ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoのlifelog。

ひよこ劇場09バリ編5: なんと中途半端な

2009-08-30 20:43:26 | ひよこ不条理劇場
Fukunosukeです。



バリ介:「よーしみんな! 男爵さんの敵討ちだ!」

一同:「おー! こうなったらやけくそだー」





ワイワイ! ヨイショヨイショ!





マカロニ:「まずはお前ら雑魚からだ!」

(ドカーン!)

偽バリ介&偽お嬢:「きゃー!」






バリ介:「そしてオマエはこうだ!!」

(ワイワイ! ワイワイ!)

巨人:「きえぇぇぇ!」






バリ介:「これでいよーし!」







偽バリ介:「くっそぉー! まーたやられた!」

偽お嬢:「いたーい」







お嬢:「あ! あいつら、もうあんな所にいる!」


偽バリ介:「やーいやーい!」






バリ介:「また逃げられちゃったねー」




 ...
   ...
     ...






トメ吉:「さあさあ、戦も済んで、みんなお腹減ったで
     しょう。バクソをご馳走しますよ!」

お嬢:「わーい! お腹すいたー」






マチコ:「あらー、トメ吉さんのバクソ久しぶりぃ!」

マカロニ:「トメ吉アニキはなぁ、香港で汁麺マスターの称号をもらった
      んだぜ、まったく大したアニキだよ」






お嬢:「それにしても、あのニセモノ達、どういうつもりなのかしら」

バリ介:「うん、何でまた僕達をやっつけに来たんだろう」






カハラ:「みなさん、本当にありがとうございました」

男爵:「ご迷惑をおかけしました」

マチコ:「あらー、面白かったわよー」






「.........」





偽お嬢:「むむむむむぬぬ(怒)!」




「ひよこ劇場09バリ編 シーズン1」
   写真素材不足によりいったん終わり。


お話の決着がついていないので、日を改めてシーズン2再開予定。





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京都2009  李朝カフェ 李青

2009-08-28 10:24:44 | 京都
hiyokoです。



ランチが終わり、どこでお茶をしましょうか、という話になりました。
いくつかのお店を麻生さんが提案して下さり、その中で、「李青さんに
行く?」という案に食いつきました、私。


李青さんは以前、麻生さんのブログでその存在を知り、是非行って
みたいと思っていたお店なんです。しかも常連の麻生さんがご一緒と
なれば、なんとしてもこの機会に行きたい!
でも、李青さんは方向が京都駅とは逆らしく、ナビのizolaちゃんは、
「そのあと錦市場にも行くし、hiyokoさんは列車の時間が、、、」と。


izolaちゃんとしては、昨年行きそびれてしまった錦市場の「有次」に
今年は絶対に連れて行かねば!という使命を感じていたみたいでした。
でも、私の心はすっかり李青さんです。
錦市場を諦めてでも、どうしても行きたかった、、、。
これで今年も有次はなくなりました。ゴメン、izolaちゃん。
あー、ワガママな姉を許してー。




「プチレストランないとう」からは、タクシーで向かいました。


大通りから細道を入ったところに、ひっそりとありました。

素夢子古茶家に比べて、李青さんはもっとこじんまりとしています。
「隠れ家」と言うのに相応しい本格的な李朝カフェです。


いい佇まいですねー。

韓国の民家を訪れるような感じの入り口です。


入り口脇の石像。

日本のものとは明らかに違いますね。


一歩店内に足を踏み入れると、そこはもう李朝の世界。

なんて美しいのでしょう!
先日の武相荘にもありましたが、「ばんだち」いいなぁ。


静寂に包まれた中で、読書する人、お庭を眺める人などなど
それぞれの過ごし方でここでの時間を楽しんでいるようです。
こちらでは、大声のおしゃべりは禁止。
私達も入った瞬間、あまりの素敵さに歓声をあげてしまい、
場の雰囲気を一瞬壊してしまいました。反省。。。


