添え
・四川坦々麺
・特製デザート(フワフワの牛乳寒っぽいもので美味しかったでした)

かなり素材にもこだわっているのがうかがえます。
シェフは以前、epicerで評判だった方。なるほど、どれも美味しいです。
その中でも特に印象的だったのは、鮑の四川大豆ソース。思わず顔がほころびました。

   
   


こちらはデザートワゴンならぬフラワーワゴン。女性客には好きなブーケを選ばせてくれ、
それぞれのテーブル前に飾ってくれます。あ、もちろんお帰りの際はお持ち帰り
できま~す!
            


この建物は、元々地方自治体の宿泊施設だったところで、外観よりずっと中は広く、
食後に色々案内してもらいました。
ウェディング用のチャペルもあります。椅子もすべてクリアできれい!
また、元客室だったところを15人のデザイナーがそれぞれデザインし改装したお部屋が
あります。どのお部屋もそのデザイナーの個性が出ていてかなり面白い。
が、現在、ウェディング時の準備室や控え室などに利用される以外はあまり使われて
いないそうです。何だかもったいないなー。
  

  


この建物の一角にゆり子さんのお花の工房もあり、このようにショールームのように
なっていて、外から見ることもできます。
夜はライトアップされていてウットリするほどきれいですよ~!
           


このアーペレーヌ東京、大人のレストランに相応しく、照明も落とし、インテリアもシックな
色合いで、本当に素敵。
こういうあまり人に知られていない自分だけのとって置きのレストランを持つというのも
なんだか大人っぽくていいなー、と。
しかもホテルのダイニングなどよりはずっと安いしね!

さてさて、こちらを出てから近くのバーでまたまた延々とおしゃべり。
みんなまだまだ元気だ。


追記:アーペレーヌ東京は残念ながら閉店しました。   
 

旅と美食を愛する淑女の会

2007-01-16 10:15:11 | たべもの 和食 その他
hiyokoです。

ブログをやっていると素敵な出逢いもあるんですね。

先日、こんなスゴイ名目の会に光栄にもお声をかけていただき、行って参りました。
Fukunosukeからは、「hiyokoの分際で生意気~!」と言われつつ。。。

場所は「レ・ストゥディ」というスペイン料理レストラン。
シェフのホセさんは、あの「小笠原伯爵邸」の総料理長だった方。
ここ「レ・ストゥディ」は、一日一組の完全予約制のプライベート・レストランなんです。

当日の出席者は全部で8名。
皆さん初めてお会いする方ばかりで、行く前からかなり緊張気味のhiyoko。
ですが、思い切ってお店に入ってみると、まずお店の雰囲気がどことなく
緊張をほぐしてくれるような空気があり、まさに「ホセさんの家に招待された
ような」とてもくつろげる感じ。
また、先に来ていらした方々がどなたも明るく気さくに迎えてくださったので、
すーっと輪の中に入っていかれました。ほっ


今回の企画をしてくださった方は、日頃からセンスある素敵なブログをされて
いる方。
私にとっては憧れの存在でもあります。
お会いしてみて、想像していた通りの魅力的な女性で、感激してしまいました。
他にもブログ上での憧れの存在も多数いらして、みなさんやっぱりすっごく
素敵!
憧れの人に会えたという、ちょっとスターを見るような気分でした。


ひとしきり皆さんとご挨拶。
なんと言ってもこの日は美食の会でもあり、「さあ食うぞー、イエ、、、、
早くいただきたいわ!」という空気がみなぎっております。

先ずはカヴァで乾杯!

ホセシェフの創り出す美味しいお料理の数々を堪能いたしました。


<前菜盛り合わせ>
ハモン・イベリコベジョータのクリームコロッケ、たこのガリシア風、いわしの
マリネ、きのこのガーリックオイルマリネ


<下仁田ねぎの天麩羅 ロメスコソースとピカダソース>


<地獲れほうぼうと帆立のソテー エシャロットとシャルドネ・ビネガーのソース>
画像なし。。。



<墨いかのアロス・カルドゾ アイオリソース>


<豚とろ肉のソテー シェリーワインソース じゃがいものエスプーマ>


<テティージャチーズとかりんのマーマレード“メンブリーリョ”>


<カタルニアの“サン・ジョセップ”のカスタードクリーム いちごとクリーム>



こちらがシェフのホセさん。日本語ペラペラ!
お料理に情熱を持っていらっしゃるのが伝わってきます。
その日のお客様に合わせてメニューを決めるという、まさにオーダーメイドの
ディナー。
とても美味しかったです、ありがとうございました!!


お料理に合わせて、これまたシェフが選んだ美味しいワインが出ました。
食後のシェリー酒は、これまで飲んだものの中でピカ一!というより、初めて
シェリー酒が美味しいと思いました。


今回のもう一つの名目の「旅」。
これに関しては、もう私など到底及ばないスゴイ方ぞろいで、皆さんのお話を
ワクワクしながら、楽しくウットリと嬉しくお聞きしていました。
色々なエピソードや、憧れの地名やホテルや旅館の名前がゾロゾロ出てきて。。。
あーーー、もっともっとお話を聞きたいです~~

このあと場所を移動して、深夜まで楽しくおしゃべりに花が咲きました。

初めてお会いした方々とは思えないくらい打ち解けることができ、楽しい
素晴しい宴でした。
本当にみなさん楽しくて知的で素敵な方ばかり!!
思い切って参加してよかったー!としみじみ思いました。

企画・演出してくださったSさん、本当に本当にお声をかけてくださって
ありがとうございました!!
さぞ、ご準備など大変だったことと推察いたします。
もう完璧でした!!心から感謝いたします。
そして、この素晴しいご縁がずっと続くといいなーと心から願っております。

そのためにも、皆さんの話題に少しでもついて行かれるよう、先ずは自分自身
を磨かなければ!と心を新たにした夜でした。