ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

別所温泉ぶらり

2021-08-28 17:19:05 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

今年の春の話です。hiyokoの”活動”のお供で真田氏ゆかりの上田に行ってきました。そのついでに別所温泉まで足を伸ばしました。

 

上田駅から別所温泉までは上田線というローカル線が走っていて、レトロな駅舎があります。

 

こんな電車に乗ったら風情のある旅ができそうです。ちなみに、19年の台風で千曲川にかかる鉄橋が流されてしまい、全線再開したのは21年の3月末のことだそうです。大変だったんだー。

 

別所温泉は小さな温泉街ですが、寅さんの舞台にもなった所です。劇中この駅や車両がまんま出てきました。

 

ここは北向(きたむき)観音。変わった名前です。本当に北に向かって建っているそうです。

 

これは同境内の護摩堂。

 

 

hiyokoは歴史よりおみくじ。

 

第十五凶。罰が当たったようです。手が震えています。

 

反省しつつ次のスポットへ。安楽寺。名前に惹かれたわけじゃありません。

 

境内は山の中。静かで心落ち着きます。

 

とっても気持ちがいいです。

 

裏の山を墓所の方に上がっていくと見えてきました。思わず歓声があがります。

 

八角三重塔。四重にしか見えませんが一番下のはひさしとして勘定にいれないのだとか。せっかく作ったなら勘定に入れりゃいいのに。1290年頃の建立で長野県初の国宝だそうです。そんなすごい建物が人気のない山奥にひっそりと建っているなんて、ちょっと感動します。

 

木造の建物って700年ももつのかな。何度も作り直しているのかな。

 

さて。宿に向かいます。かしわや本店という旅館に一泊。いかにも山間の温泉旅館です。

 

お部屋はまずまずきれいです。

 

寝室は別室となっていてベッドです。これはありがたいです。

 

無理やり作った感がありますけど、小さな露天風呂がついています。

 

お食事は真田ゆかりっぽい感じ。

 

山の温泉旅館のお食事です。意外に薄味で美味しかったです。

 

なかなかここまで来ることは無いので、もう少し足を伸ばしてみることにしました。

 

 


バリまとめ:マジックアワー

2021-08-24 21:52:11 | バリまとめ

Fukunosukeです。

 

バリのつれづれを書いてきましたが、今回で最後です。

 

日の出、日の入り前後の数十分をマジックアワーというそうです。水平線の上に太陽がある時間がゴールデンアワー、水平線の下にある時間がブルーアワー。

GW時期のバリは、6時半頃に日が昇り、18時過ぎに日が沈みます。大体この時間は、我々は呆けた宗教みたいに太陽の方を拝んでいます。マタハリ教かな。


いろいろな所で見た日の出、日の入りをまとめてみます。

まずは、バリの朝焼けシリーズ。

 

フォーシーズンズ・ジンバランのヴィラから眺める朝日。ヴィラのシルエットがバリらしさを演出します。

 

サヌール。タンジュン・サリ前のビーチから見る朝焼け。ワンコがパトロール中。

 

同、サヌールビーチ。ジュクンという小舟越しにに見る朝日。

 

これは北端のロビナでジュクンに乗って洋上から見た朝日。風景がスローモーションの様に見えてドラマチックでした。

 

うーん。きれいだ。

 

 

続いて夕日シリーズ。

 

夕日は、あちこちでお酒を飲みながら見物することが多いです。夕日が好きというより、かこつけて酒を飲みたいだけかもしれません。否定しません。

これはチャングーのカフェです。

 

そのカフェから見た夕日。次々形を変える波打ち際を夕日が染めるのは見ていて飽きません。

 

ジンバランです。フォーシーズンズ・ジンバランの部屋からは夕日が見えないのですが、ジンバランビーチまで歩いて降りるときれいな夕日が見られます。地元の人が思い思いに過ごす様子を眺めているとのんびりします。

 

スミニャックビーチ。ザ・レギャンから見る夕日。

クラブアットに泊まるときは、6時から8時までこの場所で過ごします。無料のカクテルタイムをいいことに、プロセッコを一本分くらい飲んでしまいます。毎日ですよ。アルコールの高いバリです。迷惑な客だろうな。

 

そうそう、ここで飲むピニャコラーダはとっても美味しいんです(濃いめで作ってもらうのが秘訣)。

 

日が沈んだ直後は息をのむような美しさ。ここからブルーアワーです。

 

乗馬をしている人もいます。

 

日が沈んだ後も、空の色が刻々と変わっていきます。

 