照明も雰囲気にピッタリで素敵です。

明かりの上には、ほうずきがさり気なく置いてありました。


お店の奥の小部屋では、李朝時代の宮廷の食事のセットを展示。

チャングムで観たような様子がそのまま再現。貴重なものばかりです。



麻生さんのご説明によると、こちらのオーナーは京都の高麗美術館
の創設者(故人)のお嬢様だそうです。
とても美しく素敵なオーナーの審美眼は、そういう背景があってこそ
育まれたものなのですね。納得です。


小さなお庭もありました。

一見、草ぼうぼうみたいですが、日本のように手を入れすぎず
自然な感じにするのが韓国流とか。これもいいですね。
(我が家のお庭は韓国流なんだわ♪ムフッ。)


これらは、どれも確か商品として売られていたと思います。

もっとじっくり見たかったのですが、時間が押していて諦めました。残念。


これらは、お店で実際に使われている器類です。

李朝時代のものを惜しげもなく使っているそうです。それだけでも行く価値あり。


韓国茶のメニュー。いろいろあって迷います。

こちらではトックやビビンパなど、簡単なお食事もできるそうです。


これは私が頼んだ木の実茶。

まったりして美味しい~。


他の三人の飲んだお茶。





何を頼んだか忘れましたが、みんなで回して味見をしちゃいました。
どれも美味しかったです~。そして何より器が素敵です!!!


素敵な器に素敵な空間。何時間でもここでゆっくりしていたい気分。
この感覚、遠くない記憶にある、、、、そうだ!!俵屋さんで感じた
ものとどこか似ているんだ!!ああ、いいなー。




楽しい時間はあっという間です。。。
そろそろ駅に向かう時間が近づいてきました。
いつもなら、最後に錦市場に行って食材を買い込むところですが、
今年は時間が足りなくて行かれませんでした。
そのかわり、こんな素敵なカフェに、素敵なメンバーで行くことが
出来て、とっても幸せでした♪
これもブログを始めたお陰ですね。


表通りに出てタクシーを拾って、京都駅に向かう途中、まあぶる
さんが降り、麻生さんが降り、最後はizolaちゃんと私と二人だけに
なり、あー、今年の京都も終わりなんだという実感がわいてきて、
寂しい気持ちになりました。


今回、この京都旅を素晴しいものにしてくださった麻生さんには、
心から感謝しています。ありがとうございました!
そして、大阪からわざわざ出てきてくださったまあぶるさんも
本当にどうもありがとうございました!
お二人にはいい思い出をたくさん作っていただき、大満足な旅を
することができました



さて、次回はいよいよ、長きに渡った京都旅も最終回。
極上のお弁当と、お土産に買った甘いものです。


京都2009 京都で洋食ランチ

2009-08-26 01:04:39 | 京都
hiyokoです。


うるわし屋さんで、時間も忘れ夢中で買い物をしていたら、
あっという間にお昼です。


予約のお店は、うるわし屋さんから歩いて5分ほどの洋食店、
「プチレストランないとう」です。

おお、やっぱり入り口は京都ですねー。


これまでの京都では、朝昼晩と和食攻めでしたが、去年の
かしまし娘旅で懐石仕立てフレンチをいただいて、和食以外
のものもやっぱり京都は美味しい!と実感~。


「今年はいわゆる洋食を食べたい」とizolaちゃんに所望したら、
リストを送ってくれました。ありがと!
他にも麻生さんご推薦のお店など、気になるお店満載でしたが、
うるわし屋さんでたっぷり時間がかかることが予想されたので、
歩いてすぐのここに決めました。


そして、こちらには麻生さんの他にもう一人の女性、まあぶるさん
がいらっしゃることになっています。
大阪にお住まいですが、お仕事を抜け出してわざわざ来てくれました!
まあぶるさんとお会いするのはこれで3回目。


