ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

23年夏休み07_あさば 朝ごはん

2023-09-30 08:57:52 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

朝になりました。やっぱり特等席ですね。一階の(元)おひと間の場所は、あさばのウォーターフロントです。

 

滝も見えますよ。

 

小さいですがコーヒーを飲んで寛ぐには十分なテラス。これも部屋専用の設備です。

 

朝ごはんもまた楽しみ。

 

夏の伊豆ならばアジの干物です。脂がのって塩はきつくなく身はふわふわ、大変上等。

 

出汁巻きもここ数回はあれ?と思うことなく安定の美味しさ。

 

以前はあさばの朝食といえば椎茸焼が名物でしたが、今ではすっかりこれが名物。

 

鰹節と山葵をのせた山葵ご飯です。

 

サイコーです。家で真似してもここまでの完成度にはならないんですよねー。

 

あり得ない朝食風景。すごいなあ。

 

朝食のデザートはアメーラトマトの含め煮でした。夜の一品で出てくることもありましたが、朝食後の水菓子として出たのは初めて。

 

 

少しずつ内容が充実してグレードアップしている感じがあります。料金も上がっているのが厳しいところですが、世界に誇る旅館を作るとするなら仕方がないのかな。

 

 

チェックアウトは11時半ですが、チェックアウト後でもサロンでゆっくりコーヒーをいただくことができます。追い出されるようなことはありません。細いですが、こういうところが名旅館ですよね。

 

それにしても、旅館といえばあさばにしか泊まっていませんね。

 

 


23年夏休み06_あさば 夏の夕飯

2023-09-23 11:42:55 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

夕ご飯です。

 

またまたブログをさかのぼってみると、アルカナイズとセットで行った21年夏に来た時とメニューが概ね同じ構成でした。あの時と比べてみます。

 

やや、かたじけのうござる。

 

スタートはトコブシの塩蒸し。前回は鮑でしたけど、味は今回の方が美味しいと思いました。肝をソースとして別添にしてあるので身の方の磯っぽさが控えめです。

 

いつもの鄙願です。

 

もろこしかき揚げとすり流し。かき揚げは塩味のみ(前回は半分醤油味でした)。塩味の方がいいです。

 

お椀はスッポンの出汁に冬瓜。これは前回同様素晴らしかったです。

 

えへ。

 

鯵、アオリイカ、あと白身はメイチダイ。

 

名物の穴子黒米寿司。僕は好きなのでいつでもウェルカムですが。年輩の方はお腹いっぱいになってしまうので、全体の食事の量により出たり出なかったりします。2年前にはありませんでした。今回はとてもふわふわで美味しかった。穴子が旬なのかな。

 

鮎は狩野川。やはりこのサイズ(12~3センチくらい?)が塩焼きには一番食べやすいと思います。

 

毛蟹。21年はこれにウニが乗ってデラックス版でしたが、ウニは無くて正解だと思います。

 

折戸茄子と天城軍鶏の炊き合わせ。前回は軍鶏でなく黒豚でした。どっちも美味しかったですが、この料理には軍鶏が合うかな。

 

満を持して鮎ご飯です。鮎ちと少ないかなあ。

 

それでもあさばの鮎ご飯はいつ食べても最高です。紅白歌合戦が、大トリ一人の力で優勝してしまうような感じ。絶対的エース。

 

うめえよ。

 

デザートはブランマンジェにしました。

 

美味しかったです。

我々があさばに行くようになったのは2013年からです。ちょうどその頃は宿主や調理人の代替わりがあった頃らしくいろんな評判がありました。それから10年。宿も食事もじわじわと進化し、充実しているように思います

 

東のあさば、西の俵屋。この二つは本当に世界に誇る旅館だと思うなあ。

 

 

見るからに上等のお布団です。男衆が布団を敷く様子も眺めていて楽しかったです。

 

 

それにしても、部屋からこの眺めというのはすごいですね。いいと思います。

 

 


23年夏休み05_あさば 新設の客室(胡蝶)

2023-09-20 08:24:27 | 国内旅行

Fukunosukeです。

そうそう。夕飯の前に今回のあさばの目的を(たまには目新しさを出さないと)。

あさばにはこれまで「おひと間」という部屋風呂のない部屋がいくつかあったのですが、それらを無くして全室部屋風呂付にグレードアップしました。現在客室数は12。価格順に、天鼓、羽衣、萩/萌葱/浅葱、雨月/満点星/撫子、松風/藤/胡蝶、山吹となっています。

そのうち羽衣、胡蝶が完全新設の部屋です。羽衣は高すぎるので、お手頃な胡蝶に泊まってみました。

ここが胡蝶。隣の羽衣が2番目にお高い部屋です。

さてどんなでしょう。

広さとしては、以前の「おひと間」にテラスと水回りを足したくらいの広さだと思います。10畳の客室に6畳の広縁、テラス、水回りという構成です。

今時は和室でも間接照明なのですね。高級車のアンビエントライトみたい。天井に照明はないんだ。。。

天井に照明が無いと思ったらありました。すごいですね。よくこんな作り方を思いついたものです。客室がそれほど広くなく、食事は背の高いテーブルを使うので天井に照明器具がぶら下がっていると圧迫感がでます。だからこうしたのかなと想像。妥協しない宿づくり、すごいです。