うわあすごい。

 

 

きれいな夕日をみると、それだけで全部上手くいった気分になります。

 

 

日の出、日の入りは毎日違います。見られない日もあります。なので毎日飽きることがありません。

それと、日が昇る/沈むと空気が変わるのですが、この瞬間がたまらなく好きです。朝なら日が出た瞬間からジリジリ気温が上がるのが分かります。日が沈むと、すうっと涼しい空気が流れてきます。1日の始まりと終わりを肌で感じられるのは素敵です。バリで一番好きな瞬間です。

 

という、バリ。

 

ここまで紹介してきた以外にも、音楽やダンス、買い物、観光スポット、民芸やアート、宗教やバリニーズの世界観など、紹介すべきバリの魅力はいろいろありますが、その辺は勉強不足なのでいずれ機会があれば。

うーん、バリの一番の魅力を考えてみようというつもりでしたが、結局とっ散らかってダメでした。企画倒れですみません。ありきたりですけど、色々”チャンプル”でバリが好きってことなんですかね。いつかまたバリに行けたら、そのあたりのことを噛みしめながら旅してみたいと思います。

またバリに行けたら、ホントに泣いちゃうかもしれませんね。あちこち拝んじゃうかもしれない。

 

 

 

ともあれ今は、平穏な日常が一日も早く戻ることを願うばかりです。

 

サンペイ ジュンパ ラギ!

 

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バリまとめ:Nさんのこと

2021-08-19 19:48:05 | バリまとめ

Fukunosukeです。

 

そうそう。この方のことを忘れてはいけません。フォーシーズンズ・ジンバランのゲストリレーションズだったNさん(真ん中の方です)。

 

フォーシーズンズ・ジンバランに泊まるたび、いろいろ教えていただいたり、世話を焼いていただきました。間違いなく僕らがバリで一番お世話になった人です。

 

 

我々は泊まるのが大概GWなのですが、Nさんがhiyokoの誕生日を承知していてくれるので、チェックインの時にはいつもお花をくださいました。

 

 

hiyokoはすっかり芸能人か国賓気取り。当たり前の様な態度でけしからんです。やはりこれが許されるのは黒柳徹子くらいです。

 

Nさんがオフの日に、タンジュン・サリに3人でお茶しに行ったこともありました(その節は無理やり誘ってすみませんでした)。

 

Nさんには、2005年の初バリの時からお世話になりましたが、実は最初はクレームから始まりました。割り当てられた部屋が外の道路に近く始終バイクの音が聞こえ、バギーもよく通る場所でうるさくて明け方に目が覚めるほどだったのです(という部屋もフォーシーズンズ・ジンバランにあるっちゃある)。この部屋に5泊は耐えられないということでルームチェンジをお願いしました。そうしたらとても親身になってくれて、部屋をいくつも見せてくれ、好きな部屋を選ばせてくれたのです。まあ、最初の部屋の割り当てはあれでしたけど、その後の対応でずいぶん親切な人だなあと思いました。という、ちょっと強めのコンタクトがあったせいで、それ以来何でもNさんを頼りにする様になりました。

チェックインの際にはほとんどいつも対応してくれました。その際に必ず「最近のバリは?」というやり取りをしました。Nさんに聞くバリの最新情報はいつもツボを突いてくるので、お話を聞いて予定を立てるのが楽しみでした。

Nさんはフォーシーズンズのスタッフなのに庶民的、親しみやすい系です(いい意味で言ってます)。僕はフォーシーズンズに泊まって平常心でいられる人じゃありません。その緊張をいつもNさんがリラックスさせてくれました。こちらの勝手な思い込みですが、バリの親戚みたいな気分でお付き合いさせていただきました。Nさんがフォーシーズンズに居なかったら、フォーシーズンズにもバリにもこれほど通わなかったと思います。本当によくしていただきました。ありがとうございました。

 

そんなNさんですが、残念ながら20年年の秋にフォーシーズンズをお辞めになってしまいました。コロナの影響だそうです。もう一度フォーシーズンズ・ジンバランでお会いしたかったです。それが叶わないのは残念でなりません。

いつか再びバリに行ける様になった時、Nさんの居ないバリをどの様に感じるのか、少し不安です。

 

 

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バリまとめ:hiyoko祭り

2021-08-17 19:03:42 | バリまとめ

Fukunosukeです。

 

hiyokoはGW中が誕生日なので、バリに行くと二人で誕生会をします。それをいつからかhiyoko祭りといってます。バカですね。

初めてバリに行ったとき、フォーシーズンズ・ジンバランのプランが「5泊するとプライベートディナーが1回無料」みたいなパッケージになっていて、それを誕生日ディナーにしたのが始まりでした。