まあぶるさんは、最近とても興味深いブログも始められ、公私共に
充実しているのがうかがえます。
大人な雰囲気と可愛らしさと知性とをあわせ持つ、ほんとうに素敵
な方なんです。
今回、彼女が方向音痴だということも知り(笑)、大人な雰囲気
なのに可愛らしいのは、そういう面があるからだと、、、納得。



道に迷いに迷っているまあぶるさんに、携帯で的確な道案内をする
京都在住13年の麻生さん。さすがです。


さて、まあぶるさんも到着~♪
玄関を入ると、和風の佇まい。お座敷の席もあるようですね。

女性スタッフのお顔が、、、スケキヨになってしまったー!!



ダイニングスペースは大きなオープンキッチンのカウンターに
なっていて、その先にはお庭があってとても明るい。



私達が予約したのはお庭の右側部分。蔵を改装した個室です。



なぜか蔵の外の写真ばかりで、中を撮り忘れている。。。




izolaちゃん以外はスペシャルランチセットを。
izolaちゃんはすごいです、ロース豚かつセットいきましたよっ!


これは季節のお付き出し「茄子の冷製けんとん豚ジュレ」



ポテトサラダ(え?これが?と思われるでしょうが、書き
残したメモにそう書いてあるのです。んー、そうだった?)



ひれ豚かつ、和牛ハンバーグ、車エビのクリームコロッケ

どれも美味しかったけれど、クリームコロッケはかなり好み。


これに具沢山の豚汁とご飯と香の物、食後に飲み物が付いています。
かなりな量で、メインディッシュはみんな少し残してしまいました。
izolaちゃんのロースカツは巨大で、流石に残していました!
豚汁はちょっと濃い目の関東風ですが、豚や野菜のエキスが
しっかり出ていて、味はよかったです。


人気店だそうですし、それなりに美味しかったと思うのですが、
たまたまなのか、この日は私達以外にはお客様がいませんでした。
とても丁寧に作ってあるとはいえ、お値段もそれなりだし。。。
あと、ランチのメニューに、もう少し軽いものがあるといいかな。。。


それにしても、京都の洋食の世界も奥が深そう。
次回は是非、麻生さんご推薦のお店に行ってみたいです♪



さて、お食後は素敵な李朝カフェに移動です~♪

ひよこ劇場09バリ編4: 男爵散る

2009-08-24 21:39:08 | ひよこ不条理劇場
Fukunosukeです。



お嬢:「~というわけで、この人たち、危機一髪だったのよー」

一同:「へー、ふーん」




お嬢:「だけど、“ライステラスは宅地造成が目的”
    なんて、なかなか騙されるもんじゃないわよー」

バリ介:「まあそうだけど、うまくやられちゃったのさ」




お嬢:「そうね、バリは初めてなんだし、仕方ないかもねー」

カハラ:「ウチのダーリンは、育ちがよくって、人を疑う事を知らないんです」

お嬢:「へー、セレブなんだぁ。カハラちゃん玉の輿ねー」

バリ介:「お嬢、率直すぎるよ」




 ...
   ...
     ...


「ウワッハッハッハ!」








偽バリ介:「やーいやーい! ばーか! お前達なんか、やっつけちゃうぞ!」

偽お嬢:「ちゃうぞー」




偽バリ介:「どうだ! 巨人だぞー。ぶっ飛ばしちゃうぞー。
      ゲロ光線だビー!」

偽お嬢:「ちゃうぞー」



バリ介:「あ! あいつら! あんな大きいの連れて、ずるいぞー!」

お嬢:「卑怯ものー!」



男爵:「ユーたち! よくもミーを侮辱してくれたね! 許さないぞ!」



男爵:(たたたたっ!)

カハラ:「ダ、ダーリン!」



男爵:(たたたたっ)
   「こらー! 勝負だー! うぉー!」





  ダーン!

    ドカーン!

       ジャボーン!!