軸は大津絵。雷様の太鼓釣。

そして窓からは能舞台が、、、いや、能舞台の楽屋となる鏡の間が。

窓に近づいてみるとこんな。客室専用のテラスはよいのですが、ちょっと両側の目隠しが気になります。

ありゃあ。これはちょっと残念。ちょうど隣が羽衣の浴室なので、あそこまで衝立を立てないとダメなのかも知れませんが、うーん。

テラスの端までくれば、何とか能舞台が見えます。

おもしろいことを発見。ジグザグの見床とテラスの隙間から池が覗けます。ここから鯉にエサやりができます。hiyokoは大喜び。

テラスではこんな風に夕涼み。衝立が気になりますけど、とてもいいです。

部屋の中を続けます。

広縁側から客室を見るとこのような感じです。ゴテゴテしないのがいい。シンプルの極みなのに上質で高級感があります。そこがあさばのすごいところだと思います。

広縁の一畳分はカウチになっています。これは反対側(写真の手前側)にあればカウチから能舞台方向を眺められるのですが、なんでこっち側にしたのかな。

満天星にあったのと同じLGのお洒落テレビがあります。使わないときは障子で隠せます。

水屋。ホテルのミニバーと同じような形態で機能的です。

洗面はダブルボウル。

浴室。浴槽は思いのほか大きくて立派です。でも、なぜか網戸がありませんでした。夏場は虫が多いので開けっ放しにはできないので、浴室内がすごい蒸します。カビたりしないのかな。いずれ網戸をいれるのかな。

浴室もやはりテラスの目隠しが気になりますが、池を眺めながらお風呂に浸かるのは気分がよいです。

胡蝶はこんな感じです。見床(ジグザグのテラス)に設けられた衝立は少し残念ですが、ありなしで言ったらもちろんありです。もともと1階のおひと間は能舞台と池に面した特等席。ウォーターフロントのおひと間に部屋風呂がついただけで快挙です。


23年夏休み04_あさば

2023-09-16 10:59:59 | 国内旅行

Fukunosukeです。

あさばは22年末以来です。

何度見てもいいと思います。そのうち世界遺産になったりして。

見床(テラス)側の景色がちょっと変わりました。この目隠しはちょっと異物感ある。そのうち見慣れるかな。

ロビーがすっきりしました。以前の写真と比べると、李 禹煥の作品の壁が少し手前に来ていて、二本あった柱がなくなっています。狭くなったはずなのに広々しました。

いいですね。涼しげ。

サロンを忘れちゃいけません。

壁の飾り物が変わっていました。これは何でしょう。

魯山人だって。いろいろお宝があるのですね。

夏の夕暮れ時。

きれいな団扇です。こういう細かいところを雑にしないのですね。

すっかり館の主気分のhiyoko。

私は世界一美味しいビールをいただきます。最高に幸せな時間です。もう後は何でも構いません。

いやいやまだ美味しいものが待ってます。


23年夏休み03_中伊豆うろうろ

2023-09-13 19:48:29 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

朝になりました。伊豆の渓谷沿いとはいえ、朝から暑い!

 

 

おはようございまし。

 

緑がキラッキラですねえ。

 

 

アルカナイズは朝ごはんも名物。いつもこのスタイル(乗っているものは都度変わります)。

 

ジュースは数種類から好きなだけ。欠かせないのがこのトマトジュース。最高に美味いと思います。

 

メニューの絵と同じような形で朝食がやって来ました。

 

朝食の楽しみがこれ。サラダのドレッシング。奥の液体を手前のボウルに注いでドレッシングが完成。それをサラダにかけて食べます。いつも違う趣向で理科の実験の様。楽しいのです。

 

朝ごはんもしっかり食べました。

 

チェックアウトまでの残り時間は温泉でふやけます。

 

お世話になりました。また来ます。

 

チェックアウト後は湯ヶ島辺りをうろうろしました。荒原の棚田。三段しかないですけど、日本の棚田百選に選ばれているのだそう。

 

いつの間にか我々棚田フリークみたいになってしまいました。

 

何か見どころが無いかとグーグルで探したところ、田んぼアートというのを見つけてやって来ました。んー。小さそう。

 

作ってから日が経ち過ぎたのか最初何かわかりませんでした。「お月見うさぎ」だそうです。

 

アルカナイズ近くの世古峡。ここは蛍の名所だそうです。以前近くまで蛍見物に来ましたが、ちょっと時期を外していて空振りだったので、いつかいい時期に来てみたいです。

 

hiyoko「オッケー」

 

という感じでブラブラ時間を潰して、二軒目に到着です。

 

 

いやホント他に行かないですね。つまらない人達だ。