 

2005年:フォーシーズンズ・ジンバラン

これがその時のディナー。初祭り。ヴィラでやりました。それまでは海外旅行で特別な食事をするなんて思いつかなかったのですが、やってみたら何だか面白かった。hiyokoは機嫌よく飲み過ぎて最後はソファで寝てました。

 

 

2007年:ベッド・オン・ザ・ビーチ

それ以来、バリに行く前にホテルに連絡し、どんな企画や演出があるかを事前に調べるようになりました。2007年は、フォーシーズンズ・ジンバランのビーチで行われていたベッド・オン・ザ・ビーチというディナーにチャレンジ(これ全部がhiyoko祭り仕様というわけではありません)。

 

こんな風に、天蓋付きのデイベッドで寝そべりながらディナーを楽しむという、お母さんに叱られそうな趣向。ビーチには無数のキャンドル。生バンドも入って面白かったです。でも数年後にこの企画は止めたみたい。やはりお母さん方から苦情が入ったのでしょうか。

 

hiyoko「消すんかーい!消さんのかーい!なんてねー!」

 

 

 

2008年:カユ・プティ

できたばかりのセント・レジスのファインダイニングで。ここのチョコレートケーキはなかなか美味しかったです。でも途中でhiyokoが酔って気持ち悪いと言い出し、慌てて帰った苦い思い出。18年にリベンジしたら、ケーキの味が変わってました(それも美味しかったです)。


関係ないですが、この頃から、バリでは高級・豪華なホテルやレストランが増えてきたように思います。

 

 

 

2009年:ディ・マーレ

南端ウルワトゥ、カルマ・カンダラのダイニングで。ここはロケーションがロマンチック(でも日没後は何も見えない)。客が少ないのもプライベート感があってよかったです。崩壊感のあるバースデーケーキがちょっと面白い。誰が作ったのか。

 

 

 

2009年:ラ・ルッチオーラ

スミニャックのルッチオーラでも祭りました。この時は仲間が大勢いたのにhiyokoは半分寝ていました。とにかく暗くすると寝ます。ソーラー発電で動いているのかも。でもケーキが運ばれてきたときはピッと起きました。晴れがましいのが好きなんです。

 

 

 

2010年:PJ's

フォーシーズンズ・ジンバランのPJ'sで。うーん。こうしてみると、常に蠟燭は一本。毎年1歳なのか。なるほど成長しない。

 

 

 

2010年:アマンダリ

hiyokoはこの回が一番印象に残っているそうです。この時は調子に乗り過ぎました。「50ドル(くらい)でダンサー手配できます」とか言われて頼んだらちびっ子ダンサーでした。今なら児童労働の搾取とか怒られそうです。遅くまですみませんでした。

 

そしてやっぱり1歳。

 

 

2011年:ジ・オベロイ

初めてオベロイに泊まった年です。行ってみたらヴィラがあまりにすごいので、部屋でやりましょうということになりました。この辺から、到着後に段取り手配という手抜きになりました。いやそうじゃない。現場を見て臨機応変に企画を組む方針にしたのです。

 

オベロイで誕生日ディナーを頼むと、葉っぱの王冠を作ってくれます。こういうのはいいですよね。

 

 

2012年:ジ・オベロイ

2年連続でオベロイとなったので「何か違う企画を」と頼んだらこうなりました。

ビーチでのプライベートダイニング。宇宙との交信の儀式みたい。

 

2012年:バリ・アスリ

東部のバリ・アスリでは、お仲間がサプライズで演出してくれました。

 

バースデーケーキがテーブルをぐるぐる回ります。

 

しかし、どれほど偉いんだこの人は。黒柳徹子くらいか。

 

お、ろうそくが3本。ここで3歳になったようです。

 

 

 

2014年:スンダラ

フォーシーズンズ・ジンバランのSUNDARAで。この時はまだ、ケーキがPJ's時代と同じでした。


 

 

2017年:スンダラ

2017年に行ったときは、世界チャンピオンになった日本人パティシエが着任直後で、特別なバースデープレートを用意してくださいました。

 

流石にバリで食べたスイーツの中で一番美味しかったです。それまでは濃厚で甘い物が多かったですが、上品で繊細な味にびっくりしました。ちなみに、この時のパティシエは現在大手町のフォーシーズンズにいらっしゃるそうです(21年5月時点)。

 

 