         (どうやら男爵はやられているらしい)










男爵:「あああぁぁぁ!」

偽バリ介:「やーい。バーカ」





カハラ:「ダーリン!」



  ドパーン!

    (カハラが飛び込んだらしい)




カハラ:「大丈夫!?」

男爵;「◎■※△×+!!!」




カハラ:「ダーリン!!」

男爵:「うーんうーん」




カハラ:「みなさんお願い! あいつらをやっつけて! もう許せない!」

バリ介:「あれ、義理もないのに、うむを言わせぬ展開ですねぇ」



その5へ続く


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ひよこ劇場09バリ編3: 悪いやつら

2009-08-22 01:13:32 | ひよこ不条理劇場
Fukunosukeです。



男爵:「んー。これがバリ名物のライステラスですかー。ビュリホー」



カハラ:「すごい!段々になってるー! ハワイのパイナポー畑だって
     こうはいかないわ!」






男爵:「いやあ、バリ介さんのおかげで素晴らしいものを見られました」


偽バリ介:「なーんも。とごろで、おめさあれ、なして段々になってか
      知ってっか? あれはな、将来、宅地にして売る時に便利な
      様に、最初っから段々にしてんのぞ」

男爵:「え? そうなんですか?そりゃ知らなかったなー」



偽バリ介:「んでな、ここはもうすぐ『希望が丘』ちゅー住宅地になって、
      サラリーマンのベッドタウンになるのさ。だがら、今この土地を
      買っとくと、後で大儲けできるのな。少なくとも20倍だ」

男爵:「ほぅ。それは耳寄りの話ですね」



偽バリ介:「だけどもよ、インドネスアでは、外国人は土地買えねのよ。
      んでもな、男爵さ、大儲けの話に興味があるならば、オラに
      金預けてくれれば、バリの友達に頼んで土地買わせっけど、
      どうだ? 一割の礼金を渡せば、後の儲けは全部自分のもんよ」





男爵:「リアリーかい!? それはいいですねぇ。乗りましょう。いくら
    用意すればいいですか?」

偽バリ介:「いぐらあんだ? まあみんな、最低でも1億円からだな」

カハラ:「ちょ、ちょっとぉ」

男爵:「大丈夫だよハニー。僕らもひとつ別荘を建てようじゃないか」

偽バリ介:「さっすが男爵、話が早え。その帽子伊達ではねな」




カハラ:「ねえーだめよー。よく考えてからにしましょうよー」

男爵:「カハラちゃんは臆病だなー。バリ介さんに任せれば大丈夫だよ」





ガヤガヤ、

   ガヤガヤ、、、






お嬢:「あー、『バリ介』とか言ってるぅ。あいつらじゃないのー!」

バリ介:「うん、そうだそうだ!」





お嬢:「こらぁ! ニセモノー! 見つけたわよー!」





男爵&カハラ:「!?」

偽バリ介:「うへっ! ほ、本物かぁ!?」

偽お嬢:「ホンモノダー!」





偽お嬢:「ニゲロー!!!」


偽バリ介:「へーん! お尻ペンペーンだぞなもし」

お嬢:「あー! コラっー!」





バリ介:「うわー。行っちゃったよ。逃げ足速いなー」

お嬢:「何あれー! あたしあんなにブサイクじゃないわよー」

男爵&カハラ:「?????!」




バリ介:「ども。バリ介&お嬢です。さっきのは僕たちのニセモノです」

お嬢:「そう。お嬢はもっとかわいいの」

男爵:「に、ニセモノ?」




カハラ:「どうりでねー、うさんくさいものー。これがダーリンの言う
     有名な“バリ介&お嬢”なの?って思ったわよー」

お嬢:「ちがうのよ。お嬢はもっと都会的なレディなの」

男爵:「だ、騙された? ミーが?」





お嬢:「ほらー、やっぱり退治に来といてよかったじゃない」

バリ介:「そうだねー。でも逃げられちゃった」

お嬢:「また出てくるわよ」





その4へ続く


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