2014年:メラ・プティ

クロボカンのインドネシアンレストランで。バリフリークの諸先輩がお祝いしてくださいました。

 

 

2017年:フォーシーズンズ・サヤン

これは、一番恥ずかしかった回です。有名なロビー棟屋上の蓮池で。誰かに見られたら恥ずかしいからこの場所では嫌と言ったのに通じていませんでした。

これはさすがにどうかと思います。そこまでめでたくないよ。

でもまあ、後になればいい思い出です。

 

 

 

2018年:ザ・レギャン

一転してレギャンでは大人っぽくビーチサイドのバレでシーフードBBQ。

 

この時は、hiyokoがテーブルを歩いていた赤アリに刺されて痛がっていました。当時話題のファイアーアントかと焦った。

 

 

 

2019年:フォーシーズンズ・ジンバラン


祭りじゃないですが、こんなのもありました。もちろん頼んだわけじゃないです。サプライズ。

 

僕が一番印象に残っているのは、この年かな。フォーシーズンズジンバランのガゼボでのhiyoko祭り。これは正真正銘hiyoko祭り仕様です。すごいな。

 

セッティング&サービスの担当君がすごく張り切ってくれたみたいで、キャンドル増量で50個もありました(頼んでないですよ。勝手にそうなった)。

 

テーブルもど派手です。新婚さんじ向けですね。。。

 

この時はお料理も感心するほど美味しくて大満足でした。

 

まだいくつかありますが、ゲップが出そうなのでこの辺でやめておきます。

hiyokoの話では「誕生日がGW中のため、学生時代はみんながお祝いしてくれなくて面白くなかった。だから今その分を取り返している」のだそうです。取り返し過ぎです。

いろいろやりましたが、どれもいい思い出です。海外の旅先でお誕生会をするなんてハードル高そうですけれど、バリのホテルはそういうのお手のもの。「ロマンチックディナーやりたい」と一言いえば、あとはバリの人達が腕まくりして楽しませてくれます。

バリのおもてなし力、機会があれば体験してみてください。絶対バリを好きになると思います。

 

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バリまとめ:アマンのアクティビティ

2021-08-13 08:21:45 | バリまとめ

Fukunosukeです。

 

アマンですごく思い出に残っているのは、アクティビティの楽しさです。

 

アマンダリの早朝トレッキング

 

朝7時にインストラクターと出発です。出だしはまだ余裕ぶっこいています。

hiyoko「♪かーわぐちーひろしがー どーくつにはーいるー♪」

 

ところがどんどん道のない森の中に分け入って行くので、すぐに不安になってきます。

 

hiyoko「揺らさんといてー!

 

途中からは、何でこんなにハードなのかと辛くなってきます。

 

hiyoko「山伏の修行みたいやな」 

 

それでもバリの自然はあちこち驚きに満ちています。気根が縄暖簾のように垂れ下がる巨大樹にはたまげました。

 

そんなこんなでたっぷり90分探検。やっと朝ごはんを頂戴できます。

hiyoko「たまらんわー。これええなー!」

 

 

同じくアマンダリのクッキングスクール

hiyoko「なんで籠とおぜぜが要るのですけ?」 

 

hiyoko「はー、料理で使う材料を買って来いと。にしてもビンタンスーパーじゃダメ? なんかすごいんですけどー」

 

hiyoko「へへ、調子に乗って買いすぎてしもた。見せたげる」

 

Fukunosuke「ほらー、あんなに買うから仕込みが大変じゃないかー!」

hiyoko「スンマセン」

 

hiyoko「米を炊くって、これ一体何合あるん?」

 

 

ぱない量の食事ができました(実際にはこれの倍くらい)。

 

なんの事はない。会場として借りた民家の人たちやスタッフにも振る舞われるのです。体よく一日寮母をやらされた感じです。でも楽しかったー!

みんなに分けて、残った分を自分達でいただきました。

 

最後にはお互いの労をねぎらい、団結力が強まりました。企業のチームビルディング研修に最適ではないでしょうか。

 

 

アマヌサのタートルリリース

食用に捕まえられた海亀をマーケットから買い取って海に返すプログラム。 

 

hiyoko「はよ海にお帰りー」

 

スッポン大好物の人が良い人ぶっている。。。

 

hiyoko「コロスー!てめえぜったいコロスー!」 

 

 

とまあ、どれもサディスティックな企画というか、ちょっと濃い体験で、少し覚悟がいります。

それだけに唯一無二。達成感もあるので、アマンの思い出がより忘れ難いものになりました。

 

 

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